手づくり」カテゴリーアーカイブ

スパンコール

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大量の金色のスパンコールを見て

ぼくの持ち主は思いました。

スパンコールを

縫いつけるのは大変だけど

もしかしたら編み込むのは

簡単かもしれない。

そこで持ち主は

スパンコールが入るくらいの

極細レース糸を購入し

スパンコールを編み込みながら、ポーチを作り始めました。

確かに、スパンコールを編み込むのは、縫い付けるよりも簡単です。

ただ、新しい問題が発生しました。

それは、なにせレース糸が極細なので、編むのに時間がかかることです。

小さな袋状になるまで、相当な時間がかかりました。

それからというもの、持ち主は

スパンコールが大量についた服やバック、そしてレース製品を見ると

敬意を表さずにはいられないのです。

安全ピン

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ある雑貨屋さんで、ぼくの持ち主は

布でできた箸袋を見つけました。

結構いい値段です。そして持ち主は

これなら作れるかもと思いました

でも、持ち主が箸袋を作る布を

引っ張りだしたのは、それから

半年くらい経ってのことでした。

持ち主は、箸と布を交互に見ながら

どんなデザインが

一番縫い目が少なくてすむだろうか?と、考えました。

そして、一番簡単な袋型の箸袋を、1週間分、5つ作りあげました。

そして、また考えました。

蓋がないと、箸がでちゃうかな?でも、ボタンをつけるのは、面倒くさいし

スナップなんか、もっと面倒くさいし…。あ、そうだ!

そこで持ち主は、縫わなくても、箸がでてこない方法として

安全ピンで箸袋を止めることを思いついたのでした。

持ち主は得意げですが、安全ピンって、手、抜き過ぎじゃないですか?

ぼくの誕生日ケーキ

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今日は、なんの日でしょう?

ぼくの9歳の誕生日です。

そんなぼくの誕生日に

ぼくの持ち主が作ってくれたのは

ケーキです。消しゴムですが…

以前、持ち主の誕生日に

クツワ株式会社の

「レンジでカンタン♪

けしごむをつくろう!」

というおもちゃを、お友達がくれたんです。

ところが、対象年齢6歳以上のこの消しゴム作り、けっこうむずかしいのです。

まず、消しゴム粘度をよく練ります。そして、型にいれて、とりだします。

色は調合してつくり、水をはった箱に入れてレンジにかけ、冷やすだけなのですが・・・

まず、消しゴム練りが大変です。

そして、練りがたりないのと、型から上手にとれないのとで、へんな筋がはいってしまいます。

その上、色の調合は、写真のようなパステル調にはならず、みんな濃い色になってます。

それでも、けっこう楽しんだ持主。

最後には、チョコレートブルーベリーケーキという

茶色と紫の、おしゃれなオリジナルケーキも作ってくれました。

でも来年は、食べられるケーキがいいです。

けしごむをつくろう ・ ケーキ けしごむをつくろう ・ ケーキ
価格:¥ 525(税込)
発売日:

湯たんぽ

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寒い日々が続きます。

そこで、寒がりのぼくの持ち主は

湯たんぽを買いました。

湯たんぽカバーの値段を見ると

結構高かったので

自分で編むことにしました。

ボタンをつけるのは、面倒くさいので

口を縛るデザインに決めました。

そして、毛糸がピンクだったので

子供っぽいけど、キャンディの形にしようと、安直に決定しました。

半分ほど編み進め、キャンディの半分ができたとき、持ち主は気がつきました。

お魚?

持ち主の湯たんぽカバーが魚の形になったのは、そういう訳です。

ティーコゼー

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ぼくの持ち主は

毎朝、ティーバックですが

紅茶を飲みます。

お茶を濃いめに出したいので

蓋をしてから、鍋つかみをかぶせ

コゼー代わりにしていました。

でも、鍋つかみでは

ちょっとさびしいので

あまった毛糸で、マグカップ用の

コゼーを作り始めたのです。

編み進むうち、毛糸が足りなくなってきましたので、違う色を混ぜて編んでみました。

そのため、できあがったコゼーは、ツギハギです。それを見た友達が言いました。

これ、口じゃない?目、つけなよ。

そこで、持ち主は、 − − と、いう細目をつけたところ、たいそう不評でした。

そして、 × × の目を勧められました。

ぼくは、好きですけど。細目。

編み物

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ぼくの持ち主が

愛読雑誌SPURを見ていると

そこに、ソニア・リキエルの

かわいいマルチボーダーマフラーが

のっていました。

しかし、お値段が・・・

まったく購入不可能です。

そこで持ち主は

3,000円でモヘアの毛糸を購入し

マルチボーダーマフラーを作り始めたのです。

編みすすむうちに、持ち主は気がつきました。

編み方がかたくなり、マフラーが細くなっています。持ち主は、マフラーをほどきました。

その後も、編んではほどき、編んではほどきを繰り返し

マフラーは、ようやく1メートルくらいになってきました。

そんなある日のことです。

折り返し地点を越えたと余裕で編み棒を動かす持ち主の目に

あるものがとびこんできたのです。

下から、40センチくらいのところでしょうか?

なんと、一目だけ、編み間違えているではないですか!

持ち主が叫び声をあげたのは、いうまでもありません。

持ち主のタスク

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この連休を利用して、ぼくの持ち主は

やろうとしていたことが

いくかありました。

押し入れの整理。

古くなった椅子の張り替え。

作りかけのバックの仕上げ。

ボスから借りたDVD

ザ・ホワイトハウス12話を見る。

なんと、すべてやりとげました。

えらいです!

その上、毎日2時間以上のお昼寝もできたんですから

たいへん充実した日々だったといえるでしょう。

あまりに充実しすぎていたから

ぼくを一日中枕の下で押しつぶしていたことにも、気がつかなかったんですよね。

ビーズ大魔王

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朝起きると、ぼくの持ち主は

憂鬱そうに言いました。

ビーズ大魔王がおわしました。

なんですか?そのビーズ大魔王って?

ぼくが尋ねると持ち主は答えました。

調子にのって、ビーズをやりすぎると

肩と首の上に大魔王がいらして

たいそう重いのだ。

関連する大魔王様には、編み物大魔王様がいる。

ああ。肩がこってるってことですね。

リリアン

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訪れたディズニーシーで

ぼくの持ち主が

お友達に買ったおみやげは

ディズニーには無関係の

リリアンでした。

おみやげを購入し

自分も欲しくなって

自分用リリアンも購入した持ち主。

二人は

昼休みにリリアンを始めました。

無口にリリアンを編む二人の大人。

通りがかる人は、そんな二人を見て大笑いです。

でも、リリアンでできあがった紐。

これは、いったい何に使うのでしょうか。

大人になっても不思議です。

セーターかごバック

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それはまだ、暑さの残る日でした。

ぼくの持ち主は

ファッション雑誌を読みながら

冬用のバックが欲しいなぁと

つぶやきました。

けれども持ち主には

そんな予算はありません。

そのときふと、

夏に大活躍したかごバックが

持ち主の目に入りました。

そして、持ち主はかごバックに向かって言ったのです。

きみに、セーターを編んであげよう。

そうして、このセーターかごバックは完成したのでした。