月別アーカイブ: 2010年12月

しろくま再びシンガポールへ行く〜26〜

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○コーヒーマシーン○

それは

ネッスルのコーヒーメーカーで

ボタンを押せば

コーヒーが出てくる

マシーンのように見えます。

そしてその側には

リッツのような

ビスケットが置いてあります。

ただ、カップが置いてないのです。

置いてあった痕跡はあるのですが

ないのです。

砂糖とかき混ぜ棒はあります。

これは、宿泊者への無料サービスなのでしょうか?

小心者の持ち主は、うーんと悩んでいましたが、エリーは言いました。

部屋にあったカップを持って、ボタンを押してみようよ!

そしてふたりは部屋へ戻り、マグカップを手に

こそこそとエレベータでロビーに降りて行きました。

まず、エリーがマグカップを置き、モカのボタンを押しました。

すると、コーヒーが出てきました!

ふたりは目を合わせてにやりと笑います。

持ち主は、甘いミルクティ、テ・タリのボタンをポチっと押しました。

出てきます。

ふたりは、上機嫌で部屋まで戻っていきました。

こうして、ふたりの旅の1日目は、無事に終わりました。

(写真にマグカップが置いてあるのは、翌朝の写真だからなのです。)

しろくま再びシンガポールへ行く〜25〜

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○写真うつり○

5つ星高級ホテルから

3つ星中級ホテルに戻った

エリーと持ち主は

自分たちのホテルを

ファインダーを通して

見てみることにしました。

写真を見て

ふたりはつぶやきます。

嘘はついてないんだよね。写真映りはいいんだよね。

本当に、写真だとかわいいホテルに見えるのです。

ため息をつきながら、ホテルに入ったその時、エリーが立ち止まりました。

これ、なんだろう?

しろくま再びシンガポールへ行く〜23〜

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○日本人ですよ〜○

せっかくフラトンまで来たので

マーライオンを見たい!

というエリーの要望に答え

ふたりはお散歩がてら

地下通路からつながる

マーライオンパークまで

向かうことにしました。

空港から、MRT

リトルインディア

チョコレートブッフェ

と、少々マニアックな旅の選択をしていたので

あまり観光的な方々には会わなかったのですが

さすがはマーライオン。観光客ががたくさんいます。

持ち主たちも、観光気分で、マーライオン前で記念写真を撮ってもらおうと

学生風男子にお願いしました。

すると、その男子は

日本人だったんですね〜と、言いながら、写真を撮ってくれました。

はい。日本熊ですよ〜。

しろくま再びシンガポールへ行く〜22〜

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○5つ星ホテル○

MRTに乗って、ホテルのある

ラッフルズ・プレイスに着くと

持ち主たちの足は

自然とフラトンホテルへと

向かいました。

前回、たった2日間の

滞在であったとはいえ

意外と足が覚えているものです。

高級ホテルに足を踏み入れると

ホテルのお姉さんが、すぐに

にこやかな笑顔でやってきます。

持ち主がチョコレートブッフェの予約をしていることを伝えると

お姉さんはすぐに、その場所まで案内してくれました。

さすが、5つ星のホテルは違います。

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チョコレートブッフェにあるのは

チョコレートケーキ、マカロン

チョコレートに

チョコレートドリンク。

それから、ふたりのお目当て

チョコレートフォンデュです。

飲み物を注文すると

持ち主とエリーは、大興奮で

チョコレートフォンデュに

飛びつきました。

果物にチョコレートをたっぷりつけます。

お皿にたくさん乗せます。

ケーキ、チョコレート、マカロン。

大好きなチョコレートに囲まれて、持ち主はウキウキです。

けれども、持ち主はすぐに気づいたのでした。

チョコレートは、そんなに大量には食べられないことに。

結局、持ち主は3皿分しかチョコレート類を楽しみませんでした。

ちなみに、持ち主より断然小柄なエリーは、4皿以上食べていたと思います。

でもふたりが本当に楽しんだのは、チョコレートというよりも

フラトンでのゆったりした時間だったような気がします。

しろくま再びシンガポールへ行く〜21〜

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○ナイトライフ1○

部屋に到着すると

持ち主たちはすぐに

着替えを始めました。

お化粧もきれいに直します。

そうなんです。

これからちょっと

お出かけなんです。

どこに行くのかというと

The Fullerton Hotel

チョコレートブッフェに行くのです。

前回、フラトンに泊まったとき、金曜日と土曜日の夜8時から

チョコレート尽くしのチョコレートブッフェを開催していることを知ったのです。

その時は日曜日だったため、行けなかったのですが

今回は到着が土曜日だったので、がんばって持ち主が予約しておいたのです。

おめかしして、きれいになった持ち主たちは

気を取り直して、意気揚々と、フラトンホテルに向けて出発しました。

☆TJメモ☆

チョコレートブッフェの予約先

tel : (65) 6877 8129
mail :  thecourtyard@fullertonhotel.com
adult : 48$++
(2010年12月現在)

しろくま再びシンガポールへ行く〜20〜

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○ぼやき○

部屋のある建物に入ると

消毒の香りがぷーんとします。

どうも、建物の中に

池のようなものがあり

そこから匂っているようです。

エレベーターを降りると

廊下も古めかしく

壁は黄色く絨毯もシミだらけです。

なんだか持ち主は

またもや選択の間違いを

したのかもしれません。

けれども、写真やネットでは

ちょっと素敵なホテルに見えたのです。

ショップハウス風の外観。

小さな窓。シックなロビー。

確かに、写真に撮って見ると

良い雰囲気のホテルにみえるのです。

とにかく持ち主たちは、自力でスーツケースを引っ張って

自分たちの部屋を探し出しました。

しろくま再びシンガポールへ行く〜19〜

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○がっかり○

ようやく見つけた

ホテルのレセプションでしたが

レセプションのお姉さんは

とても無愛想でした。

持ち主たちをちらりと見たので

持ち主は

Good evening. と言ってから

念のためにしておいた

予約確認のメールを

お姉さんに渡しました。

お姉さんは、メールを読むと投げつけるようにカードキーを渡し

部屋が分かるか?と、持ち主に聞きました。

分からない。と言うと

お姉さんは、ついてこいと言い、ロビーのある建物を出ました。

そして、向かいの建物に行くと

あなたたちの部屋はあっちだから。と言って、去っていきました。

もちろん、荷物も持ってくれませんし、部屋までの案内もありません。

後に分かったことなのですが、数日後に到着したヨーロピアンの男性に対しては

ホテルの人が荷物をちゃんと持ち、愛想よく笑顔で部屋まで案内していました。

ちなみに、エレベーターでは持ち主たちより先に

ホテルマンが男性を出そうとしたので、驚いたその男性が

レディーたちを先に。

と、言ってくれたのでした。

アジア人女子の持ち主たちは、完全になめられたのでしょう。

こうした差別のようなことは、よくあることですが

でも、やっぱり気持ちがよいものではありません。

しろくま再びシンガポールへ行く〜18〜

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○ショップハウス○

その時、持ち主は気付きました。

レストランが外にあること。

そしてよく見ると

このレストランの両脇には

ショップハウス風の

建物があること。

ショップハウスというのは

19世紀頃に盛んに建てられた

間口の狭い2階建ての

カラフルな建物で

もともとは、1階がお店

2階が住居として使われていた建物です。

Albert Court Hotel

ショップハウスを利用したホテルなのです。

もしかしたら、この上の部屋がホテルの部屋なのかもしれません。

そして、この先にホテルのロビーがあるのかもしれません。

持ち主たちは、少しドキドキしながら

食事している人々の横を、がらがらと荷物を引っ張りながら通り過ぎました。

そして、ようやく見つけたのです。

ホテルのレセプションの入り口を。

しろくま再びシンガポールへ行く〜17〜

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○ホテルはどこだ?○

リトル・インディアには

前回もMRTを使って来ていたので

少しだけ、親しみがあります。

けれども、駅に降りてみてから

持ち主の頭は混乱してきました。

以前、使用した出口と

違かったことと

かなり辺りが暗くなっていたため

方向感覚が

まったくなくなってきていたからです。

地図と目印になる建物を確認しながら、ふたりはホテルを探しました。

ところが、地図で示すホテルの場所に、ホテルらしきものが見当たらないのです。

ホテルがあるはずのところには、レストランがあります。

看板を見るとAlbert Court Villageと書いてあります。

持ち主たちが泊まるのは、Albert Court Hotel

なんだか、名前が微妙に違います。

なにより、ネットから落としてきた画像の建物がありません。

ホテルらしき建物が見当たらないのです。

もう少し先かな?と、ふたりは荷物を引っ張りながら進んでみました。

でも、行き止まりなのです。

ふたりは、レストランの入り口の象の置物の前で呆然としていました。