その日は夕方からとても寒い日でした。
でも、一件目のお店はそこそこ暖かかったんです。
しかし二件目のお店、そこは窓際の席だったのでとても寒かったのです。
ドアが開くとものすごい寒気が入ってきて、お友達とふたり、ひえ〜と叫びました。
その上持ち主はパンプスをだったので、足の甲が冷たくて冷たくて凍ってしまいそうでした。
このままでは、しもやけになりそうです。
そして、喫煙者のお友達に、寂しいから付き合ってよ〜。と言われ、寒空の中、ジタバタしながらお友達のタバコにおつきあい。
ああ、冬って、冬って本当に寒いんですね。
家に帰ってお風呂に入り、持ち主はなんとか凍りついた体を溶かしたのでした。