ぼくの持ち主は、電車の中で
すごい人を見てしまいました。
なんとその人は
左右の靴の色が違うのです。
それもなんと
右が紫で、左が緑という
斬新な色の組み合わせです。
ちなみに
靴の種類は、クロックスという
あのサンダルのようなタイプです。
しかし、色違いの靴をはくなんて
マンガくらいでしか
見たことがありません。
はじめて見た持ち主は大興奮で、大喜びでした。
月別アーカイブ: 2012年9月
カシテナイ
ステマ
ぼくの持ち主は
グリコのストローで食べる
朝食りんごヨーグルトを
買いました。
朝食りんごヨーグルトの
液状バージョンです。
この液状ヨーグルトを
ストローで吸って食べるのですが
飲むヨーグルトとは
ちょっとちがいます。
もう少し固めです。
りんごも固形です。
ストローで吸えばいいので、スプーンで食べるより気楽に食べられます。
味は結構おいしいです。
ただ、底の方に残ったりんごを吸いきれないのは残念です。
つぶつぶオレンジを飲んだ後の残念さぐらいの残念です。
でも、キャップをとってアルミの蓋を剥いて、大きなスプーンを使えば
ちゃんと最後の一粒まで、りんごを堪能できます。
みなさんもぜひ、お試しください。
整理整頓
イケメンのお迎え
修理
最近、ぼくの持ち主の生活用品が
壊れたり、破れたり
していたのですが
あまり気にせず
放置していました。
例えば、洗濯物を干す
ピンチハンガーの
洗濯バサミが割れたり
スタンドの電球をつける部分が
割れたり、鍋つかみに穴が
あいたりです。
壊れたままだと、なんだか貧乏くさいので、買い替えようと思ったのですが
長年使ってきたものなので、捨てるに忍びないです。
そこで、ピンチハンガーの洗濯バサミは、すべて新しいものに付け替え
鍋つかみには継ぎ当てをしました。
スタンドの部品も手に入りそうなので、そのうち入手して直そうと思います。
買い直すよりも修理した方が、お金もかからず、ゴミも少ないのでよいです。
ただ、少し面倒くさいです。
小さい秋が見つからない
厄落とし
ぼくの持ち主は
物を大切にする方なのですが
なぜだか最近
物をよく無くします。
落としてがっくりしたのは
折りたたみ傘のカバーでした。
折りたたみ傘は、あれがなくなると
急にショボくなるような
気がします。
その上、もっと悲しいことに
お気に入りの日傘のカバーまで
なくしてしまいました。
日傘カバーは、折りたたみ傘カバーの倍ショックです。
そして、それほど日が経たないうちに、日傘を止めるボタンまでなくなりました。
こんなに傘関係で無くしものをするとは。
お天道さまを怒らせた記憶はありません。
持ち主は、ボタンがなくなり、だらしなくヒラヒラする日傘を見ながら考えました。
これは、もしかしたら厄落としかもしれない。
大切にしていた日傘の一部が、わたしの災難に代わり、なくなったのかもしれない。
納得して持ち主は、日傘に違うボタンをつけ、日傘カバーも作りました。
これで、なくなったカバーとボタンも浮かばれると思います。
あきた
武闘派
ぼくの持ち主は
おとなしそうに見えるらしい
ですが、じつは武闘派です。
熱く、喧嘩っぱやく
そして短気です。
でも、年を重ねるにつれ
ずいぶんと
温厚になったと思います。
さて、それは先週のことでした。
一部システム化する社内業務の、会議に出るように言われていた持ち主は
熱く煮えたぎる闘志をかろうじて抑えていました。
なぜなら、資料を見ただけで、持ち主の周りの人々の作業が
このシステムの導入によって、増えることが分かっていたからです。
合理化すると言いながら、業務を把握せず
形だけのシステムの導入となることは、よくあることですが、やっぱりイライラします。
しかし、大人になった持ち主。あまり戦うのもよくないかと思い
提案内容だけを頭の中にまとめていました。
しかし当日、会議は戦場と化したのです。
そこに殴り込みをかけたのは、持ち主ではなく持ち主のボスでした。
ボスも、システム化が負担増になることに怒りを覚えていたのです。
そこで持ち主も、戦場に降り立ち、ボスを加勢しつつ、具体的提案を熱く語りました。
結果、持ち主の提案は受け入れられ、ボス、持ち主組は勝ったのです。
一緒に会議に出ていた方々は、その激しい戦闘の様子に
二人ともすごかった~。と、笑いながら言いました。
結果もうまくいき、戦いに勝った持ち主は、しかしふと思ったのです。
本来、二人組で、一人が熱り立っていたら、他方はまぁまぁと相方をなだめながら
自分たちの申し出を通すというのがお約束ではないでしょうか。
申し出は通りはしましたが、二人で荒々しく戦ってしまいました。
これは、戦い方としてはうまくないかもしれません。
これからは、荒れ狂うボスを抑えながら、温厚派に転向する方がうまくいくかもしれません。