月別アーカイブ: 2008年3月

白くままんじゅう

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お友達がぼくの持ち主のところに

やってきてうれしげに言いました。

いいもの買ってきたよ。

見たら大興奮だよ。

そして、お友達が買い物袋から

とりだしたものは

なんと、しろくまの顔の形の

おまんじゅうではありませんか。

持ち主は大興奮です。

旭山動物園の白くままんじゅうと、書いてあります。

旭山動物園で売っているのでしょうか?なかなか、商売上手ですね。

でも、しろくまにこれだけ興奮するのは、ぼくの持ち主だけでしょうか?

☆TJメモ☆

旭山動物園の白くままんじゅう・・・製造者 株式会社サンロイヤル旭川(ヤマザキグループ)近所のスーパーで105円でした。黄身あんにミルクコーチング。

お気に入り

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ぼくの持ち主は

繕いものをしています。

また、あの革のライダースです。

5年くらい前に買った古着なのですが

相当の年代ものらしく、着ていると

縫い目がすぐにほつれてしまいます。

そのたびに繕うのですが

縫っても縫っても

すぐにちがうところがほつれてきます。

右そでを縫って着たら、左そでがほつれ、左そでをまた縫って着たら、次は肩がほつれ

肩を縫って着たら次は脇がほつれる。こんな具合です。

もう、いっそのこと、捨ててしまってもよいのではないでしょうか?

でも、お気に入りらしくて捨てられないようです。

それで今日も、持ち主は無心に繕っているのです。

グタグタ

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あの激しかった韓国旅行から

2週間がちました。

でも、ぼくの持ち主の体調は

まだ、万全ではありません。

なんだか疲れがとれず

いつも眠いと言っています。

昨日も、半日近く

寝とぼけていました。

布団の中から

まだ疲れがとれないの〜と、

持ち主は眠たそうに言います。

でも、ぼくは思い出しました。

持ち主って、いつもグタグタしていませんでしたっけ?

グタグタを、旅の疲れのせいにするのはやめましょうね。

一人一鉢グリーン計画

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会社の中はとても空気が悪いです。

窓をあけることはなく、

古い建物なので、

ほこりもたくさん落ちてきます。

隣の席のお兄さんは

空気の悪さに耐えかねて

空気清浄機が欲しいといいました。

でも、空気清浄機は電気を使います。

エコが叫ばれる今日この頃、それはいかがなものでしょうか。

そこで持ち主が思いついたのは、一人一鉢グリーン計画。

みんなが机の上で一鉢ずつグリーンを育てるのです。

そうすると、空気が清浄化されるのでは?という戦略です。

持ち主は、さっそくお家のアイビーを会社に持ってきました。

なんだか、見ているだけで癒されます。その時、持ち主がくしゃみをしました。

ほこりでしょうか?花粉でしょうか?

いくら植物が空気をきれいにしてくれてても、ほこりと花粉の排除までは無理なのですね。

しろくま韓国へ行く〜帰国編〜

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ゆるゆる事件勃発

目覚ましが鳴ったのは

5時50分でした。

前日の疲れからか

昨日は眠れなかったというエニーも

眠れたようですが、朝が早すぎて

ふたりともあくびをしています。

11時の飛行機に乗るのに、

こんなに早く起きなくてはならないのは、ひとえに格安ツアーのためです。

6時50分にホテルにバスがやってきて、そのあと3つのホテルを経由し、

キムチ屋に連れて行かれてから、ようやくその後に空港にいくのです。

集合時間までに着替えて化粧をし、昨日買ったパンを食べます。

エニーは余裕ですべてを済ませましたが、ぼくの持ち主はパンを食べられませんでした。

なぜなら、持ち主のおなかに問題が・・・昨日も4回トイレに出しにいったのですが、

この日は、2回も長時間トイレの住人となっていたのでした。

2回のトイレ後も、持ち主の心は不安でいっぱいです。

キムチの食べすぎでしょうか?確実におなかを壊しているようです。

バスに乗り込み、ホテルに立ち寄っている間に、持ち主のおなかに激痛の波がやってきます。

耐える持ち主。

その時、持ち主の携帯にメールが届きました。日本のお友達からです。

どうということのない内容を読んでから、ふと思い出しました。

むかし、持ち主がおなかを壊して電車で大変だったという話をした時、

このお友達が、ストッパ下痢止めをくれたことがあるのです。

持ち主は化粧ポーチをあさりました。

すると、そこにはもらったストッパ下痢止めが!

ああ、このメールは、ストッパ下痢止めを思い出させる運命のメールだったのですね。

持ち主は、いそいでそれを口に放り込みました。

ストッパ下痢止めのおかげで、急激な波には耐えられるようにはなりましたが、

まだまだつらいです。昨日までは全然行きたくなかったキムチ屋さんが

今ではあこがれの場所です。キムチ屋さんのトイレが恋しいです。

早く、早くキムチ屋さんに着いてほしい。持ち主は必死で願いました。

そして、ようやくキムチ屋さんに着いたのです。持ち主はトイレに飛び込みました。

持ち主のおなかは、大変なことになっていました。

けれどもトイレには、ウォッシュレットまでついています。

持ち主は、キムチ屋さんにありがとうと心から思いました。

すっきりした持ち主は、ようやくトイレからでてきました。

すると、キムチ屋さんの入口はしまっています。観光客用のお店ではよくあることです。

鍵がかかってないだけましです。

持ち主が扉を開けると、ツアー客のみなさんは、椅子にすわらされ、

キムチとお茶を勧められているところでした。

おばさんがいそいそと持ち主の席を作ってくれます。

いつもなら、押し売り系のこういう店ではいらいらしてしまう持ち主ですが、

今回はちっともいらいらしません。おばさんの売り込みも、ちっとも嫌ではありません。

なんたって、トイレを貸してくださったキムチ屋さんですから。

持ち主は、トイレを貸して頂いたお礼に、キムチの1つも購入しようかと思いました。

でも、設定価格が高く、持ち主の持っているウォンでは買えませんでした。

持ち主たちは、なにも買わずにキムチ屋さんをでて、バスに乗り込みました。

空港に着くと、旅もいよいよおしまいです。

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コチジャン事件勃発

その後は、チェックインして、

ガイドさんと別れました。

出国すれば韓国ともお別れです。

すると、荷物検査を通り

出国手続きをしようと思った

持ち主の前で、なんと

マイキーとジェシカが

つかまっています。

持っている荷物を全部出され、つぶさにチェックです。

どうしたのでしょうか?二人は何を持ち込んだのでしょう?

どうやら問題は、購入した巨大コチジャンにあるようです。

100ミリリットル以上の飛行機の手荷物には液体を持ち込んではいけませんが、

コチジャンもその対象なのです。

たぶん、韓国語で、没収です。と、言っているのでしょう。係の人は2人とも厳しい顔付きです。

マイキーとジェシカは、せつなそうに、コチジャ〜ンと叫びました。

その表情はとても悲しそうです。

そんな二人をかわいそうに思ったのか、どうなのか、厳しい顔のお姉さんがなにか言っています。

どうやら、手荷物に預けろと言っているようです。

ようやく事態を認識したマイキーとジェシカは、

マイキーのショッピングバックにコチジャンを移しかえ始めました。

そのバックを受け取ると、お姉さんは無表情にバックをテープで巻いていきます。

ものすごいぐるぐる巻きです。

けれども、そのぐるぐる巻きバックを預けることができたので、

マイキーとジェシカはコチジャンを没収されずに済んだのでした。

マイキー誘拐?事件勃発

やっとこ出国を終えると、そこにはまた、最後の買い物天国、DFSが待っています。

最後の買い物前に、持ち主は念のためにトイレに行っておくことにしました。

トイレからでると、ジェシカとエニーが待っています。

持ち主が、マイキーは?と聞くと、トイレ行ったよ。と、ジェシカが答えました。

しばらく3人でマイキーを待ちますが、なかなかトイレからでてきません。

3人は、だんだん心配になってきました。おなかの調子でも悪いのでしょうか?

持ち主がトイレに行って、マイキーの名前を呼びましたが、返事がありません。

マイキーは、違うトイレに行ったのでしょうか?

まさかマイキーは、かわいすぎて誘拐されてしまったのでしょうか?

3人は、どうしていいかわからず、顔を見合わせました。

そのときです。むこうのほうから、マイキーがやってくるではありませんか。

3人は、ほっとしました。

トイレに行ったと思っていたマイキーは、

初日にDFSで購入した商品を受け取りに行っていたのでした。

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その後は、事件もなく

最後の買い物を終えて

飛行機に乗りこみ

無事に成田空港についた4人は

出発時に集まった

BAGLEBAGLEに

再び集結しました。

旅では、大きな問題もなく、持ち主は

のんきに楽しく過ごせました。

ちょっととぼけたマイキーと、どこでも眠れるジェシカと

ときどきシュールなことをいうエニー。

そして、いつもバッグの肩ひものねじねじを誰かに直してもらっている持ち主の4人は、

そこそこダメで、そこそこできるという、

うまい具合にバランスのとれたメンバーだったようです。

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後日・・・事件?勃発

後日、ジェシカが持ち主のところに

走ってやってきました。

なんと、

韓国で購入したフェイスパウダーに

パウダーが入っていなかった

というのです。

なんということでしょう。

持ち主とジェシカは、じっくりとフェイスパウダー入れをチェックしました。

持ち主の下した判断は・・・

これって、パウダー別売りだったんじゃないのかねぇ・・・

 

こんなふうに、韓国旅行は、まだまだ4人に楽しい事件を引き起こしてくれるようです。

しろくま韓国へ行く〜満喫編〜

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清涼里

朝起きた持ち主は、気分爽快でしたが

エニーはあまり

寝付けなかったそうです。

ホテルの部屋は

オンドルでとても暖かいので

のどが乾きます。

いえ、暖かいというよりも

暑いくらいです。

床暖房の威力はすごいのです。

持ち主たちは、韓国人のお友達ジェニー(仮名)との待ち合わせ前に

朝ご飯にありつこうと、ホテルを出てソウルステーションへと向かいました。

はじめての地下鉄に乗り込みます。持ち主たちのホテルは清涼里という駅のそばです。

ここから、目的地のソウルステーションまでは乗換えなしで行けます。

ただ、ここは外国。放送を聞き損なうと、いまが何駅なのかわからなくなります。

電車の座席はすてきなアルミ製で、なんだか未来的です。

はしゃいでしゃべりすぎて、どこの駅かわからなくなり、あせって確かめるという繰り返しです。

ソウル駅

ソウルステーションに到着すると、朝ご飯が食べられるところを探します。

昨日は、ロッテリアに入ってしまいましたが、

きょうは、なるべく韓国を体験しようと4人は決めていました。

ダンキンドーナツやコーヒーショップがありますが

それらは、なにもなかったときの押さえとし韓国的な店を探します。

4人が目指したのは、地球の歩き方で紹介されている

「ハンファフードコート」という大衆食堂です。

迷いながらようやくたどりついた食堂には、

たくさんのお店が社員食堂の窓口のように開いています。

中央のカウンターでチケットを買い、窓口に取りにいくという形式です。

ただ問題は、メニューに写真がなく、簡単な英語が書いてあるだけということです。

ここで通じる言語は韓国語だけです。

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持ち主は、若干わざとらしく

窓口でどんな料理を作っているのか

のぞきこみました。

すると、おじさんは

韓国語で説明しながら

料理を見せてくれます。

そして、自分の店のメニューを

これだよといいながら

指差してくれます。

その時持ち主に、幼い頃の野生の感がよみがえってきました。

持ち主の幼い頃、持ち主家にはよく持ち主父の外国の友人がやってきました。

持ち主は、言葉がまったく通じなくても、ジェスチャーや感で

なんとなく意思疎通していたものです。

ここのところ、インチキとはいえ、英語を話すようになっていた持ち主は、

英語に頼り過ぎ、その野生の感をすっかり忘れていたのです。

だから、言葉が通じないことがちょっと恐怖だったのです。

でも、そういえば、むかしは言葉なんてどうでもよかったはずです。

この食堂でいま、その、言葉なんかわからなくてもどうにかなるという感覚が

よみがえってきたのです。

持ち主は、窓口という窓口を覗き込み、おじさんやおばさんの韓国語の説明を聞きました。

みな、おいしいわよ、これにしなさいと、激しい営業を始めます。

そして持ち主は、ビビンバのようなものを注文することに決定しました。

マイキーは、キムチチゲで、ジェシカは麺類、エニーはのり巻きです。

ここでもまた、みんな自主的に食べたいものを買っています。

持ち主は、3人のバイタリティーにまたまた感動しました。

となりのテーブルのお兄さんが、持ち主と同じものを食べているので、観察してみました。

ものすごくていねいに混ぜています。持ち主も、まねしてよく混ぜます。

まぜるのがおいしくなる基本なのでしょうか?

ちょっと辛いですが、とてもおいしいです。4人は大満足です。

どこでも日本人に出会いましたが、そういえばこの店でも昨日の店でも、

日本人には出会いませんでした。持ち主たちは韓国を満喫中です。

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ホンデ

待ち合わせ時間になったので

ジェニーを待ちます。

近くにトイレがあったので、持ち主は

この日4回目のトイレに行きました。

韓国に来て

持ち主のおなかは順調です。

でも、この4回のトイレが

翌日の悲劇へとつながることに

持ち主はまだ気づいていませんでした。

トイレから出ると、ハイテンションのジェニーが待ち受けていました。

背が高くて、エキゾチックな顔立ちの美人ジェニーは、

西欧人の考えるアジアンビューティーそのままといった雰囲気です。

ジェニーにあった瞬間、海外旅行が一気に、友達と遊ぶ気楽な気分になって行きます。

でも、今回の韓国訪問は、ジェニーに会うことが第一目標だったので、それで問題なしです。

ただ、ちょっとおっちょこちょいなジェニーは、足首の靭帯を伸ばしてしまったそうなので

あまり無理はさせられません。

まず、エニーが行きたかったロッテマートソウル駅店でお買い物です。

足がいたいなら座ってれば?という持ち主たちの提案に、ジェニーは、

ダメダメ。おすすめ品があるんだからと、ついてきます。

ジェニーは、オススメの海苔、オススメのお茶、オススメのコチジャンを教えてくれます。

ジェニーはまた、オススメラーメンや韓国の伝統菓子等を

持ち主のカゴに勝手にいれていくので、持ち主の買い物カゴは大変なことになっています。

みんなの荷物を見回すと持ち主のカゴが一番多いです。

そのため、持ち主には、買い物王の称号が与えられてしまいました。

それでもみんなの荷物は大量です。

ジェニーの提案で、ロッテマートのロッカーに、買い物した荷物を預けます。

確かに、あんな量を持って歩くんじゃ、たまったものではありません。

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そのあとは

ジェニーにつれられて

地下鉄に乗りました。

4人だけのときは

あんなに気をはって確認していたのに

ジェニーがきた瞬間

もうジェニーの言うがままに

くっついて歩いていきます。

そのため、持ち主はいったい自分がどこに行ったのかわかりません。

ジェニーが連れて行ってくれたのは、学生街のようなところでした。

後から調べてみて、あれはホンデだったのでしょうか?地図を見てもわかりません。

おしゃべりしながらお散歩です。もう、まったく観光ではありません。

お店をみたり、景色をみたというよりも、ただただおしゃべりに集中です。

仕事の話、彼氏の話、話はつきません。4人は、お茶を飲みにカフェにはいりました。

ここでもおしゃべりは止まりません。ほんとに、女の子はおしゃべりが大好きです。

ミョンドン

カフェを出て、4人はミョンドンに向かいます。さぁ、またショッピングの始まりです。

そして、張り切って駅をでたら、そこには、ジェニーの噂の彼氏

フランス人のプリンス(仮名)が待っていたではありませんか。

ラブラブカップルにくっついて

洋服屋さん、下着屋さん、コスメ屋さん。いろんな店をのぞきます。

けれども、ここで意外な事実が浮上しました。

観光客の4人よりも、一番ショッピングにのめり込んだのは、

誰あろう、韓国人のジェニーだったのです。

そして、ミョンドンの街を案内してくれたのは、韓国人のジェニーではなく

フランス人のプリンスだったのでした。

けれども、おしゃべりな女子5人に囲まれ、女子のお店に連れ込まれ、

かわいそうにプリンスはたいそうくたびれたことでしょう。

ミョンドンの買い物でおなかがすいてきた4人は

とうとう初めての屋台を体験することになりました。

持ち主が注目していたのは、屋台の前を通ると、

無口なエニーが異様に反応していた食物です。

アメリカンドッグに、ポテトがささっているような風貌をしています。

エニーと持ち主は、そのあこがれの食べ物に食らいつきました。

それはやはり、アメリカンドッグにポテトがささっているものでした。

しかし、相当新しいです。大興奮です。

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インサドン

そのあと、夕飯を食べにいくため

再び地下鉄で移動しました。

ですが、あれはいったい

どこだったのでしょう?

人について歩くと

本当にわかりません。地図で見ると

インサドンだったようです。

道の両脇を

民芸的なお店が占めています。

かわいい小物がたくさんあり、持ち主のお財布の紐がまたまたゆるんでしまいそうです。

とくに、唐辛子のマスコットがついた巾着が気になってしかたありません。でも、我慢しました。

唐辛子はなんだかかわいいです。

とくに綿の入った布でできた唐辛子は、たまらないかわいさです。

たぶん、唐辛子クッションがあったらば、買ってしまったかもしれません。

ここでは珍しく、財布の紐が固めのエニーが吟味に吟味を重ね

チマチョゴリキティちゃんを購入していました。

持ち主は、エニーの堅実さを見て、自分の買い物王ぶりを少々反省したのでした。

マイキーと二人で道をふらふらと歩いていると、

伝統的な机や箪笥が売っているお店がありました。

ちゃぶ台のようなテーブルがとてもかわいいです。

店をのぞきこんでいると、以前マイキーがほしがっていた、

韓国製のお重があるではありませんか。

真剣に覗き込む二人をお店のおばさんが呼び寄せます。

二人はお店に入ってみました。お重の値段は48000ウォン。

おばさんの売り込みは激しく、1000ウォンまけてくれるといいます。

持ち主とマイキーは、おばさんの迫力に圧倒されてしまいそうです。

そこで、ジェニーに助けを求めることにしました。

ジェニーの値切りにより、45000ウォンにしてもらい

マイキーはお重をゲットしたのでした。

お店の中には、他にも興味深いものがいろいろありました。

持ち主は、なみなみカットのちゃぶ台にたいそう惹かれましたが

いったい何に使うのかを考えて、あきらめました。

夕飯は、ジェニーが行きつけのお店に連れていってくれました。

ジェニーいわく、チヂミが世界で一番おいしい店だそうです。

チヂミと、辛いソーメンチャンプルのような炒めもの、

それからすいとんのようなスープ、スジェビを食べました。

量が相当でかなり辛いですが、とてもおいしいです。

オススメのチヂミは、特においしく、あっという間になくなりました。

ソーメンチャンプルは、よくまぜまぜします。ジェシカがまぜまぜ役に任命されました。

この時持ち主は、ビビンというのは混ぜるという意味だということを初めて知りました。

ということは、ビビンバもまぜまぜするべきということですね。

今まではそのまま食べていましたが、これからはよくビビンしようと思います。

ただ、辛いビビン麺を食べた後に熱いスジェビを飲むと、舌が刺激で痛くなります。

ビビン麺は相当辛いのでしょう。

清渓川

夕飯を食べ終えた後、長時間つきあってくれたプリンスとお別れし

5人は夜の清渓川の川べりをお散歩します。

この川は、上にあった高速道路を取り壊して、汚染していた川を復興させ、

ソウル市の気候や環境に大きく変化を起こしたという噂の川です。

持ち主も、テレビの特集で見たことがありました。

その川べりを歩くので、ちょっとわくわくします。

けれども、川べりは、水のそばでとても寒いのです。

若いジェニー、マイキー、ジェシカは元気ですが、

持ち主とエニーは寒くて寒くて仕方ありません。

川べりはロマンティックで、まわりはカップルばかりです。

カップルを見ると、みんなとても薄着です。

ソウルの人々は、寒さ慣れしているのでしょうか?

それともデート中だから、あったかいのでしょうか?

ようやく地上にでて、暖かくなるのかと思いきや、やっぱりソウルの街はとても寒いのです。

持ち主は、あの暑い暑いホテルの部屋が懐かしくなってきました。

再びソウル駅

持ち主たちは、ようやく荷物の置いてあるソウル駅に到着しました。

朝、ソウルマートで大量に買い物してロッカーに預けていた荷物のことを

すっかり忘れていたのです。これを取り上げなくてはならないのです。

荷物を取り上げた後、持ち主たちは、暖かい飲み物を求めてコーヒーショップに入りました。

身体が冷えきっていたので、暖かくて甘いコーヒーがとてもおいしく感じます。

それからまたまた、おしゃべりが始まりました。

韓国にいるというより、

だんだん、立川のドトールで長居してしゃべっているような雰囲気になってきました。

時間が11時になり、お店は閉店の時間です。

持ち主たちは、ジェニーとお別れです。

ジェニーとは、しばらく会えないと思うと寂しいですが、きっとまた会える日もくるでしょう。

4人とジェニーはお別れし、別方向の地下鉄に乗り込みました。

再び清涼里

ジェニーにくっついて歩いていた持ち主は、すっかり平和ぼけしていましたが

地下鉄に乗り込んでから、少々しゃっきりし、無事にホテルのある駅で降りられました。

けれども、最後にまた事件がおこったのです。

なんと、持ち主たちのホテルがある出口がどこかわからないのです。

朝乗る時に、うっかりして、出口番号を覚えておかなかったのです。

地下鉄で降りる時に間違えさえしなければどうにかなると思いきや、なかなかそうはいきません。

疲れて眠いし、頭がまわりません。

おばさんをつかまえて聞いてみても、外国語はわからんよ〜と、逃げられてしまいました。

とりあえず、近場の出口から地上に出てみた4人は、あたりを見回しました。

するとそこは見たことのある風景です。

昨晩ふらついた、ワッフル屋台のある場所だったのです。

4人は、ほっとし、ホテルへと戻りました。

dsc02907帰り支度

部屋に戻ると、部屋の中は

あの寒かった川べりが

懐かしいほどの暑さです。

窓をあけて

少し空気をいれかえましたが

ちっともすずしくなりません。

でも、持ち主にはまだ、

大量の荷物を

スーツケースに入れるという任務が残されています。

そして、お風呂ジャンケンにも勝たなくてはなりません。

さぁ、勝つぞ、と意気込んでいると、エニーが持ち主にお風呂の順番を譲ってくれました。

なんて優しいのでしょう。

お風呂からでると、エニーはほとんどパッキングを終えていました。

持ち主はそれを見て、それから自分の荷物を見て、ちょっと憂鬱になりました。

持ち主の買い物の量は相当です。それがすべてスーツケースに入るとは思えません。

とくに、海苔です。海苔はくだけないように、プラスチック容器に入っているため

場所をとります。それから、ついつい買ってしまったロッテチョコパイならぬ、

巨大18個入りのチョコ餅の箱、持ち主母と姉に買った足裏スクラブ、

空港で買った大量の化粧品、頼まれて購入したタバコの箱です。

持ち主は、眠いし暑いし疲れているし、本当に嫌になってきました。

それでも、やらねばなりません。とりあえず、すべての荷物を床に並べてみました。

笑っちゃうような量です。まず、がさばる箱を捨てます。

それから、硬いものから順番に入れてみます。けっこう入ります。

入れてみると、なんと、海苔以外はすべて入ってしまいました。

そこへ、エニーがお風呂からでてきました。

どう?入りそう?というエニーの質問に

海苔以外は、はいった〜と、満足気に答えました。

すると、エニーは言いました。海苔も、ばらばらにすれば入るんじゃない?

エニーの言葉を試してみようと持ち主はもう一度、荷物をだし、

スーツケースがでこぼこならないように荷物をつめこみました。

そして、一番上に海苔を乗せてみたところ、

なんと、すべての荷物がスーツケースに入ったのです。

あの、すごい荷物がよく入ったものです。

自慢したくなって、マイキーたちの部屋に電話してみましたが、冷たくあしらわれました。

明日はいよいよ帰国です。

しろくま韓国へ行く〜探検編〜

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ツアーバスを下りた持ち主たちは

スーツケースを

ガラガラ引っ張りながら

ホテルに到着しました。

調べたとおり、ホテルより向こう側は

そうとういかがわしい雰囲気です。

フロントで部屋の鍵をもらい

4人はガイドさんと別れました。

部屋割は、持ち主とエニーの大人チームと、マイキーとジェシカのヤングチームです。

部屋に到着すると、すでに8時半をまわっています。

座ったら、もう動きたくなくなつので、荷物だけをおいて、4人は外へ繰り出しました。

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ホテルの近くのお店をのぞくと

日本製の小物ばかりです。

少し拍子抜けし

夕飯が食べられるところを

探し始めました。

おでんやワッフルなどの屋台や

野菜や果物を道に置いて

売っている人がたくさんいます。

ただ、時間が時間なので、ほとんどのお店は閉まっています。

のぞきたかったロッテ百貨店も、残念ながら閉まっていました。

結局、ホテル近所のロッテ百貨店は、10時オープン8時クローズだったため

一度ものぞけませんでした。

道は暗く、言葉も読めず、持ち主は、お店に入る決心がなかなかつきません。

海外にくると、一日目はこんなふうに、

いつもちょっと不安になることを持ち主は思いだしました。

疲れてきたので、持ち主はホテルの近くの大衆食堂のようなところに入ろうかと

みんなに提案しました。

ふと向こうを見ると、派手でけばけばしいネオンが見えます。

あれは、持ち主たちのホテルです。あのネオン、やはり観光ホテルには見えません。

4人が食堂に足を踏み入れると

おじさんが笑顔で迎えてくれました。

入ってしまえばこっちのもんです。

メニューをもらうと

おばさんをつかまえ

オススメはなんですか?

というハングルを指しながら

カタカナ読みをします。

チェイル ジャル ハヌン ウムシギ モイェヨ?

おばさんは初め、言葉がわからない子たちだわ、困ったわ。

といった表情を見せていましたが、持ち主たちの必死の韓国語に反応し

マシソヨ!と、いいながら、メニューを教えてくれました。

メニューには、気持ち日本語が書いてありますが

写真がないので、どんな料理か想像がつきません。

とりあえず、マイキーとジェシカはおばさんのオススメを

持ち主は日本語から判断した牛肉スープを、エニーも牛肉スープご飯別というのを頼みました。

おばさんが、お水とキムチ、カクテキ、チャンジャ、それからネギを置いていきます。

ルールがわからず、言葉もわからないので、まわりを見回します。

わからない時は見ることです。そして真似することです。

となりの若いお兄さんたちは、キッチンバサミでキムチを切っています。

マイキーがそれを真似してキムチを切り始めました。

なかなかうまいもんです。でも、カクテキはちょっと難しいようで、大根が吹っ飛びます。

持ち主も、さっきまでの不安を忘れて大爆笑です。

さぁ、料理がきました。おばさんが、どんどん料理を置いて行きます。

でも、自分が頼んだものがどれなのか、わかりません。

持ち主たちは、たぶん自分のものだと思われる料理を受けとりました。

でも次の問題が発生しました。目の前にある料理の食べ方がわかりません。

再び、まわりを見回しますが、よくわかりません。

とくに、どう使用するかわからないものは、大量のネギとなみなみとポットに入ったお湯です。

とりあえず、普通にそのまま食べてみます。

持ち主のスープは、あっさりですが、おいしいです。

でも、オススメには味がほとんどありません。

持ち主は思い出して、地球の歩き方を開きました。困ったときはこれです。

調べてみると、オススメ料理は、ソルロンタンというらしく

味はキムチや塩で自分でつけるようです。多分、ネギもここに入れるのでしょう。

残る謎は、お湯だけです。

そこへ、席に案内してくれたおじさんにつれられて、一人のおばさんがやってきました。

日本語が少しわかるようです。

おばさんは、おかしな食べ方をしている4人を、まったくしょうがないわね、

といったあきれ顔で見ながら、親切に食べ方を教えてくれました。

まず、スープにはネギや塩、キムチで好みの味をつける。石釜のご飯はおさらにうつす。

最後に、石釜のおこげにお湯をたして、おかゆのように食べる。

なるほど、お湯はそこで使うのですね。

持ち主のスープの肉は、わさび醤油のようなものをつけて食べるようです。

なかなか、難しいです。

あとから調べると、石釜ご飯はトルソッパブ、

持ち主とエニーの頼んだのは、確証はないですが、トガニタンと思われます。

おなかがいっぱいになった4人はホテルへと戻りました。

ホテルの前にはコンビニがあります。早速寄ってお買い物です。

みんなで韓国製ビールとお菓子を購入しました。

外国のコンビニやスーパーは、見ているだけで楽しくなります。

でもウォンは、円とは桁が1つ違うので、なんだかすべてが高く感じられます。

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部屋に戻った持ち主とエニーは

ジャンケンをしました。

なぜかこの部屋には、ダブルベッドと

シングルベッドがあるので

ベッドをジャンケンで

決めることにしたのです。

あとで、韓国の友達に聞いたところ

韓国のホテルでは

よくある形式なのだそうです。

なんだか、熟年夫婦の寝室みたいですけど、ツインとダブルを分けなくていいという点で

なかなか賢いやり方かもしれません。

ジャンケンに負けたので、持ち主は小さめシングルに寝ることになりました。

次はお風呂の順番です。これも公平にジャンケンです。また、持ち主は負けてしまいました。

たぶん、持ち主はジャンケンが弱いのです。

そういえば昔、3人でイタリア旅行に行ったときも負けまくりました。

確か、負けたくなかった帰国日前夜のお風呂ジャンケンでも

10時枠、11時枠、12時枠を争って負け、

眠さをこらえて12時からお風呂に入ったことを思いだしました。

持ち主のお風呂の順番になりました。

あまり清潔感はあふれていませんが、ありがたいことにバスタブが広いです。

持ち主は、日本から持ってきた、あわあわの入浴剤で、のんびりしました。

バスタブには、噴射口のようなものがたくさんついていて

ジャグジーっぽいのですが、どこをいじるとジャグジーになるのかがわかりません。

持ち主は、いろいろいじくってみたのですが、とうとう最後までわかりませんでした。

でも、スイッチみたいなものもなかったし、機械っぽくもなかったし

壊れていたのか、なんなのか、今でもとても気になります。

お風呂からでると、待ちくたびれたマイキーとジェシカがやってきました。

持ち主は、ちょっとお風呂で遊び過ぎたのでしょうか。

4人で韓国ビールを飲みながら、トッポッキスナックをつまみます。

トッポッキスナックは、おさつスナックのような味ですが

食べ終わったあとに唐辛子のピリッとした味がします。

ビールは、少々薄味でさっぱりしています。

女の子同士の話が盛り上がってきたところに、この日最後の事件が起こりました。

持ち主とエニーは、テレビをつけていました。その時は確かに映画が流れていたのです。

ところが、話が盛り上がっている時、テレビからおかしな声がするではないですか。

4人が画面に注目すると、そこにはなんと、韓国AV系番組が流れているではありませんか。

4人は少々画面にくぎづけになりましたが、すぐにテレビを消しました。

誰かが、日本よりソフトだね、とぽつりといいました。

そんな番組に水をさされ、宴会はお開きとなりましたが、

小心者の持ち主は、あの番組が有料だったら嫌だなと、頭を抱えたのでした。

しろくま韓国へ行く〜到着編〜

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うっかりもの

飛行機が着陸体制に入ります。

いよいよ4人は韓国に到着です。

入国を済ませた4人は

現地ガイドのお姉さんと

おちあいました。

まだ、ツアー客が全員そろうまで

時間があるので

ぼくの持ち主は、成田で大量に買い込んだ化粧品をスーツケースにしまうことにしました。

スーツケースに適当につっこもうとしたところ入りません。

化粧品が大量すぎるのです。

そこへ、マイキーが、行くよ〜。といいました。移動です。持ち主は焦りはじめました。

いそいで化粧品を出してスーツケースに鍵をかけ、マイキーたちを追い掛けます。

4人が団体客について移動していると、今度はマイキーを呼ぶ声がします。

振り返ると、ガイドのお姉さんが驚き顔で、そっちじゃありません。と叫んでいます。

なんと4人がついて行ったのは、ちがうグループだったのです。

危うく4人は、違うバスに乗るところでした。危ない。危ない。

しばらくして、なんとなく持ち主がバックに手を入れると

なんと、スーツケースの鍵がありません。

手探りで探してもありません。持ち主は顔面蒼白です。

持ち主は、買い物をたくさんすることを見込んで、大きなバックを肩からかけていました。

そのため、バックの中にはたくさんの荷物が入っています。

鍵を探すには、それを全部出さなくてはなりません。

鍵がなかったらどうしよう?どうしよう?

持ち主の心の中は平常心ではありません。パニックです。

でも、ドキドキしながら荷物を全部だして探してみると

下の方から、小さな小さなスーツケースの鍵がでてきました。持ち主はほっとしました。

心配してくれて探してくれたたみんなにも、あったよと、報告しました。

その時です。ガイドのお姉さんが歩き出しました。大変です。バスに乗るのです。

やっと鍵がみつかって安心したのに、持ち主はふたたびあわあわし始めました。

すべての荷物をバックに戻している時間はありません。

化粧品の入った買い物袋と、つっこめなかった荷物を手に持ち

スーツケースをひっぱって、持ち主はあせってみんなをおいかけました。

マイペースなぼくの持ち主は、こんな感じで、いつも団体の中では問題児なのです。

バックの中身

ぼくの持ち主の大きなバックの中には、いったいなにが入っていたのでしょう?

まず、パスポート、お財布、タオル、ティッシュ、お化粧道具、地球の歩き方ソウル編、

デジカメ、携帯電話、傘、のど飴、お買い物袋、パッチン袋、カイロ、

セーター、スカーフ、そしてこのぼくです。

のど飴をさがしていると買い物袋をつかんでしまい

タオルをさがしているとぼくをつかんでしまう。そんなとき持ち主は、

あるから。あるから。ぜったいあるから。ほらあった〜

と、いつもつぶやいていました。

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持ち主たちは

無事にツアーバスに乗り込みました。

すると、さっそく

ガイドさんの営業が始まりました。

汗蒸幕、アカスリ、レストラン、

それからオプショナルツアーの予約を

すすめてきます。

きっと、予約をとるといくらかのマージンが入るのでしょう。

われらのガイド、李さんはあまり押し付けはしませんが

静かに熱心に、言葉巧みに勧めてきます。

持ち主が夕飯の場所がホテルの近くにあるかを、軽く尋ねると

やっぱり、カルビでしょう!それでは、ミョンドンのカルビ屋に行きましょう!

車の迎えもありますよ。

と、危うく予約の罠にはめられるところでした。

当然かもしれませんが、ガイドさんは予約した人々には親切ですが

予約しない人々には無表情です。

バスの中のツアー参加者の方々は、みな韓国慣れしているようで話がマニアックです。

ガイドさんが、ナンタとジャンプという話をしていたのですが

持ち主にはまったくわかりません。

でも、バスの雰囲気はそうそう!そうなのよ〜。と、いった感じでノリノリです。

まるで異次元にいるようです。

となりに座るエニーに、なんの話かね〜?と聞くと、

エニーも、わからないわ。と、首をふりました。

あとでガイドブックを調べたところ

NANTAもJUMPも、有名なパフォーマンスショーのようでした。

さぁ、予約攻撃のあとは買い物攻撃です。

ツアーバスはこれから、DFSを2つもまわるのです。

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BBクリーム

はじめのDFSに到着すると

話題のBBクリームを購入しました。

ぼくの持ち主は、

会社で同じチームのお姉さんに

このBBクリームのことを

教えてもらいました。

日焼け止め、下地、美容液

ファンデーションが一緒に入っているそうで、女優クリームともいうらしいです。

お姉さんから、2980円までなら買ってきて欲しい。

との指令を受けていた持ち主は、DFSにあるBBクリームをチェックし始めました。

日本のソニプラで見たときは、5000円近い値段がしていましたが、

このお店では、9ドル、12ドル、16ドルとお安めです。

いろいろとお店のお姉さんが説明してくれますが

たくさんあって、もう、なにがなんだかわかりません。

いろいろ手にとり付けてみて、一番なじみがいいように感じた

16ドルのPERFECT COVER BB CREAMというのを買いました。

SPF42PA++です。

さっそく持ち主は、翌日にBBクリームをつけてみましたが

下地を塗らなくていいので楽です。見た目は、素肌感のある感じに仕上がります。

でも、一番の驚きは、化粧を落としたときに、顔がしっとりしていることです。

なかなかのおすすめです。でもエニーは、つけた感じがしないといって

BBクリームの上から、ファンデーションを塗っていましたが・・・

BBクリームのほかには、ドル安(1ドル=103円)のおかげで

アナスイのマニュキュアを1010円で購入できました。

ただ、DFSで購入した外国のものは、その場ではもらえず空港引き渡しのため

その日の夜にマニキュアを塗りたかった持ち主は、ちょっとがっかりしました。

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ロッテリア

一件目は、そんな感じに

そこそこ楽しめたのですが、

2ヶ所目だとさすがに飽きます。

それに、おなかがすいてきました。

するとジェシカが

入口にロッテリアの看板あったよ。

といいました。

さすが食情報に詳しいジェシカです。目の付け所がちがいます。

持ち主たちは、ロッテリアを目指し、DFSをぬけだしました。制限時間は40分です。

ロッテ百貨店の上にあるDFSから一階まで降りて外にでると、ロッテリアの看板がありました。

けれども、肝心のロッテリアが見つかりません。

4人は、怪しい階段を下りてみたり

広場を回ったりしてロッテリアを探しますがみつかりません。

そこで、正攻法でもう一度、違う入口からロッテ百貨店に入ってみると

右手に小さいロッテリアがあるではありませんか。ようやく食べ物にありつけます。

持ち主たちは、指差しとジェスチャーで、それぞれ注文を始めました。

持ち主が関心したのは、3人ともみんな、できないとか、やってとかは言わず

言葉がわからなくても、たんたんと指差し購入をしていることでした。

なんだか、頼もしいメンバーたちです。

韓国のポテトの塩味は控えめでした。けれども飲み物はずいぶん甘めです。

とくに、エニーが見ためで買ったアセロラジュース(たぶん)は、相当甘かったです。

無心にジュースをのんでいると、集合5分前になりました。

4人は、あわてて集合場所へ向かうことにしました。

ロッテリアをでてエレベーターの前までやってくると、隣にいたジェシカが叫びました。

2人がいないっ。

そうなんです。持ち主とジェシカが振り返らずにずんずん歩いていたら

なんと、マイキーとエニーとはぐれてしまったのです。

持ち主とジェシカは、近くを探しましたがみつけられません。

あきらめて持ち主たちは集合場所に向かいました。

マイキーとエニー捜索のため、だいぶ時間をロスしてしまった二人は走ります。

そして、集合時間ぎりぎりにようやく集合場所につくと

そこにはマイキーとエニーがいるではありませんか。

持ち主とジェシカは、ホッと胸を撫で下ろしました。

マイキーとエニーは、無料の地図を見つけたので、それをもらっている間に

持ち主とジェシカが見えなくなったのだそうです。

マイペースなB型である持ち主とジェシカは

後ろを振り返らなかったことを少し反省しました。

持ち主は、なにかに集中すると、他のことがわからなくなったり、見えなくなったりしがちです。

どうやら、同じB型のジェシカにも、そんな傾向があるようです。

でも、はぐれたくない持ち主は、これからはちゃんと振り返ることを心がけることにしました。

さぁ、お買い物は終わりです。

ホテルに向かい、ようやくバスは走りだしました。もうすぐで、あのホテルに到着です。

しろくま韓国へ行く〜出発編〜

☆3人の名前変更に関してのお知らせです。

パティ→マイキー、ミッキー→ジェシカ、レィディ→エニー。
全変更です。ああ。ぼくでさえ、もう、だれがだれだかわからなくなってきました。

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出発前に

4人は成田で会えるのか?

その心配の前に事件は起こりました。

ぼくの持ち主は、成田空港のカウンターで
飛行機のチケットをなにと引き換えるのか気になっていました。
そして、パティ、改めマイキーに確認しようとしていてうっかり忘れていました。

そのことを出発の朝、みんなへのメールに書いたので、さぁ大変。
チケット引き換えってなに?と、いうメールが続々とみんなから飛んできます。
そのメールの勢いに焦る持ち主。

そこで、不安になったマイキーが書類を全部調べてくれたところ
なにを持ってこいとの指示はなく、パスポートだけ引き換えられるようです。
一件落着です。

でも、出発前の貴重な時間、みなを不安の谷底に突き落とした持ち主には困ったものです。

偶然

時間通りに出発したことを伝えようと、持ち主が、レィディ改めエニーにメールしました。
するとエニーから、ミッキー改めジェシカに駅で偶然会ったとのメールがきました。
その偶然に驚きながら

駅で会えたのに、空港では会えなかったりして

と、またまた持ち主は、不安にかられたのでした。
そうなんです。持ち主はとても心配性なんです。

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成田エキスプレス

意外にも4人は、電車の中で会うことができました。

けれども、持ち主とエニーは新宿駅から成田エクスプレス。
マイキーとジェシカは日暮里から京成線に乗ります。

なので、新宿駅でいったんお別れです。

2人と別れた持ち主達に、トラブルが襲いかかります。
持ち主とエニーは、新宿駅に到着して成田エクスプレスの乗車口に並んでいました。

すると、駅員さんがやってきて

ここにはとまりませんよ

と、言うではないですか。

なんということでしょう。よく見るとその乗車口は、10両編成、12編成専用です。
表示を見ると、持ち主たちの乗る成田エクスプレスは6両編成です。

持ち主たちは、急いで移動します。

でも、持ち主とエニーは思いました。
日本人でもわかりにくい表示。
外国の人には、もっとわかりにくいでしょう。とても不親切です。

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成田エクスプレスに乗り込んだ二人は、ちょっとはしゃいでいました。
いよいよ出発です。

電車が動き出しました。

すると・・・成田エクスプレスは

持ち主たちの座っている

進行方向ではなく、

後ろ向きに走り出したのです。

 

驚く二人。持ち主は、後ろ向きに進むと、たいてい酔ってしまいます。

仕方なく持ち主は、ちょっとおかしな格好ですが、靴をぬいで横向きに座ってみました。

 

しばらくして、持ち主が時計を見ると、なんと到着予定時刻を超えているではないですか。

その時、放送がありました。「到着予定時刻を8分遅れております。」

 

8分!なんということでしょう。

そのころ、結局、スカイライナーではなく特快電車で空港にむかっていた

マギーとジェシカから、「もうすぐ着くよ。」のメールが・・・。

成田エクスプレスよ。もう少し、早く走れませんか?特快電車に抜かれていますよ。
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もうすぐ韓国

空港に着くと、カウンターには

マイキーとジェシカが

すでに並んでいました。

 

4人は無事に落ち合えました。

持ち主の心配は

杞憂に終わったのです。

 

チケットの引き換えも

日程表とパスポートを表示するだけで、ちゃんとができました。

 

チェックインが無事済んだ持ち主たちは、

おなかがすいてお昼ごはんまで待てないので、BAGEL&BAGELでおやつです。

 

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飛行機に乗るまえ

ぼくの持ち主は買い物の鬼となり

化粧品を買いまくったため

みなに少々引かれましたが

4人は飛行機にも

無事に搭乗できました。

 

飛行機は離陸を初めます。

飛行機が軌道に乗ると

すぐに

機内食のお昼がはじまりました。
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機内食には

小さなコチジャンがついていました。

 

ちかくに座った

韓国人のおじさんを見ると

大量にコチジャンを

ごはんにかけています。

 

それをみて

持ち主もごはんにコチジャンを

大量にかけてみました。

 

食べてみたら、なかなかのおいしさです。

アシアナ航空の食事はおいしいらしいという噂を聞いてはいましたが

いままでぼくが乗った航空会社の中で、たぶん一番おいしいのではないでしょうか。

みんな口々においしいねぇ、といっています。

 

ジェシカは機内食を完食しました。

確かジェシカは、BAGEL&BAGELではマフィンを食べ、

その前にはバナナシェイクを飲んでいたような気がしましたが・・・

 

こうして、4人は無事に韓国へ向かって旅立ったのでした。

しろくま韓国へ行く〜前夜編〜

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出発一週間前になっても届かない日程表と、悪い噂の多い旅行会社に頭を抱える持ち主たち。

日程表の到着日を確認するため、この会社に質問メールを送ることにしました。

すると、送る際にメールでお知らせしますとの、意外にもきちんとした答えが。
電話応対もとても親切なのです。

そして日程表は、無事に出発4日前に到着したのでした。
そんな、悪い会社じゃないのかも、なんて喜ぶ4人。

でも、申し込んでお金を振込んだのは1月末で、日程表がきたのは出発4日前なんて
格安ツアーとはいえ、ふつうに考えると遅い気もします。

日程表が届いて、まず、持ち主たちは航空会社とホテルを確認しました。
航空会社はアシアナ航空で、ホテルはニューブリム観光ホテルです。

アシアナ航空は、問題ないとして、ホテルです。ホテルを調べないといけません。
ところが、地球の歩き方でさがしてみても、そんなホテルはありません。

仕方がないので、住所をもとに地図をさがしますが、ありません。
4人は顔を見合わせます。

そのとき持ち主の目に、地図の上の「富林観光」という文字がとびこんできました。

もしかして、ブリム=富林???

検索してみると、ブリムは富林で正解のようです。
駅のすぐそばですし、なかなかありがたいではないですか。4人はまた、無邪気に喜びました。

ところが、このホテルについて書いてあるブログを読んでみると
またもや不安が広がって来たのです。
ホテルの裏は怪しげな風俗街であり
おまけに以前は、ラブホテルだったのではないかという疑惑まで。
かなり怪しげです。でも、4人は意外と楽しげです。

あと、残された決めごとは、成田空港までの行き方だけです。
ここでまた、年齢による意見の違いが発生しました。

そこで、持ち主とレィディーは、成田エクスプレスでリッチに成田空港を目指し
パティとミッキーは、スカイライナーで成田空港を目指すこととなりました。

ただ、パティとミッキーは、スカイライナーのことをよく理解していないようで
持ち主は、二人と落ち合えるか、不安になってきました。

いよいよ明日は出発です。

第一関門は、成田空港で4人が会えるかどうかです。

☆Terry’s note

アシアナ航空(OZ)にはリコンファーム不要でしたが、今回みたいな場合、リコンファームがあった方が安心だったかもしれません。

成田エクスプレスは、えきねっとで予約して、券買機で受け取りました。