ぼくの持ち主は、基本的に

新しいことは苦手の

お家大好きっ子です。

ところが時々

おかしなことを始めます。

昨日の夕方

持ち主はいきなり泳ぎたくなり

家から３０分くらいの所にあるという

市民プールに

いってみることに決めました。それも歩いて。

歩きだして２０分くらい経ち、持ち主の後悔は始まりました。

だんだんと暗くなる空。街灯のない道。

怖くなってきた持ち主は、ダッシュで走り始めました。

道は真っ暗で前がよく見えず、誰も通りません。

こんな所で事件にあっても、自業自得だ。

持ち主は自分のことが情けなくなってきたそうです。

そうしてようやく、息をきらせながら、持ち主は市民プールに着きました。

ところが持ち主は、水泳帽を持っていなかったため、泳ぐことができなかったのでした。