開かずの踏切


持ち主の家の近くには開かずの踏切があるんです。
いつもはそこを避けて家に帰る持ち主ですが、買い物をしたり図書館による時はその踏切を通った方が近道です。

ただ開かずの踏切は20分くらい開かない時があり、最近、いまいち運が良くない持ち主は、踏切が20分くらい開かなくても当然なんじゃないかと思ったのです。
しかしここは運だめし。持ち主は開かずの踏切の前に立ちます。すると、ほんの数分で踏切があがったのです。

ラッキー

持ち主はいそいそと踏切を渡り、八百屋で野菜を買い、本日のメインイベント、図書館へと急いだのでした。

ところがようやく図書館に着くと、なんだか様子がおかしいです。図書館が薄暗いのです。
なんとこの日は、月に一度の休館日だったのでした。

ラッキーだったのか、アンラッキーだったのか、持ち主はとぼとぼ家路へと着いたのでした。

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