ぼくの持ち主が働く職場に
新しく若い女の子が
入ってきました。
なかなか、可愛らしい子なので
男性陣は、ちょっと嬉しそうです。
その中でも
彼女のいない若い営業さんは
ちょっと格好をつけて
彼女にサンプル品を
渡したりしていました。
そんな彼に、持ち主が言いました。
アピールしてるの?
すると若い営業さんは、照れて暴れだしました。
そんな彼をかわいいな。
と、思う持ち主はだいぶ年を取ってしまったということなのでしょう。
しかし、かわいいと思っても、やはりからかってはいけません。
月別アーカイブ: 2013年1月
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愛があれば
裏地
偶然
手動ルンバ
シンガポールが好き
ぼくの持ち主に
お友達からメールがありました。
シンガポールに
行くことになったので
オススメな場所やお店
レストランなどを
教えて欲しいというのです。
シンガポール。
それは、持ち主父母が
以前暮らしていた国です。
そして持ち主も
年中行っていた国です。
当然、ご贔屓の国です。
しかしシンガポールは、一般的にはあまり面白くない国だと思われているようです。
そんな悪評を変えたくて、持ち主は張り切ります。
ご贔屓のシンガポールを、お友達にも気に入って欲しくて
持ち主は、持てる限りの情報を垂れ流すのです。
情報の嵐に、お友達が引いてしまったのではないかと心配するぼくですが
持ち主は、シンガポールのことを思い出すだけで、ワクワクしているようです。
おさかなスポンジ
ファブリーズ
背中合わせ
それは、ぼくの持ち主が
熱心に仕事をしていたときの
ことでした。
持ち主の後ろでは
営業のAさんが
大きな声で楽しそうに
電話をしていました。
Aさんは、ガハガハ笑いながら
話しているのですが
その時、持ち主は気づいたのです。
持ち主の斜め前方には
営業のBさんがいるのですが
この人も、携帯で電話をしていました。
そのBさんの受け答えが、どうもAさんとシンクロしているのです。
持ち主は、ふたりの会話に耳を澄ませました。
すると、確かにAさんは言ったのです。
Bさん、お願いしますよ。
電話を切ったAさんに
Bさん、いるよ。
持ち主が声をかけると
背中合わせのふたりは同時に振り返りました。
そして、お互いを見つけ、苦笑いしたのです。