ぼくの持ち主が行きたがっていた
東飯能のムーミン谷に
お友達のキャリー(仮名)が
息子のまろくん(2歳 仮名)と
一緒に行ってくれることに
なりました。
怪しいお菓子と
お弁当を購入した持ち主は
キャリーをわくわく待っていました。
ところが、キャリーは、なかなかやってきません。どうやら、渋滞にはまってしまったようです。
そこで持ち主は、お散歩がてら、最近気になっている近所のお店を見に行くことにしました。
灯台下暗しとはいいますが、意外と近所のことは知りません。
以前、国分寺付近のおいしい中華があるという記事を読んでいて、どこかと思ったら
なんと、自分の家の前の中華料理屋さんだったことがありました。
それで、自分の住む近所を調べていたら、おもしろうそうなお店がたくさんあったのです。
まず、グエン バン カフェ(NGUYEN VAN KAFE)をのぞきにいきました。
ベトナムカフェ!そんな楽しそうな店が、家から5分のところにあったなんて!
HPに2週間お休みと書いてあったので、お店は閉まっていましたが
たたずまいからしてかなり魅力的です。
そして、カフェ・カシュ・カシュ(Cafe Cache-Cache)という
かわいらしいカフェを見に行きましたが
お店の人が一生懸命ドアのガラスを磨いていたので、あまりのぞけませんでした。
それから、このレンタルボックスというお店と
持ち主一押しの、インド・ネパール料理店ビハニ(BIHANI)の隣にある
持ち主のおんぼろ革ジャンを修理してくれそうな洋服のリフォーム VICさん。
一橋学園も、なかなかおもしろいな〜なんて思いながら
キャリーの連絡を待ちます。けれども、キャリーはちっともやってきません。
それで持ち主は、いつもは行かない方へとトコトコ歩いていきました。
ローソンがあって、美容室があって、その先に、ジュエリー屋さんがありました。
宝飾品店というよりも、もうちょっとモダンな感じです。
こんなところに、こんなお店があったんだ。
でも、こんな場所で、どうやって商売をしてるんだろう?どんな人が買うのだろう?
と、思いながら、時間を持て余していた持ち主は、ウィンドーをのぞいていました。
すると、お店のおじさまが、ドアを開けて「中へどうぞ」と言ったのです。
誰も信じてくれないけれど、持ち主は人見知りなので
知らないところに行ったり、知らない人と話すのが苦手です。
だから、そんなことを言われても、ふつうはぜったいお店に入りません。
でも、なぜか、なぜか、入ってしまったのです。なぜか・・・