写仏

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ぼくの持ち主のわがままを
いつも聞いてくれる
仲良しのお姉さん。
たまには、お姉さんが
行きたいところを言ってよ。
と、言ってみたところ
写経!
と、言われたため
5時半に起きて
鎌倉の長谷寺まで
行って参りました。
長谷寺の写経会場では、3枚の写経用紙を紹介されました。
30分くらいでできるものと、般若心経を写すもの、それから、仏様を書き写すものです。
お姉さんは、般若心経、持ち主は気になってしかたなかった写仏を選びました。
両方とも1時間半から2時間かかると言われ、身を引き締めます。
それぞれ、集中するために離れた席に座ります。
持ち主が仏様を見ると、細かい線がたくさんあって大変そうです。
これは、迷いなく線を引かないと、線が震えるなと、持ち主は分析します。
書き始めると、筆ペンの固さと迷いによって、線が曲がります。
これはいかんと、持ち主は集中します。
迷ってはいけない。流れるように線を引かねばいけない。
これはまるで、持ち主の制作感覚と同じです。
と、集中しているうちに、あっという間に仏は出来上がりました。
かかった時間は、平均の一時間半よりはるかに早い約30分。
受付のお姉さんに、ものすごく驚かれました。
その後持ち主は、お姉さんが般若心経を書き上がるまで一時間ほど待ったのでした。

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