月別アーカイブ: 2013年6月

ヘルメットの似合う女

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今日は、ぼくの持ち主が
通う会社の避難訓練でした。
ヘルメットをかぶって
非常階段を降りるのです。
あの大きな地震以降
ヘルメットをかぶることに
抵抗がなくなっていた持ち主は
率先して
ヘルメットを着用しました。
すると、その場にいたみなさまに
ヘルメットが似合うと
大絶賛を受けました。
ウルトラ警備隊ちっくなヘルメット。
こんなことなら、シルバーの長靴もはいて
ウルトラ警備隊ごっこをするべきだったと、持ち主は後悔したのです。

前髪

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ぼくの持ち主は
アラフォーなのですが
いわゆる童顔です。
美容師さんが
前髪を作って横に流すという
髪型にしてくれたのですが
前髪ができると、ますます
雰囲気が幼くなるようです。
会社で、そんな持ち主を見て
持ち主よりはるか年下のお兄さんが
笑いながら言いました。
なんか、高校生みたいになりましたね。
若いですね。と言われれば、そりゃあ嬉しくなるアラフォーの持ち主ですが
高校生のようだと言われると、なんだか複雑な感じです。

ウサギパンダクマ

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ぼくの持ち主が働く
会社の近くに
百円でテディベアが出てくる
ガチャガチャがあります。
このクマが欲しいと
一緒に働くお姉さんが
チャレンジしました。
ガチャガチャから出て来た
プラスチックのケースを
お姉さんはワクワク顔で開けます。
すると中から、クマというには耳の長い動物が出てきました。
よく見ると、ウサギです。
ガチャガチャの説明を読んでみると
クマの他に、ウサギやパンダが当たる時も。
と、いったことが書いてあります。
どうやらお姉さんは、レアキャラのウサギを当てたようです。
しかし、本人は納得がいかないようで
クマが欲しかったのに。
と、悲しそうにつぶやきました。
そんなお姉さんをかわいそうに思った持ち主は言いました。
じゃぁ、百円寄付しますから、もう一度、チャレンジしてください。
お姉さんは、大喜びでガチャガチャを引きます。
そして、次に出てきた動物は。
それは、パンダだったのです。
お姉さんはがっくりと肩を落としました。
でも、レアキャラを二連続で当てるなんて、相当の運の持ち主だと思うのですが。

見透かされる

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忙しくて
なかなか美容院に行けなかった
ぼくの持ち主。
ようやく行ってきました。
5年ほど
お世話になっているお姉さんに
カットとパーマをお願いし
少しだけ
さっぱりきれいになりました。
髪を乾かしてくれるのは
若いお兄さんだったのですが
そのお兄さんは、持ち主に言い続けました。
いいですか?
まず髪を洗ったら、すぐに乾かしましょう。
こうやって、前髪をかるくさすりながら乾かすと、へんなくせがつきません。
いいですか?中から乾かすんですよ。
髪が乾き、仕上げにやって来たお姉さんが、笑いながら言いました。
ずいぶんと言われてましたね。
たぶん。お兄さんは見透かしていたのでしょう。
持ち主が大変面倒くさがりで、髪もちゃんと乾かさず、ほとんど放置していることを。
きっとそうです。
お兄さん、ちゃんと乾かします。
がんばります。

日本美人の会

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都議会議員選挙の季節です。
選挙カーが走り回り
うるさくて憂鬱です。
今朝も、朝ご飯を食べながら
聞こえてきました。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
日本美人の会です。
知っています。
日本美人の会ではなく
日本維新の会であることは。
でも、聞こえてしまうんです。
日本美人の会。
やはり、美人ばかりの政党なんでしょうね。

反省

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最近のぼくと持ち主といえば
長距離通勤と個展準備で
疲れきった持ち主と
そんな持ち主に
語りかけることをやめたぼく。
ぼくらの対話は減り
その関係はまるで
倦怠期の夫婦のようだったのです。
しかし、そんなぼくに
持ち主姉からの一通のお便りが。
最近、日記書いてないみたいだけど
TJ、大丈夫?
と。
ああ。ぼくは反省しました。
持ち主が忙しくとも
持ち主がかまってくれなくとも
ぼくはぼくであり
ぼくの日記を楽しみしてくれている人々の期待を、裏切ってはならないのだと。
こうしてぼくは重い腰をあげ
日々のおもしろいことを見つける旅へと、再び出ることにしたのです。

叙々る

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今日は、会社で一緒に働く
お姉さんのお誕生日だったので
高級焼肉レストラン
叙々苑でランチをする約束を
していました。
持ち主ともうひとりの
お姉さんとで
500円づつの補助金をだし
お誕生日のお姉さんを
祝うのです。
ところが、お誕生日のお姉さんは
うれしくなさそうです。
理由を聞くと、叙々苑でお誕生日ランチをすると聞きつけた
お姉さんの大学生の娘さんが、ランチに参加したいと言っているというのです。
せっかくの誕生日なのに、わたし、娘の分を払うの?
と、お姉さんは言います。
結局お姉さんは、叙々苑ランチに参加したお嬢さんの分をしぶしぶ支払ったのですが
母親の職場までやってきて、おばさんたちと一緒にランチするなんて
いい娘さんだと持ち主はおもったのです。