会社で、お友達Aが
絆創膏、持ってないですか?
と聞いたので
ぼくの持ち主は
あるよ。
と、絆創膏を渡しました。
すると翌日、お友達Aが
絆創膏をふたつくれました。
倍返しです。
その次の日、今度はお友達Bが絆創膏ない?
と、言いながらやって来ました。
あるよあるよ。Aちゃんが、倍返ししてくれたから。
持ち主がそう言いながら、お友達Bに絆創膏を渡すと、Bは答えました。
あら。じゃぁ、わたしも明日、倍返しするわ。
そして翌日、お友達Bは、持ち主に絆創膏をふたつくれたのです。
まずいです。このまま倍返しが続くと、持ち主は絆創膏長者になってしまいそうです。
月別アーカイブ: 2013年11月
アホな子
その日、ぼくの持ち主は
喉が乾いていたので
もらった紙パックジュースを
飲もうとしました。
ところが、付属のストローが
ついていませんでした。
ストローを探してみると
太めのものしかなかったので
一応それを持って
お姉さんたちがいる席の方へいきました。
カッターで穴を大きくしてもらおうと思ったからです。
すると、お姉さんたちは、笑いながら口々に言いました。
なに、あんた。そんなストローじゃ入るわけないじゃない。
あんた、パソコンはできるけど、アホねぇ。
ははは。それで飲もうとしてるの?無理だよぉ。
そういうアホなところがかわいいですよねぇ。
その上、大ボスまで楽しそうに言いました。
おまえ、さすがにそれは無理だ。
だから、それは分かってるんですってば。
結局持ち主は、アホな子認定されたのでした。
かっこいいんだぜ
運がつく
首痛
39 ナシレマ
38 マハティールおじさん
そういえば
到着時にお金を両替して
お菓子と水を買って以来
まったく買い物をしなかった
ぼくの持ち主。
会社へのお土産や
友達へのお土産を
買わねばならなかったのですが
売ってるところがなかったのです。
空港に着いて
ようやくお店に巡り会いました。
お店でお土産用のチョコレートを買っていると、外が騒がしいです。
店員のお姉さんもそわそわしています。
どうやら、有名人が来ているようです。
持ち主姉に、なんか、有名人が来てるみたいだよ。
と、伝えると、持ち主姉が目を見開いて、言いました。
ドクターマハティール!
そうです。そこにはなんと、マレーシアの元首相、マハティール氏がいたのです。
ミーハーに近寄って行って、一緒に写真を撮ってもらいました。
たぶんマレーシアで一番有名な人に会えて、大興奮です。
37 最終日
36 砂浜レストラン
35 ナシレマ ナシゴレン
ぼくが誘拐され
無事見つかってからというもの
持ち主はなんとなく
神経過敏になっていました。
ぼくがいなかったことが
とてもショックだったようです。
このショックを癒したのは
マレー料理でした。
朝ご飯にはナシレマ。
そして
ランチにはナシゴレンを食べて
持ち主は徐々に元気を取り戻しました。
特に、今までナシレマをあまり食べたことのなかった持ち主は
この旅ですっかりナシレマ好きになってしまいました。