モノが溜まって仕方のないお友達の断捨離を手伝いに出かけたぼくの持ち主。
朝の11時から夜中の1時まで、片付けを手伝いました。
結果、ゴミ袋10袋を捨て、本とCD3箱と洋服、雑貨6袋売り、
5袋を服の回収に出すことができました。
それでもまだあるお友達の洋服の量に持ち主は、
意外とうちってモノが少ないのかも。
と思いました。
持ち主よ、そんなこと思っていると、またモノが増えますよ。
ぼくは警鐘を鳴らしています。
ぼくの持ち主はトイレから戻り、真剣にPCに向かい仕事をしていました。
ふと、書き留めたいことがあって、メモ帳を取ると、
そこには殴り書きのような男らしい字で、
寝るなよーオ!
と、書いてありました。
その横には、サインらしき一文字が。
誰だ?
一文字に当てはまる仲良しのお姉さんは、
とても綺麗な字を書きます。
だからきっと違います。
その一文字に当てはまる人が、周りには他にいません。
でもきっと、持ち主がうとうとしていたのを見ていた誰かでしょう。
誰でしょう?なぞのメッセージです。
そのなぞが解けたのは帰り道でした。
仲良しのお姉さんから、私のメッセージ見た?
というメッセージがきたのです。
ええ!あの男らしい字、お姉さんだったの?
男らしい字と持ち主に言われて、お姉さんは若干傷ついていました。
部屋の中にあるたくさんのものを減らし始めたぼくの持ち主。
使わないけど捨てられないものがたくさんあって
整理しても整理しても、モノはまだまだあります。
読まなくなった本などを売ってしまおうと、持ち主は出かけて行きました。
結構な量のため、本を持つ手がしびれてきますが、捨てるよりマシだとがんばります。
店に着いて本などを預けてしまうと、持ち主はなんだか開放感に満ちあふれました。
そして、売る本の計算が終わるまで、本やらCDやらを見ながらプラプラしていました。
すると、本コーナーでは、欲しかった本が!
CDコーナーには買おうか迷っていたCDが!
持ち主は、しばしたたずみます。
これは欲しかったもの。買いたかったもの。
買うべきか?
しかし、持ち主はぐっと我慢します。
自分はなにをしにここに来たのか?
手がちぎれるほどに辛い思いをして。
そうです!持ち物を減らしに来たのです。
持ち物を減らしにきて、また購入するなんて本末転倒です。
止めました。
もう少し考えて、どうしても欲しかったら、買うことにするらしいです。