月別アーカイブ: 2006年12月

おべんと包み

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ぼくの持ち主の

えらいところのひとつは

毎日お弁当を

つくっているところです。

いつも

同じメニューだったりもしますが

気ままなひとり暮らしですから

仕方ありません。

ただ

ぼくがいつも気になっていることは

持ち主のおべんと包みが、毎日同じだということなのです。

みんな、持ち主のことをフケツと思っていたらどうしましょう。

みなさん、聞いて下さい。違うのです。

持ち主のおべんと包みがいつも同じなのは、

ただ、同じおべんと包みが 4枚 あるからなんです。

毎日、同じもので包んでるんじゃないんですよ。

メリー☆クリスマス

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きょう、ぼくの持ち主は調子が悪くて

会社を休みました。

先週忙しくて疲れがたまってたことと

宴会続きで胃が悪くなってたことが

原因みたいです。

そんな持ち主を心配して

みんながメールをくれました。

そんな優しい持ち主のお友だちたちに

ぼくは持ち主の代わりにありがとうを言いたいです。

持ち主の友だちたちと、ぼくの持ち主と、それにぼくにも

メリー☆クリスマス!

看板くま

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ぼくの持ち主のお友達は

カフェを経営しています。

料理もホールも、なんでも自分でやってます。

壁も床も自分で塗ったらしいです。

きのう、手作り看板ができたので

見せてもらいました。

黒地に白のステキな看板なので、

しろくまのぼくにはぴったりだと思い

お店の看板クマになろうと、ぼくは心に決めました。

すると、持ち主のお友達はぼくに言ったのです。

なんか、うすよごれましたね。

やはり、灰色くまのぼくは、看板くまにはなれませんか?

あかちゃん

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きょう、ぼくの持ち主はお友達と

会社近くの雑貨屋さんに

行ってみました。

しばらくして

会社の知り合いがふらりと

そのお店に入ってきました。

彼女は、雑貨屋の一部を占める

子供服目当てに

やってきたのだそうです。

子供を生んだとは思えない彼女の細さに

持ち主が驚いていると

おなかとか、ぽよぽよだよ

と、彼女はいいました。

でも、おなかがぽよぽよになっても、子供を生んでよかったと思う。ほんとにかわいい。

いつも無口な彼女の言葉は、なんだか重みがありました。

でも、子供だけはひとりじゃ作れないと、持ち主は思ったのでした。

わからないよっ!

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忘年会シーズンですね。

ぼくの持ち主もきのう

絵描き仲間との

忘年会に行ってきました。

その場所は、新宿歌舞伎町にある

上海小吃という名の中華料理屋さん。

持ち主は、新宿伊勢丹を出て

靖国通りを歩き始めました。

そして、目印の新宿区役所の前を歩き

次の目印の風林会館を左に曲がり、

次の通りの左側に、あるはず・・・なのに店がない!

まわりには、怪しいお兄さんたちと怪しいお店たち。

さすがの持ち主も立ち止まれず、区役所まで戻って知り合いに電話してみました。

わからない〜?でしょ?どこ?あのね、東通りってとこをね・・・ぶちっ

電話は無情にも切れました。もう一度かけても通じません。

持ち主は東通りを再び歩き始めました。

やはり、あるはずの店は、あるはずの場所にありません。

その時です。持ち主の目に、とてもとても細くて怪しい路地が目に入りました。

その前に、おじさんが立ってます。その向こうに、赤い提灯と看板。

そうです。ようやく持ち主は目的地にたどりつけたのでした。

まさか、あんなところに店があるなんて・・・

お疲れ

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は〜っ

ぼくの持ち主が

大きなため息をつきました。

どうやら、お疲れみたいです。

年末にむかって

外出外出外出の日々。

家ではぐったりして

お風呂にさえ入りません。

それなのに今日もおでかけ。

大丈夫ですか?

ぼくと遊ぶ時間も作ったほうが良いですよ。

ぶかぶか

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きのう、ぼくの持ち主のお友達が

持ち主のお家に来ました。

なんでも、クリスマスパーティに

来ていくドレスが無いんで

借りに来たんだそうです。

それで、持ち主の

胸のがばっと開いた

ドレスやワンピースを

着せてみたのですが・・・

お友達は小柄な上に細いので、持ち主も心配していたのですが

案の定、ドレスはぶかぶかでした。

特に、胸が大胆にがばっと開いているために、胸の部分が・・・

いいえ、笑っていません。

少なくとも、ぼくは笑いませんでしたよ。

パズル

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お友達が、ぼくの持ち主に

立体パズルを貸してくれました。

このパズルを完成させられたら

お友達に返す予定です。

ぼくの持ち主は、

パズルなんかの解き方を考えるのは

ものすごく遅いのですが、

毎日少しずつ考えるのが、結構好きなんです。

ルービックキューブなんて、2か月もかかりました。

ところが、持ち主の大学の後輩がやってきて

一瞬にしてパズルを解いてしまったのです。

賢い人って、嫌ですね。

ファン

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ぼく、こう見えてけっこう

人気があるんです。

それでこんな帽子と靴下を

もらってしまったのですが

正直、身体にあっていません。

特に靴下をぼくにはかせるとき

ぼくの持ち主は残酷にも

ぼくの足を逆さにして

つめものを減らし、靴下に足を

むりやり詰め込んだのです。

なにかを頂けることは、大変ありがたいことですが、

できれば身体にあったものを頂きたいものです。

ルソーおじさん

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ぼくの持ち主が

なんとなく絵に興味を持ったのは

アンリ・ルソーの

「フットボールをする人々」

という絵をみてからです。

そんなルソーおじさんの展覧会が

世田谷美術館でやっていたので

会期最後の今日

ようやく持ち主は行ってきました。

持ち主が見たい絵は

残念ながらきていませんでしたが

「フリュマンス・ビュッシュの肖像」

というおじさんの絵の

チケットケースとメガネふきを、なぜか欲しくなり購入して帰りました。

でも、欲しくて買ったというのに、持ち主は

何に使うんだろう?

と、家に着いてから、つぶやいていました。

☆TJメモ☆

アンリ・ルソー・・・(Henri Julien Félix Rousseau, 1844年5月21日 – 1910年9月2日)は、19世紀~20世紀フランスの画家です。