それはぼくの持ち主が、セブンイレブンでコーヒーを買い、機械で淹れていた時のことです。
横で外国人のおじいさまが懸命にコーヒーサーバーの説明を見ていました。
どうやら、コーヒーを買いたいようです。
旅先で助けてもらうことがよくある持ち主は、困っている外国人がいたらなるべく助けようと思っています。
でも持ち主って、それほど英語ができるわけではないんです。もう勢いだけなんです。
今日も適当におじいさんに話しかけ、レジでカップを買うことを懸命に説明しました。
でも持ち主、久しぶりに英語を話したので、気の利いた単語も出てこないし、おじいさまがなにを聞いてるのかもイマイチわからないんです。
何回かおじいさまに説明させて、ようやく彼がカップのサイズについて聞いていることを理解しました。カップのサイズを見せると納得したおじいさまは、笑顔でレジに行きました。
おじいさま、ちゃんとコーヒーを飲めたかな?