ぼくの持ち主は
あまり体力がある
タイプではありません。
通勤電車でも、できれば
座りたいとは思います。
けれども、それほど座ることに
執着している訳ではありません。
そんな持ち主が
よく乗る車輌には
持ち主が乗る次の駅で
降りるお兄さんがいます。
毎朝、お兄さんの前に立つのは
なんだか気まずいので
くたびれているときだけにしています。
それが、昨日、ポンっと飛び乗ってつり革を持ったところ
目の前がそのお兄さんでした。
そして今日、再びポンっと飛び乗ってつり革を持ったところ
またまたそのお兄さんの前だったのです。
おにいさん。持ち主は別に、座りたくて仕方ない訳ではないんです。
偶然なんですよ。