動くしろくまもどきを

欲しくてたまらなくなってきた

ぼくの持ち主。

以前は、白いプードルを

テディベアカットにすることを

企んでいましたが

今回は、ねこで考えています。

太った白いねこを飼うのは

どうかな？

とりあえず

こたろうを太らせるのは

どうだろう？

ああ。でも、性格が

神経質だからな。

性格的には、ディアボロだな。

ボロちゃんを白く染めちゃうか？

毛を短めにカットしちゃってさ。

ああ。でも、毛並み的には、まりあがクマっぽいな。

短毛だし。まりあを染めちゃうか。

持ち主家の猫たち！早く逃げてください〜い。

ぼくの持ち主

最近、少し疲れているようです。

残業がある上に、家でも

やらなければいけないことが

たくさんあるのです。

ある日、そんな持ち主が

ぼくの目をじっと見て言いました。

ねぇ、ＴＪ。

ＴＪが１メートルくらいになって

動いてくれたら楽しいのになぁ。

持ち主よ。

実はぼく、持ち主が寝ているときは、動いてるんですよ。

なんちって〜。

今日、ぼくの持ち主が残業をしていると

てっきり帰ったと思っていた

おじさんが、会社に戻ってきました。

手には、ビックカメラの紙袋を

持っています。

そうです。

本日発売のｉＰａｄを買って来たのです。

おじさんは、Ａｐｐｌｅ好きなのですが

発売日に買ってくるなんて

本当に欲しかったようです。

ｉＰａｄを触る瞳は、キラキラしてます。

でも、発売日の今日、絶対にｉＰａｄを

手に入れただろうと予想される

お友達は、もう一人います。

ｉＰａｄが人気なのか

持ち主のまわりが特殊なのか

よくわかりませんが、ぼくもｉＰａｄが欲しいです。

しばらく

仕事の量が落ち着いていた

ぼくの持ち主。

それが、ここに来て

仕事量が増えてきました。

午前中から

ハイスピードで飛ばします。

それでも時間内に終わりません。

１日の終わりが、なんと早いこと。

大変くたびれます。

その時、持ち主は気付きました。

忙しくても、なぜかお菓子はちゃんと減っているのです。

仕事をしながら、無意識にお菓子に手を伸ばしているようです。

しかも、食べた量を把握していません。

忙しいって、危険なことなのかもしれません。

ぼくの持ち主の髪の毛は

少女マンガ風に言うと

さらさらストレートですが

言い方を変えると

剛毛の直毛です。

短いと、刺さるほど硬い毛です。

そして

持ち主の髪を触った人は

たいてい言います。

しっかりした毛だね。

でも、よいことだってあるのです。

持ち主は、もうずいぶんと

髪を切っていなかったので

そろそろ切りに行かなければなぁ。

と、思っていました。

そうしたら言われたんです。

髪、切った？

剛毛の直毛は、いつになっても切ったばかりに見えるみたいです。

先週、ぼくの持ち主は

コンランショップで

ＲＥＤＥＣＫＥＲの

ハタキを買いました。

お店には、大きいハタキと

小さいハタキがあり

どちらを買おうか

持ち主は大変悩みました。

大きい方を買うと

天井を掃除できます。

でも、持ち主がハタキを主流に使うのは、棚の上などなので

たぶん小さい方が使いやすいのです。

でも持ち主は、大きい方を欲しくて仕方なくなったのです。

悩んで悩んで、持ち主は大きい方を購入したのでした。

そして持ち主は今日、ハタキの威力を試してみました。

やはりハタキは、天井にはらくらく届きます。

天井と壁をなぞって、なんだかとっても楽しいです。

でも棚の上では、ハタキが大きすぎて、小回りが効きません。

掃除的には思った通りの結果ですが、大きいハタキは楽しいです。

ぼく、本当は今日

グアムに行く予定だったんです。

ぼくの持ち主のお友達が

家族でグアムに行くから

ＴＪも連れて行ってあげるよ

と、言ってくれたのです。

ぼくは、行く気満々だったんです。

でも、持ち主が大反対したんです。

グアムで迷子になったら

もう、日本に戻って来れない。

とか

海に沈んで魚のえさになる。

とか

汚いぞうきんと間違えられて

捨てられちゃう。

とか言って、ぼくを脅すんです。

ずっとジップロックに入ってるって

言っても許してくれないんです。

ああ。本当なら今ごろ、常夏の島だったのに。

持ち主ったら、自分が行けないからって、きっとひがんでるんです。

ぼくの持ち主の実家には

こたろうさんという

白い猫がいます。

こたろうさんは

心を病んでいます。

いつも自分の背中をむしるので

千円札くらいの

ハゲができています。

少し前のことです。

こたろうさんは

シャーシャー言って家族にさえ

噛み付くので、みんな怖くて近づきませんでした。

小さい頃は、一緒に寝たり抱っこされたりと、比較的甘えん坊猫だったこたろうさん。

そんな彼の豹変の原因は、後からやってきた他の猫たちの存在にあるようです。

ある時、ぼくの持ち主は思いました。

もしかすると、こたろうは寂しいのかもしれない。

そこで持ち主は、シャーシャー言うこたろうさんに

毛布をかけて、無理やり抱きしめてみたのです。

嫌がって暴れまくるかと思いきや

こたろうさんは持ち主にぺったりと身体をゆだねました。

やっぱり、こたろうさんは寂しかったようです。

持ち主は、それからこたろうさんのことが怖くなくなりました。

猫は頭がいいから、人が自分のことをどう思っているのかが

わかるのかもしれません。

さて、約束の時間になると

巨大ケーキのもとに

女子が集まってきました。

みな、大きさとその色合いに大興奮です。

写真撮影が終わると

いよいよケーキの切り分けです。

持ち主は、緑がついた部分をもらいました。

一口食べると、甘いですが

そこそこのお味です。

ところが、３口目ともなると

かなり飽きてきました。

生クリームだけで味が単調な上に

甘さが半端ではないのです。

そして、上に乗った生クリームの厚さは

１センチ近くあります。

なおかつ持ち主は、ケーキの角をもらったため、生クリームの量がすごいです。

持ち主は、だんだん気持ちが悪くなってきました。

紅茶も、おせんべいも、このケーキを中和する力は全くありません。

青いお花の部分を食べたお友達の口の中は、真っ青になっています。

甘いです。大量です。

そしてみんな、だんだんと元気がなくなってきました。

結局、この甘いケーキを時間内に食べ終えることができた人はいませんでした。

そして、持ち主の口の中は、いまだに甘いです。

大会についての話を始める前に

ケーキのプロフィールを

紹介しましょう。

今回購入したコストコの

ハーフシートケーキはの大きさは

縦約３７センチ、横約４６センチ。

高さは８センチくらいです。

重さは約３７００グラムで

値段は２２８０円です。

参加者１３人でわけても

一人当たり１３０㎠。

重さは約２８０グラムと、かなりの量です。

さて、このケーキに挑むにあたり

持ち主は次のものを用意しました。

身体の調子を整えるためのトマトジュース。

甘さを中和させるための紅茶。

それから、塩気を欲しくなった時のおせんべいです。

ぬれせんは、隣の席のお姉さんが

甘さを欲しくなるようにとくれたのを

持ち主が半分食べちゃいました。

しかし、コストコケーキは

こんなものでは太刀打ちできないほどの強者だったのです。