見てください。
しろくまですよ。
いえ、ぼくのことではありません。
カフェオレが
クマになってるんです。
クマオレです。
いやぁ、カフェのお姉さん。
もしかして
ぼくの隠れファン
なんじゃないでしょうか？
会ったのは初めてですけど。

見てください。
ぼくのストラップです。
お友達のエミリア様が
ぼくにくれたんです。
どうです。似てるでしょう？
たぶん、ぼくのファンの人が
ぼくに秘密で
こっそり作ったんだと思います。
持ち主姉が、あんまり似てないとか
持ち主が、ＴＪより手足が大きいとか言いますが
これはぼくです。
ぼくに違いありません。

見てください。
しろくまのキーホルダーです。
もらっちゃいました。
これは、ブルボン社という
フランスの会社の
キーホルダーだそうです。
ブルボン社は
お菓子のブルボンではなく
企業の広告用キーホルダーを
作っていた会社らしいです。
コレクターアイテムもあるらしいです。
これをくれたお兄さんは、このキーホルダー類を収集しているらしいのですが
しろくま、ということで、ぼくにくれたのです。
ちょっと、うれしいです。

ぼくの持ち主が
乗り換えのために歩いていると
目の前に、赤いマフラーをした
しろくまを見つけました。
ぼくよりも
少々ぽっちゃり型のしろくまです。
マフラーには
コカ・コーラの文字。
どうやら、コーラのしろくまです。
このクマの持ち主は
学ラン姿の高校生で
リュックの後ろにぶるさがっています。
プラプラ揺れるしろくまを見ていると
落ちてしまうんじゃないかと
なんだか心配になってきます。
しろくまさん、気を付けて。
落ちないようにね。
（このクマは、つくばのスポーツ屋さんで激写してみました。）

こないだのぼくの誕生日に
しろくま特派員のお姉さんが
しろくまラーメンと
しろくま生キャラメルを
くれました。
ラーメンは体験済みでしたが
生キャラメルは初めてです。
しろくま生キャラメルだなんて
しろくまが入っていそうな
ネーミングですが
実際入っているのは、ホワイトチョコレートらしいです。
絵はがきとストラップは、メトロポリタン美術館展に
どうやら、デートで行ってきたらしいお兄さんが買ってきてくれました。
持ち主のしろくまグッズ、どんどん増えていきます。

それは朝、ぼくの持ち主が
電車に乗った時のことでした。
なにげなく
前に座るサラリーマンの首もとに
目がいきました。
紺色のネクタイです。
白いストライプが入っています。
そして、白いストライプの線の上に
なにかが刺繍してあります。
それは、くまです。
赤いリボンをつけたくまが、均等に並んでいるのです。
なんと、くまのネクタイなのです。
きっと、この人はいい人にちがいありません。

無印良品で、キャンバスのバッグが
安売りしていたので
ぼくの持ち主は
これを購入して
ＴＪバッグを作ることにしました。
作り方は簡単で、無地のバッグに
持ち主が作った
ＴＪ消しゴムはんこを
押すだけです。
しかし、はんこは一発勝負。
失敗しないように、気を付けねばなりません。
さてさて持ち主は、バッグの下に台となるものを置き
消しゴムはんこを慎重に押しました。
ドキドキしながら、はんこをゆっくりと外します。
すると、なんということでしょう。
ぼくが横向きに押されているではないですか。
それを見て、持ち主はガックリと肩を落としたのでした。

そのたれ込みは
ぼくの持ち主が働く
会社のお姉さんからだったのです。
その子、バイトしてるでしょ。
お姉さんが
持ち主に言いました。
持ち主がキョトンとしていると
お姉さんは続けます。
カフェでバイトしてるでしょ。
テレビに出てたわよ。
ええっ？ぼくが？
なんとテレビ東京で
しろくまカフェというアニメをやってるらしいのです。
これは、ぼくではありませんが、しろくまの活躍は嬉しいです。

捨てようと思ったら
ほらしろくまが。
と、言いながら
本日も優秀なしろくま特派員が
しろくまネタを
持ってきてくれました。
なんと、ビスコの箱の裏に
しろくまがメッセージとともに
写っているではないですか。
なかなか
かわいらしいしろくまです。
調査したところ
人気があるくまらしく
メッセージも６種類あるようです。
やはり、しろくまには癒しのパワーがあるのでしょう。
ちなみに特派員は、持ち主からの賛辞に対し
しろくま特派員だからね。ふふふ。
と、不適な笑みを浮かべたのでした。

ぼくの持ち主は

古い友人と銀座にお出かけです。

歩き疲れたふたりは

かわいいカフェに入りました。

この

デンマーク・ザ・ロイヤル・カフェというお店は

インテリアが可愛らしくて

なんだかおとぎの国にいるみたいです。

注文したケーキも可愛らしいので

持ち主は写真を撮ろうと

ぼくを引っ張りだしました。

すると、お店のお姉さんが

この子たちもどうですか？

と、ロイヤルコペンハーゲンのシロクマの置物をおいてくれたのです。

なんて、優しい人でしょう。

さっそく、高級シロクマとコラボレーションです。

さすが、高級陶器だけあって神々しいです。