ぼくの持ち主が住む、東京都小平市の

一橋学園駅の近くに

インド・ネパールレストラン「ビハニ」

ができました。

推定、３人のネパール人が働いていて

日本人のスタッフはいません。

お店に入ると、異国にいるかのような

錯覚に襲わわれます。

でも、持ち主が一番気になるのは

セットメニュー「小平ターリセット」です。

３種類のカレーから２種類を選択できて、ナンとサフランライス、タンドーリチキン

サラダ、ラッシーまたはチャイがついて１０００円ちょっとのお得なセットなのですが

「小平セット」というそのネーミングは、いかがなものでしょうか？

さぁ、年末です。

ぼくのお風呂の時期です。

その日、ぼくの持ち主は

ふきんを漂白していました。

なかなか、白くならず

漂白液に長時間つけ込んでいます。

１時間以上つけ込んで

ようやくふきんは白くなりました。

きっと

そのことが頭にあったのでしょう。

なんと持ち主は、「美白」と、言いながら

ぼくのお風呂液にワイドハイターを少々入れたのです。

そして、２時間以上つけこまれたぼく。

漂白剤は、お肌が痛むから嫌なのに・・・

見て下さい。

お昼休みに、

ぼくの持ち主のお友達が

ぼくに帽子を編んでくれました。

いいえ、違うんです。

実は、彼女が編物の練習をしてたら

ぼくの頭に

ちょうどよいサイズになったので

帽子にしてくれただけなんです。

なんたって彼女は

ぼくよりも

ジジのほうが好き

と、言うんです。

手編みの帽子までくれるのに、やっぱりジジがいいんですか？

ぼくの持ち主が

お友達とお昼を食べていると

「Ｌ２５」を読んでいたお友達が

言いました。

セクシィな声って

低い声なんだって。

それから、お友達２人は

低い声の練習を始めました。

そして

２人は持ち主に向かって言いました。

胸に手をあてて、ゆっくり低い声で、なんか言ってみて。

胸に手をあてた持ち主は言いました。

舌炎、痛い。

その日、持ち主は舌におおきな舌炎ができていて、痛くてしかたなかったのです。

すると、お友達は口々に言いました。

いいよ。いいよ。セクシィ。もう一回言って。

舌炎、痛い。

セクシィ〜

２人は大喜びでした。でも、ほんとに舌が痛いんですってば。

☆ＴＪメモ☆

口内炎パッチ大正A・・・はがれないから、便利です。

なにかをやりたいと思ったら

その溢れる気持ちを

押さえることが

できないぼくの持ち主。

そんな持ち主が

このあいだもやってしまいました。

パン屋さんでパンを購入し

持ち主はパンが入った袋を

振りながら歩いていました。

ちょっぴり重みのある袋を振っていると、その重みで勢いがつきます。

ふと持ち主は、そのまま、一回転させたくなってきました。

土曜の朝の一般道。車は、そこそこ通ります。人もまばらですが、歩いています。

でも、持ち主は、一回転させたくて仕方ありません。

前を見て、後ろを見て、持ち主はとうとう袋を一回転させました。

楽しいです。もう一回転。

この光景を見ていた人は、もしかしたら、少し、驚いたかもしれません。

ぼくの持ち主は

聞きたいように聞こえてしまう

ステキな耳を持っていますが

その傾向は、朝方に

顕著になるようです。

テレビの音声だけを聞きながら

朝ご飯の用意をしていた持ち主は

確かに聞いたのです。

それでは、今年の相撲模様の…

相撲模様？

持ち主は、はっとしてから、考え直しました。

スノー模様って、言ったのを相撲模様に聞き違えたかな？

そうだよ、きっと。スノー模様。雪の結晶模様のことにちがいない。

しばらくテレビを見ていて、間違いに気がつきました。

相撲模様でも、スノー模様でもなく、スノーボードだそうです・・・

見て下さい！

ついに、ポイント券を獲得しました。

苦節３ヶ月半。

途中、ポイントをもらい忘れたり

カードをなくしたりと

厳しい日々が続きました。

けれど、新たに設置された

ポイント５倍デーの火曜日に

ポイントをかせぎ

持ち主は、ようやく５００円券を獲得したのです。

でも、ぼくは思います。

持ち主よ。この情熱を、もっと建設的なことに使うべきでは・・・？

なんの話かというと

メロンの話です。

ぼくの持ち主の母が

メロンを送ってくれたのです。

でも、このメロン、もともとは

八代のおばあさまが

持ち主母に

送ってくれたものなのです。

持ち主母と持ち主父では

食べきらないので、持ち主家に転送されてきたのです。

長旅をしたメロンさん。きっと美味しいことでしょう。

けれども、一人でこの量を消費するのは、たいそう大変です。

メロン地獄の日々が待っていることは、まちがいないでしょう。

今日、ぼくの持ち主は

お友達から

赤飯まんじゅうというものを

もらいました。

お赤飯が入ったまんじゅうで

お祝い事があるときに

食べるのだそうです。

調べてみると

いろいろな地方にあるようです。

ぼくは初めて知りました。

食べてみると、中のアンは、道明寺のようなもち米です。

でも、確かに赤飯です。なかには、甘納豆状態の豆が入っています。

なかなか、おいしいです。

ひとつ難点を言えば、小麦粉に米に豆なので、たいそうお腹が膨らむことです。

ぼくの持ち主は

毎朝、ティーバックですが

紅茶を飲みます。

お茶を濃いめに出したいので

蓋をしてから、鍋つかみをかぶせ

コゼー代わりにしていました。

でも、鍋つかみでは

ちょっとさびしいので

あまった毛糸で、マグカップ用の

コゼーを作り始めたのです。

編み進むうち、毛糸が足りなくなってきましたので、違う色を混ぜて編んでみました。

そのため、できあがったコゼーは、ツギハギです。それを見た友達が言いました。

これ、口じゃない？目、つけなよ。

そこで、持ち主は、　−　−　と、いう細目をつけたところ、たいそう不評でした。

そして、　×　×　の目を勧められました。

ぼくは、好きですけど。細目。