ぼくの持ち主のお友達に
赤ちゃんが生まれたので
会いに行ってきました。
新生児室には赤ちゃんが
たくさん寝ていました。
みんなとっても小さいです。
赤ちゃんを観察していると
すやすや寝ているのに
時々にやっと笑ったり
顔をしかめたり、なかなか、表情豊かです。
小さな手をにぎにぎしたりもしています。
なんともかわいいです。癒されます。
でも、そのかわいさは、造形的な愛らしさではありません。
なんというのでしょう。存在のいとおしさというのでしょうか。
それとも、純粋さへの憧憬なのでしょうか。
持ち主は、そんな無垢な赤ちゃんたちを見ながら
私、汚れている〜。
と、叫ぶのでした。