月別アーカイブ: 2016年12月

エスパー


クリスマスに、持ち主姉がプレゼントをくれました。
紙袋を渡された瞬間、持ち主にはそれがなにかすぐにわかりました。
開けてみると、それは思った通りの品でした。

手足がいつも冷たい持ち主は、暖かい靴下を探していました。
ネットでよさそうなものが見つかり、高かったのですが購入してみたところ、とても暖かくてよかったのです。もう一足欲しいと思いつつ、値段がで迷っていたんです。

まさにその靴下が、紙袋に入っていたんです!色も持ち主が買おうと思った黒です!
ああ。持ち主姉ったらエスパーなんでしょうか。

パリパリチキン


クリスマスの連休は、実家で過ごしたぼくと持ち主。
クリスマスイブの朝、大きな骨付チキンを手に持ち主母が言いました。

パリパリチキン作って。

命じられた持ち主は、早速ネットを駆使してレシピをかき集め、パリパリチキンの傾向と対策を打ち立てました。

ポイントは、
数時間から一昼夜汁等に漬け込むことにより下味をつけること。
皮をパリパリにする焼き方は、オーブン210〜230度で、15〜30分ほど焼くこと。

これはすぐに下処理をしなければなりません。
まず、チキンの血のりと脂、皮を切り、綺麗に洗って拭きます。肉に切れ目と皮目はフォークで穴を開け、内側に塩とこしょう、みじんぎりのニンニクを丁寧にぬりつけます。オリーブオイル、オイスターソース、酒、醤油、はちみつ、で作ったタレに、ローズマリー、タイムを入れ、途中、持ち主や持ち主父がお肉をもみもみしながら、約10時間漬け込みました。
これを持ち主母との協議の末、210度でとりあえず20分焼き上げたところ、皮はパリパリ、中はしっとりの、とても美味しいパリパリのチキンが出来上がったのです。

がんばった持ち主。これならきっと来年のお正月は、下働き部から華やかな盛り付け部辺りへ異動できるかもしれません。

賢者シュトレン


カフェを営む持ち主のお友達が、嬉しいことにシュトレンを送ってくれました。
さっそくコーヒーを入れて、シュトレンを薄く切ります。

切り終わってから、お友達の指示通りにシュトレンをぴたっとくっつけてラップに包み、冷蔵庫に保管しました。

コーヒーを飲んでシュトレンを食べた持ち主は、もうちょっと食べたいな。と、思いました。
そして冷蔵庫に行ってシュトレンを取り出し、ラップを開いて薄く切ってから、ふたたびシュトレンをぴたっとくっつけてラップに包み、冷蔵庫に戻しました。

薄いシュトレンを食べ終わり、アホの持ち主は再びシュトレンを食べたくなったんです。
でもね、面倒臭いんです。出すのも切るのもラップに包むのも。

これってもしかして、美味しいからってすぐに食べきらないように、こんな面倒くさい手順があるんじゃないでしょうか。
シュトレン賢いです。
おかげでクリスマスまで持ちました。

白くなりたい


重曹ふりふりで、白くなろうとしたぼく。
結果、ぼくの汚れはほとんど取れなかったのです。

そして今度は、重曹水に浸かることにしました。
浸かること一晩、飛び起きてきた持ち主はぼくを持ち上げ、ひとこと。

汚いな。

やはりほとんど効果なし。
それで結局エマール風呂に一時間ほどつかり、タオルとともに脱水されて陰干しされたのです。
どうです?少しは色白になったでしょうか?

納豆トースト 第2章 チーズそぼろの思い出


美味しい納豆トーストを求めて旅にでたぼくの持ち主。
第1章
いえ、旅にはでていませんが、心の旅には出たんです。

持ち主は、前回の納豆トーストについて反省します。
味が単調であることと、インパクトに欠けることが反省点として抽出されました。

ふと持ち主は、むかし会社の近くの喫茶店で食べたチーズそぼろトーストを思い出しました。
チーズそぼろは、甘辛そぼろの上にチーズがとろけたまろやかな味のトーストです。

これだ!

持ち主は考えました。
味が単調なのは、マヨネーズと納豆のタレのみだからでしょう。

このタレを、煮切りみりんと醤油のタレに差し替えます。
納豆に新しいタレを混ぜて、チーズを乗せて焼きます!
かじります!微妙です!

持ち主の旅は続くのでした。

気取る持ち主


持ち主宅近くに、おいしいパンを売っているホテルがあるんです。
いつも買ってみたいな。と、思いながら、なかなか行けなかったのですが、この日初めて行ってみることにしました。

さて、家を出ようとした持ち主は、ハタと立ち止まり、いきなり着替え始めました。

曰く、

やっぱりほら、ホテルだからさ。一応。

そして、気取ってパンを買いに行きました。

パンは美味しかったですよ。
まぁ。着替えてまで買いにいくほどかはわかりませんが。

重曹前重曹後

重曹前

重曹後

みなさん、どうでしょう。
重曹前と重曹後の写真です。

え?変わらない?

そ、そんなことはないと思います。
少し白っぽくなりましたよね?

実は会社でも、あまり変わらないという噂で持ちきりです。
やはり、重曹水に浸かった方がいいのでしょうか。

重曹


毎年恒例のぼくのお風呂。
今年は、世間でイチオシの重曹を使用してみることにしました。

ビニール袋にぼくと重曹を入れてよく振り数時間放置。
その後重曹を掃除機で吸い取ると、ぼくが綺麗になっているそうです。

本当でしょうか?
ぼく、色白にもどれるんでしょうか?

乞うご期待!

避難訓練


さぁ、待ちに待った避難訓練の日がやってきました!
なんで待っていたって?
なぜならぼくの入っている袋が、避難時にも通用するかをテストしなければならないからです。

避難訓練の放送が鳴ると同時に、すばやくぼくの入った袋を斜めがけにした持ち主。
ささっとヘルメットをかぶり、スマートに非常階段を下りました。

避難袋、成功です!
でも、やはり口を閉じるスナップなんかをつけた方が、ぼくが飛び出さなくてよいかと思います。

花火

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夕飯を食べていた時です。
どーん!という音がしたんです。

なにが起きた?と、キョロキョロする持ち主は、すぐに気が付きました。これは、花火の音です!

玄関やベランダをチョロチョロして覗き込み、ベランダ越しの空の向こう側に花火の頭のてっぺん辺りが見えることを確認しました。

それからの持ち主は、音がするたびにベランダにぺったり張り付いて、きれいだなーと言いながら、花火のてっぺんを眺めました。
外から見たら、さぞや不気味だったのではないかと思います。