ぼくは、ぼくの持ち主と、持ち主の実家で
夏休みを過ごしていました。
ぼくがリビングでのんびりしていると
持ち主父がやってきました。
そして、ぼくをじっとみつめると
持ち主父は、いいました。
このくまさんは、ブタに似てるな〜。
ほら、鼻がブタだよ。
おとーさん。ひどいです。
ぼくは、しろくまです。
しろぶたではありません。
でも、ぬいぐるみに対して話しかける、そんなおとーさんのことがぼくは大好きです。
ぼくの持ち主が通う会社には
給茶機があります。
お茶とお湯とお水がでるので
コーヒーなんかも作れます。
そんな給茶機の前に
お友達が立っていました。
お友達は、持ち主を確認すると
ずんずんやってきて
うるうるの瞳でいいました。
今日は、中国茶を持ってきたんです〜。それで、お湯を入れなくちゃなのに。
お友達は、ため息をつきました。
もしや、お茶をいれてしまった?
持ち主がたずねると、彼女は答えました。
そうなんです〜。お茶をいれてしまいました。
それは、日中ブレンドだね。
はい。日中ブレンドです〜。
お友達は悲しそうにいいましたが、ぼくはもっと切ない日中ブレンドを作った人を知っています。
その人は、なんとカップラーメンにお茶を入れてしまったのです。
みているだけでも、心が痛む事件でした。
今朝、ぼくの持ち主が
興奮して言いました。
白馬に乗ったよ〜。
夢の中で白馬に乗ったそうなのです。
それは、こんな夢だったそうです。
遠くの方から、光に包まれた
巨大な白馬が走ってきました。
そして、持ち主の前でひざまづき
(馬はひざまづかないですが)
お乗りなさい。
と、いったので、持ち主が
失礼して乗せていただくと、白馬のタテガミがふわふわでやわらかくて
たいそう気持ちよかった。
と、いう夢だったらしいです。
持ち主がこの夢を見たのは、たぶん子供が乗馬しているのをテレビで見たのと
寝る前に雑誌で、白いふわふわの毛皮を見て、気持ち良さそう〜といっていたのが
まざったためだと思われます。
ただ、馬の夢は、吉兆といわれてはいますが、他の意味もあるので
大きな声ではいわない方がいいと思います。
☆TJメモ☆
ぼくは、Zowie’s Room様の 夢占い・夢判断の為の夢事典を読んでみました。