月別アーカイブ: 2007年1月

ぼくの声

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きょうお友達から、ぼくの声は

どんな声なんだろうと

聞かれました。

きっと、この日記を読む時

それぞれの人がぼくの声を

想像してくれているのでは

ないでしょうか。

でも、みなさんが

どんな声を想像して読んでいるのか

ぼくはふと心配になったのです。

新旧ドラえもんの声とかスネオの声とか

ちびまる子ちゃんの山田の声とか永沢君の声で

読まれていたらどうしましょう。

ぼくとしては、幽々白書の飛影みたいなイメージで

読んでいただきたいのですが・・・

東大

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きのう、ぼくの持ち主

若いお友だち二人と遊んでいました。

その帰り道

一方のお友だちがいいました。

あんなところに、東大だって!

確かにそこには

ゴシック体の

しっかりした大きな文字で

東大 と、書いてあります。

ほんとだ。

と、持ち主がまじめに答えると

もう一人のお友だちがあきれ顔で言いました。

違うよ。東大和市だよ。

よく見ると、なんてことはない。

駅名、東大和市の、和と市が見えない位置に立っていただけでした。

まさに、類は友を呼ぶ。ボケはボケを呼ぶ。

はつゆめ

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年が明けて

珍しい人からメールが届きました。

むかしの会社の

後輩(妻帯者)の初夢に

ぼくの持ち主が

出演していたんだそうです。

つぎに、会社に行くと

大学の後輩(妻帯者)の初夢にも

持ち主が出てきたそうです。

なぜか、自転車をこいでいたらしいのですが。

二人もの年下男子の初夢に出演するなんて

ぼくの持ち主、今年は大ブレイクするんですか?

シューキーパー

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足は小さめなんですけど

幅があるみたいなんです。

だから、靴たちはみな、びろ〜んと

横に広がっていくわけです。

そこで持ち主は

シューキーパーというものを

購入してみました。

すると、どうでしょう。

靴たちが、スマートな縦型に戻っていくではありませんか。

買ったとき、こんな形だったんだ。

持ち主は、感慨深げにつぶやいたのでした。

あとだし

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ぼくの持ち主が、まず

反省をしなければいけないことは

今年も年賀状を

書かなかったことです。

それでも

こんな持ち主に年賀状をくれる

よき友が何人かいるのです。

それで、やっと今日

持ち主は年賀状を作ったんです。

もうすぐ鏡開きだというのに、

鏡餅って、それもぼくが鏡餅って。

どうですか?このセンス。

弊害

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きのう

ぼくの高級ビニール袋生活について

ご報告いたしましたが

そんなぼくの生活に

弊害が生じました。

なんと、ビニール袋の中での生活が

ぼくのかわいらしさを

奪いさったのです。

そうなんです。

高級ビニール袋は柔軟性がないため

ぼくの鼻を思いきりつぶしてしまうのです。

このままだと、ぼくの鼻は常時ブタ状態です。

これはまずいです。相当にまずいです。

高級感

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お風呂に入ってきれいになったぼくは

ビニール袋の中で

しばらく暮らします。

でも、そのビニール袋は

ふつうのビニール袋なので

ぼくに出会うみなさんが

TJ、かわいそう。

と、同情してくれます。

やはり、

みすぼらしく見えるのでしょうか。

そんなぼくの悩みを察したのか、持ち主は

透明のビニール袋にぼくを入れ替えてくれました。

どでしょう?少し高級感がでましたか?

SPUR

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ぼくの持ち主は

あまり実用的でないファッション雑誌

SPURを長年愛読しています。

ある日

持ち主姉が持ち主家にくる途中で

SPURを買ってきくれました。

はい、SPUR

持ち主姉はコンビニ袋を

持ち主に渡してくれました。

忙しいだろうに、ちゃんとSPURを買ってきてくれるなんて

なんてやさしいお姉さんなんでしょうか。

ところが、コンビニ袋から雑誌をとりだした持ち主が言ったのです。

これ、SPURじゃないよ。SPRINGだよ。

なんと持ち主姉は、表紙のSP部分だけで判断し

SPUR と似て非なる雑誌、 SPRING を購入してしまったのでした。

このような間違いは、持ち主姉には多々あることですが

そんな彼女の職業が大学の先生であることは、口が裂けてもいえません。

すすいだ瞬間キュキュっと

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あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

あれは、年末のことでした。

確かに、最近のぼくは

ちょっとワイルドに

薄汚れていました。

それで、そんなぼくを見て

ぼくの持ち主の母は言ったのです。

クリーニング屋さんに聞いたんだけど

一番汚れが落ちるのは、食器用洗剤らしいわよ。

それで洗ってみなさいよ。

食器用洗剤?そんな、ひどいことはしないですよね、持ち主。

と、ぼくがつぶやいていると、

な、なんと、ぼくの持ち主の右手には「すすいだ瞬間、キュキュッと・・・」

のフレーズでお馴染みの食器用洗剤がにぎられているではありませんか!

かわいそうなぼくは、食器用洗剤のお風呂に入り

30日から大晦日にかけてベランダに吊るされたのでした。

それでも、強力な洗浄力で色白になったぼくは

自慢げに持ち主母に色白具合を見せつけていました。

すると、持ち主母は言ったのです。

あら、ほんとに洗ったの?食器用洗剤って強いから、TJ、破けたんじゃない?

あの、冗談だったんですか?