月別アーカイブ: 2011年8月

くまドーナツ

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その日、ぼくの持ち主が

会社から帰宅しようと駅に向かうと

電車が止まっていました。

中央線にはよくあることです。

こんなときは、時間をつぶすに限ります。

その時、持ち主は思い出しました。

ぼくがくまドーナツを

欲しがっていたことをです。

持ち主は

早速ミスタードーナツまで向かいました。

しかし、ミスドに到着して、ドーナツの棚に目をやると

なんと、しろくまドーナツがありません。

茶くまドーナツもありません。

持ち主はドキドキしてきました。

せっかく来たのに、くまドーナツが食べられないなんて。

すると、みどりのくまドーナツだけが、数個残っているのを見つけました。

早速持ち主は、それを注文しました。

そして持ち主は、購入したくまドーナツを、かわいいといいながら

残忍にも、くまの右耳からかじりつきました。

それにしても、しろくまドーナツに会えなかったのは残念です。

これは、リベンジするしかありません。

先が読めない

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ぼくの持ち主の職場には

ちょっと

おもしろいお姉さんがいます。

この方

どのようにおもしろいかというと

言動が読めないのです。

その日も

彼女のエレガントな

ひらひらしたスカートを見て

ぼくの持ち主は言いました。

ひらひらですね。

するとお姉さんは答えました。

ほら。

次に続く言葉を持ち主は想像してみます。

ほら。ひらひらしてるのが好きなの。

ほら。ひらひらしてると優しげに見えるでしょ?

しかし、彼女は言ったのです。

ひらひらしてるとさ、激しく動いてもスカート裂けないじゃん。

お姉さん。どんだけ激しい動きをする気なんですか?

残暑

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ぼくが先週、メランコリックに

夏を回想したせいでしょうか?

厳しい残暑がやってきました。

それでも夜になれば

涼しい風が吹き始め

なんだか秋も

近づいているようです。

でも、ぼくの持ち主は

いまだ

夏バテの様相を見せています。

なぜでしょうか?

持ち主家のキッチン兼リビングは長細い造りです。

そして、古いキッチンの換気扇は、音こそ立派ですが

あまり働きがよいとはいえません。

そして、この部屋にはクーラーがありません。

そうです。持ち主家には、熱がこもりやすいのです。

そのため持ち主は、いつも顔を赤くして、暑い暑いと叫んでいるのです。

もう、夏も終わりですし、くれぐれも熱中症には気をつけてもらいたいものです。

上には上が

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昨日、ぼくの持ち主は

以前働いていた会社の

同期会に参加してきました。

この会社の同期会は

神楽坂付近でする事が多いのですが

持ち主にとって

神楽坂は鬼門のようで

なぜか必ず迷うのです。

この日も、飯田橋駅から

歩きはじめたのですが

駅の辺りをぐるぐるしてしまい

自分がどこにいるのか

わからなくなってしまいました。

もう、店にはたどり着けないんだ。

そう、思った矢先に

まぬけな持ち主はお店を見つけることができました。

ほとんどのメンバーがそろい、まだ来ていないのはひとりとなっていたので

この同期はどうしたのかと、幹事にたずねると、彼女はいいました。

なんか、降りた駅がちがかったみたいよ。

駅のまわりをぐるぐるなんて甘いです。

やはり、降りる駅を間違えるくらいでないと。

餌付け

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ぼくの持ち主が働く職場では

お土産などのおやつが

よく配られます。

お土産を配ってくれるお姉さんは

持ち主には

多めにおやつをくれるよい人です。

その日も、いつものように

多めにおやつをくれた

お姉さんに

持ち主は聞いてみました。

こんなに餌付けして

どうするつもりですか?

すると、ニヤリと笑いながら、お姉さんは言ったのです。

餌付けしてね、その後食べちゃうの。

持ち主、そろそろお姉さんに食べられそうです。

座りたい!

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ぼくの持ち主は

あまり体力がある

タイプではありません。

通勤電車でも、できれば

座りたいとは思います。

けれども、それほど座ることに

執着している訳ではありません。

そんな持ち主が

よく乗る車輌には

持ち主が乗る次の駅で

降りるお兄さんがいます。

毎朝、お兄さんの前に立つのは

なんだか気まずいので

くたびれているときだけにしています。

それが、昨日、ポンっと飛び乗ってつり革を持ったところ

目の前がそのお兄さんでした。

そして今日、再びポンっと飛び乗ってつり革を持ったところ

またまたそのお兄さんの前だったのです。

おにいさん。持ち主は別に、座りたくて仕方ない訳ではないんです。

偶然なんですよ。

秋の気配

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朝です。

ぼくの持ち主が

かったるそうに

起き上がりました。

夏休み明けで

身体のリズムが崩れてるようです。

その上、暑すぎると思ったら

いきなり寒くなったりと

体調悪化に拍車をかけるかのような

天候が続きます。

こういうときは

気をつけなければなりません。

気を許すとすぐに風邪をひきます。

それにしてもこの天気。すっかり秋です。

暑いときは、早く涼しくなってくれと思ったものですが

実際、こんな日々が続くと、もうあの暑い日々はやってこないのかと

少し切なくなるのです。

今年最高の日

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ぼくの持ち主が

眉間にしわを寄せながら

手帳を見ています。

なにも予定がないはずの今日

8月20日に

なにか書いてあるからです。

よくみると、そこには

今年最高の日らしい。と、書いてありました。

持ち主は、記憶を手繰り寄せます。

そういえば、今年のはじめに

今年の運勢をネットで占ったことがありました。

その時、8月20日が

今年最高の日になりそうだと書いてあったので

それをメモしたことを思い出したのです。

今年最高の日である本日、持ち主は、土曜日だというのに出勤でした。

しかも、夏休みが終わってしまい、はじめての出勤です。

こんな状況で、一体、どんなステキなことがあるのでしょうか。

一応わくわくしていますが、いまのところ、とりたてて何もありません。

特別な朝

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きょうが

なんの日だったかといいますと

ぼくの持ち主の

夏休み最後の日でした。

朝、目が覚めた持ち主は

夏休み最後のきょうを

特別な朝にしたいと

思いつきました。

冷蔵庫を開けると

そこには、持ち主姉が置いていった

赤ワインがあります。

そこで持ち主は、特別なこの朝に、ワインを飲むことに決めました。

持ち主は、あまりお酒が飲めるわけではないので

ほんとうに、それは気分の問題でした。

でも、朝からワインを飲むという行為は

なんだか不良になったようで、ワクワクする体験だったのです。

こたろうさんの愛情

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ぼくの持ち主の実家にいる

猫のこたろうさんは

今年12歳になりました。

年男です。

そんなこたろうさんは

持ち主が実家に帰ると、まず怒ります。

まるで

どこに行ってたんだ。

こんなに家をあけるとは何事か!

と説教をするかのようです。

しばらく怒ったあと

こたろうさんは、持ち主を許します。

少し、ゴロゴロ言ってくれたりします。

そんなとき持ち主は思うんです。

こたろうさんは、持ち主たちに飼われている気はなく

あくまでも持ち主の家族であり、持ち主の父であり、兄であり、息子であると。

それも、かなり保守的なタイプです。

でも、その愛情はとても大きいものなのです。