地図を見ながら思っていたんです。
五反田から自分の家まで歩けるんではないか?と。
距離は2キロもありません。
それを実行する日がやってきました。
用事で五反田に来たので、歩いて帰ってみることにしたのです。ちょっとわくわくします。
道を確認すると、まっすぐ行けば持ち主の知っている道に出るはずです。
それなのに、やってしまったんです。
もしかしたら、こっちに曲がった方が近いかも。と、
地図を見ながらふと思ったんです。
ちょっと右に曲がったらもう、自分の居場所がわからなくなりました。
街灯はあるし、人もたくさん歩いているし、Googleマップも動いてますが、どこにいるのかがわかりません。迷子です。
焦りながらGoogleマップに、近くにあるはずの知っているスーパーの名前を入れて、そこを目指します。
しかし、近くに来ているはずなのにスーパーを見つけられません。
ようやくスーパーにたどり着きいてほっとする持ち主。
ちょっと買い物をして帰途につきました。
でもこのスーパー、かつて一度来ただけで、その時は地図を片手だったのです。安心して地図を閉じていた持ち主は、またしても迷子です。
ここ、どこ?
近いはずなんです。家に。たぶん200メートルも離れてないんです。
地図アプリを立ち上げて、ようやく家にたどり着きましたが本当に怖かったです。
道がうねっている土地は、ついつい方向感覚をなくすから恐ろしいです。