月別アーカイブ: 2014年6月

体内時計

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会社に携帯電話を
忘れて来たぼくの持ち主。
久々に携帯なしの生活です。
家ではPC中心の生活なので
それほど不便ではないですが
心配なのは、目覚ましです。
持ち主は
携帯電話で毎日起きてるのです。
一応、テレビのタイマーを
セットしました。
しかし、習慣とはすばらしいものです。
持ち主は、5時57分にパチリと目を覚ましたのです。
体内時計、動いてます。

5時起き

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ぼくの持ち主のボスたちは
出張が多いです。
その日も
九州出張に行く
ボスが言いました。
明日は5時起きやから
つらいな。
きっと
九州から東京に戻ってくるのに
早い飛行機に乗らなくては
行けないのでしょう。
明日、早い時間に商談があるのですか?
仕事モードで尋ねる持ち主に、ボスは答えました。
ん?サッカー見るの。
持ち主の周りは、今日も平和です。

レア物

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ぼくの持ち主は
作品作りをする時に
紙を使っています。
その紙は
古紙から作るのですが
一番、使い易いのは
トイレットペーパーの芯です。
いろいろな紙で試したのですが
トイレットペーパーが
一番やり易いのです。
けれども
トイレットペーパーの芯は
なかなか手に入らない
レア古紙なので
一年かけて貯めるのです。
そんな話を画廊のオーナーにしたところ
トイレットペーパーの芯をとっておいてくれました。
優しい人です。

グンマー

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朝ご飯を作りながら
テレビの音を聞いていると
ぼくの持ち主の耳に
入ってきました。
グンマー
数年前から
ネット上では、群馬県が
未開の地グンマーとして
いじられているので
そのCMかと思っていました。
でも、群馬のCMってなんだろう?
興味を持った持ち主が
テレビに向き合うと
そこには丸い物体が。
そうです。
それは未開の地グンマーのCMではなく
お掃除ロボット
ルンバのCMだったのでした。
持ち主、どんだけ群馬好きなのでしょう。

日サロへGO

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その日は
ぼくの持ち主のお友達の
ライブでした。
お友達は一緒の会社なので
持ち主の仲良しの
営業のお兄さんたちも
多数参加しています。
しかし、お兄さんたちは
ライブが始めてだったので
いろいろ調べていたらしいです。
そして一人のお兄さんが、とりあえず、日サロ行こうよ。
と、言いだしたのでした。
お兄さんいわく、お友達の歌うジャンルはR&Bで
R&Bは、アフリカ発祥だから、アフリカ系をリスペクトして
肌を褐色にしようと思ったんだそうです。
そんなお兄さんたちのおかげもあり、ライブは大成功だったのでした。

洗濯物

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個展が終了してからの
一週間。
ぼくも持ち主は
へなへなに
疲れていました。
でも、掃除も洗濯も後回しに
していたら
着るものがなくなってきました。
持ち主が一番嫌いな家事は
洗濯なのですが
さすがに洗濯しています。
あとは掃除をして家の中が整えば
いつもの秩序ある生活に
戻っていくでしょう。

疲労回復

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寝ても寝ても、個展の疲れが
なかなかとれなかった
ぼくの持ち主。
そんなお疲れの中、持ち主は
仲良しのお友達と
シャングリラホテルの
アフタヌーンティーに
出かけました。
美味しい紅茶と
美味しいスコーン、
ケーキやサンドイッチを食べ
喋って笑って買い物して
帰りがけに
ふと気づきました。
なんだか、身体が軽いのです。
遊び疲れているはずなのに、なんだか調子がいいのです。
疲れには、心が大きく関わっているのかもしれません。

ポイント交換

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ぼくの持ち主のお友達から
メールがきました。
お友達は今
ポイントを貯めているそうです。
なんのポイントかというと
良い事ポイントらしいです。
例えば、電車で座席が空いても
だれかに譲ってあげるそうです。
こんな感じに良い事をすると
ポイントが貯まるらしいのです。
ポイントが貯まったら、なにもらうの?
持ち主が聞くと、お友達は応えました。
世界征服
数年後、彼女に世界が征服されていたら
良い事ポイントと交換したということでしょう。

冷蔵庫

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個展時、たくさんのお花を
頂いたぼくの持ち主。
お家の中はお花だらけです。
花好きな持ち主は嬉しいのですが
なにせ暑い時期
あっという間に痛んで行きます。
もったいないので
小さな花束を冷蔵庫に入れてみました。
なかなか元気です。
冷蔵庫の扉をあけると
かわいい花がこちらを向きます。
なんだか、とても幸せです。

社交性

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ぼくの持ち主は
Facebookで
長らく連絡をしていなかった
大学時代の友達と
再会いたしました。
ふたりのお友達が
それぞれ違うときに
持ち主の個展に
来てくれたのですが
ぼくが感心したのは
ふたりの社交性です。
持ち主の変わり者の友人たちや
家族、親戚
一般的にはなかなか出会わないような現代美術作家達。
そんな人々に囲まれても
普通に話し、なじんでいるお友達。
素直に、すごいな。と、思いました。
あんな変わった人たちと、仲良くできるなんて
やっぱり彼女らは、持ち主のお友達なんだと思います。