ぼくの持ち主はその日、お昼寝をしていました。
その時見たのは、ふくろうの夢でした。
持ち主は小さなふくろうを飼っていました。
ふくろうは、持ち主が肩をたたくと、肩に飛び乗るくらいに持ち主になついていました。
その日、持ち主が肩をたたくと、ふくろうは飛び上がりましたが、次の瞬間床に転がりました。
ふくろうは、餌をもらっていなかったので、力がでなかったのです。
びっくりした持ち主は、ふくろうの餌を探すと、餌にはびっしりカビが生えていたのでした。
ああ!自分はどれだけ餌やりを忘れていたんだ!と、持ち主は衝撃を受けたところで目を覚ましました。
その数時間後、持ち主は再びうたた寝をしていました。
その時見た夢は、黄色い鳥の夢でした。
持ち主は黄色い鳥を飼っていました。
黄色い鳥は、机の上に乗って潤んだ瞳で持ち主の方をみています。
持ち主が鳥に声をかけると、次の瞬間鳥がパタリと倒れたのです。
鳥は、餌をもらっていたなかったので、力がでなかったのです。
びっくりした持ち主は、あわてて鳥が食べられそうなものを探しました。
ああ!自分はどれだけ餌やりを忘れていたんだ!と、再び衝撃を受けたところで目が覚めました。
これ、なにかのお告げとかでしょうか。