金龍さまは
ぼくの持ち主の夢に
時々現れる金色の龍です。
例えば、持ち主が夢の中で
戦っていて
どうにも勝てなそうな時
現れては助けてくれます。
今回、突然現れた金龍さま。
休みといっては
ダラダラしている持ち主は
厳しい金龍さまに
叱られるんじゃないかとビクビクしていました。
すると、金龍さまが言ったのです。
おまえは、疲れているようだから、身体を休ませろ。
えええ。寝てていいの?金龍さま。掃除しなくちゃなのに。
持ち主が尋ねると、金龍さまは言いました。
掃除?そんなものは適当でよろしい。
とにかく、休みなさい。
他にも、いくつか持ち主に指示をして、金龍さまは消えて行きました。
これは、持ち主の都合のよい夢なのかもしれないですが
掃除をしなくちゃしなくちゃと思っていた持ち主は
金龍さまのお許しを頂いて、安心してゆっくり眠り続けられたことは事実です。
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モモちゃん
ゼノさまの眼帯
厄を抱えて
その日、ぼくの持ち主は
こんな夢を見たのです。
バスに乗って坂道を上がり
途中で降りた持ち主。
すると、道の向い側を
持ち主のお友達のお姉さんが
走っているのが見えました。
彼女は、平然とした顔で
胸に大きな消しゴムを抱えて
坂道を走っています。
白いブラウスに紺のフレアスカート。
そしてベージュのパンプスで、お姉さんは身軽そうに走っているのです。
ただ、その胸に抱えた消しゴムには
厄という漢字が太く黒い字で、大きく書いてあったのでした。
その日、会社へ向かった持ち主は、お姉さんに夢の話をしてみました。
すると、お姉さんは、あらまあという顔をしながら言いました。
今日、すごく運が悪いのよ。まさに厄だらけって感じ。それ、正夢ね。
持ち主の夢、正夢だったようです。
風に乗る
その日
早朝目覚めたぼくの持ち主は
二度寝をしました。
そのとき、こんな夢を見たのです。
山が近い田舎町で、持ち主は
薄暗い道をトコトコ歩いています。
そこに、強風が吹きます。
その時持ち主が
エイヤっとジャンプすると
うまく風に乗りました。
そして、持ち主は山を越え
風に乗ったまま、目的地に着地しました。
うまく風に乗れたな。
持ち主が考えているときに目が覚めました。
夢判断からすると、自由に空を飛ぶのは、吉夢らしいですが
風に乗るというのは、風というものの支配下にいるわけなので
自由に飛んでいるわではなさそうです。
空を飛ぶことは、抑圧からの解放を意味するらしいので
持ち主が、なにかから解放されたくて仕方がないことは、確かなようです。
オカルトちっく
今朝、むくりと起き上がったぼくの持ち主。
ぼくをつかんで、言いました。
TJ、かわいいなぁ。
その日
持ち主は夢を見たそうです。
細かいところは
忘れてしまったそうなのですが
こんな夢だったそうです。
なんだか、ぼくが無惨にも
壊れかけていたので
ぼくの部分部分をはさみで
切り取りながら、ちがうぬいぐるみに
懸命に縫い付けていたそうです。
ぼくは、ぺったんこになっていて、原型をとどめていなかったらしいです。
そのとき、持ち主の後ろでは、だれかが彼女と別れた話をしていたらしいです。
それを聞きながら作業をして、このTJ、かわいくないなぁ。
と、思っていたらしく、冒頭のTJ、かわいいなぁ。
に、つながったようです。
そのオカルトちっくな話を聞いて
ぼくはなんだか持ち主のことが心配になってしまいました。
大丈夫でしょうか?
温泉の素
ぼくの持ち主は
久々に変わった夢を見ました。
どうやら持ち主は
旅行に来ているようなのです。
場所はトルコらしいです。
そこには、プールみたいな
不思議な川が
激しく流れていますが
なぜか、みんなそこで泳いでいます。
持ち主の友達が
そこに入りたいというのですが
持ち主は渋ります。
仕方なく、足だけを川の淵につけていると
かごを持ったお姉さんがやってきました。
そして、かごの中の温泉の素を買わないかと言いました。
じつはこの川は人口的にできていて
川の水には温泉の素が入ってるそうなのです。
ちなみに温泉のもとは、ツムラが開発したそうで、ひとつ40円だそうです。
隣のおばさんが温泉の素を購入した時、持ち主はぱちりと目を覚ましました。
おしかった夢
夢を見るとき、ぼくの持ち主は
本当に時々のことなのですが
正夢のような夢を見ます。
そういえばこんな夢を見ました。
その時持ち主は
仕事で携帯電話の
調査表のようなものを
作っていました。
夢で、長らく会っていない
お友達が現れたので
持ち主は聞きました。
携帯、なに使ってる?
するとお友達は言いました。
ドコモ。富士通の白。
後日、本当に久しぶりにそのお友達に会うと、なんと白いケータイを持ってます。
そして、ドコモです。
持ち主は、少し怖くなりましたが、勇気をだして聞いて見ました。
富士通のケータイを使ったことがあるかどうかです。
お友達は、ない。と、言いました。
それを聞いた持ち主は、残念なような
ほっとしたような気持ちになったのでした。