ぼくの持ち主は、トマトとモッツァレラチーズとバジルのサラダ、
カプレーゼが大好きです。
でも、バジルが安く手に入ったその日は寒かったので、
これを温めて食べてみたらどうだろうと思い立ちました。
トマトと玉ねぎでトマトソースを作り、パスタと和えます。
そこに小さめのモッツァレラを入れます。そしてバジルを追加です。
モッツァレラが溶けて美味しいです。癖になりそうです。
モッツァレラは高いので、贅沢な一品ですが、二日連続で食べてしまいました。
亡くなったぼくの持ち主の祖母は
不思議な料理を考えつく人でした。
持ち主祖母レシピのなかでも
持ち主のお気に入りは
海苔パンです。
バターを塗ったパンに
醤油をつけた海苔を
はさむだけですが
なかなかの美味なのです。
その日、韓国海苔を見ながら
持ち主は思いました。
海苔パンが美味しいんだから、韓国海苔パンもいけるはず。
そこで、パンの上に、韓国海苔、きゅうり、ハムをのせるという
韓国海苔パンを考案しました。
普通に美味しいです。韓国海苔パン。
まだまだ工夫ができそうな予感です。
その日、ぼくの持ち主は
なんだかモチモチしたものを
食べたくなりました。
そして、家にある食材で
なにかモチモチしたものがないか
考えていたら
持ち主母が送ってくれた
高崎うどんを思い出しました。
このうどんは、上州の郷土料理
おっきりこみに使う
幅の広い生麺です。
おっきりこみは、この生麺を野菜などと煮込むのですが
このうどんをゆでて、生パスタのように使ったら
モチモチ料理になるのではないでしょうか?
そこで持ち主は、チンゲン菜とエビを炒め
万能中華調味料ウェイパーで味をつけ、そこに茹でた麺を入れました。
適当に作ったわりに、これがなかなかおいしく、期待通りのモチモチでした。
持ち主は、大変満足しました。
ぼくの持ち主は
トマトが好きです。
時々、無性に
トマトソースを食べたくなります。
なので、気がむくと
トマトソースを作ります。
玉ねぎ、ニンニクをみじん切りして
あったらベーコンも入れます。
塩こしょうで味つけし
トマト缶にローリエを加えて
煮込むだけのシンプルなものです。
ちなみに持ち主は
トマト缶はホールではなくカット派です。
なぜなら切るのが面倒くさいからです。
いつも、缶の蓋をぱかっと開けて、どばっといれます。
その日も、いつものように、トマト缶を開け、どばっと入れた瞬間
なにかが違うことに気付きました。
どばっというより、どさっとトマトが落ちたのです。
なべをのぞかなくてもわかっていましたが、やっぱりのぞいてみました。
やはりそうです。鍋の中には、立派なトマトがホールでゴロゴロ入ってました。
そうなのです。持ち主はうっかり、カット缶ではなく
ホール缶を買ってしまっていたのでした。
うっかり者の持ち主は、それからもくもくと
鍋の中のトマトをつぶし続けたのでした。
ファーマーカズさんのコメント
ブルーベリージャムと
ごはんですよを間違えて
パンに塗った事件を読んで
ぼくの持ち主は、急に
海苔パンを食べたくなりました。
海苔パンとは何かと言うと
今は亡き、持ち主祖母の
考え出した食べ物です。
作り方は、いたって簡単で
焼いたトーストの間に切れ込みを入れてバターを塗り
そこにしょうゆをつけた海苔をはさむだけです。
パンとバターに海苔やしょうゆと聞くと
なんだか変な感じがするかもしれませんが
これがどうして、大変美味しいです。
騙されたと思って、ぜひ試してみてください。
ポイントは、バターを黄色くするまで溶かすことと
海苔に醤油をつけすぎず、でもしっとりさせることです。