会社帰り、お友達を待つ
ぼくの持ち主のもとに
猫がやってきました。
ノラのわりに
毛並みもきれいです。
にゃーにゃー泣いて
持ち主の足にまとわりつきます。
どうやら
この辺りに住んでいるようです。
似たような毛並みの猫が3匹いるので
きっと兄弟なんでしょう。
3匹が持ち主に
上目遣いでおねだりします。
えさの催促でしょうが、持ち主はなにも持ってません。
猫を撫でると、とても気持ちよさそうな顔をします。
えさ目当てとはいえ、猫に好かれる。それも3匹に。
それは、持ち主にとって、大変嬉しいことだったのでした。