月別アーカイブ: 2011年10月

おめでとう

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昨日は、ぼくの持ち主の旅友達

エリーの結婚パーティでした。

エリーの花嫁姿は

大変かわいかったです。

そして

なによりもすてきだったのは

エリーの夫さんが

エリーのことを大好きということが

いろんな場面でわかるパ−ティで

あったことです。

夫さんが読んだ

エリーのどこが好きかを

たくさん書いた手紙は

なんだかぼくも幸せになるくらい

よいものででした。

けれども夫さんは、エリーが夫さんを置いて旅行に行ってしまうのが

ちょっと悲しかったそうです。

いつも一緒に旅してる持ち主は、そのとき本気で

夫さんごめんね。と、思いました。

でも、夫さんごめんなさい。

エリーとの旅は、楽しくてやめられないと思います。

かわゆす

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だれのことかって?

ぼくのことに

決まってるじゃないですか。

ぼくの持ち主が

かばんを開けると

ぼくがこんな格好でいたそうです。

ぼくとしては

偶然の体勢だったのですが

かなり持ち主的には

きゅんきゅんしたようです。

ちなみにぼくが座ってるのは、縦になった持ち主のお弁当箱で

ぼくが握ってるのはおはしの袋です。

まるで、持ち主のかばん扱いが雑なので

ぼくが必死におはし袋にしがみついてるみたいですよね。

ちょっとラッキー

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みなさん、最近調子はどうですか?

ちょっと、調子悪いな。

とか

気分がでないな。

とか、ないですか?

じつは、ぼくの持ち主も

そんな感じで

少しネクラだったんです。

でも、今日

少し、元気になったんです。

なぜかというと、カールを食べていたら

入っていたらラッキーという

カールおじさん型カールが

入っていたのです!

ラッキーって、なんだかステキです。

ご新規さま

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今の会社では

あまり人気がないぼく。

しかし最近

ぼくの新しいファンができました。

その日

ぼんやりしていたぼくの持ち主は

デスクの上にお湯をこぼしました。

ぼくのかわいい足にも

お湯がかかってしまったので

持ち主はぼくを

いつもとは違う位置

人がよく通る通路側へ避難させたのです。

持ち主が、懸命にデスクのお湯を拭いていると

隣の部の気のいいおじさまが通りました。

その時です。おじさまが、ぼくの頭をなでながら言ったのです。

かわいいねー。

おじさま!正直ですね。

ぼくはかわいいんです。

帰らないで

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仕事が終われば

一目散に家路に着くぼくの持ち主。

その日も仕事が終わり

喜び勇んで

ウキウキ階段を降りていた

持ち主は、急に

止まらなければ

ならなくなりました。

なぜなら

着ていたカーディガンが

階段の手すりにひっかかったからです。

少し後戻りして、手すりまで戻ると

顔見知りのおじさんが、ちょうど階段を上がってくるところでした。

おじさんは、カーディガンにあやつられる持ち主を見ながら

笑いながら言いました。

まだ、帰ってほしくないんだよ。

帰りたいです!今すぐに。

間違えるにもほどがある

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それは、月曜の朝のことでした。

会社へ行くと

お友達がお休みでした。

ホワイトボードに

お友達が出勤する

日付が書いてあります。

それは、11/15です。

まさか、1月も休むのでしょうか?

そんなに長く休む

といった話は聞いていません。

さて翌日

お友達は普通に会社にやってきました。

持ち主は、ホワイトボードを指しながら言いました。

11/15まで休むのかと信じちゃったよ。

すると、お友達は答えました。

あ、間違えた。今日、何日だっけ?

その日は10月18日。

あの。間違えるにもほどがあります。

重病説

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誰の話かというと

ぼくの持ち主のPC

まっくんです。

御年、8歳のまっくん。

OSを入れ替えたりしてましたが

さすがの年代もので

"Intel Outside"のため

最近のOSを入れることが

できなくなっていました。

640MGとメモリも少なく

重すぎて動きも鈍くなってきたため

持ち主は、新たな相棒を求めて

リサーチの日々です。

そんなある日、いつものように愚鈍なまっくんにイラつきながら

日記を書いていたぼくは、硬直しました。

なぜなら、まっくんがいきなりブラックアウトしたからです。

再起動によって、なんとか復活しましたが、これは、危険です。

まっくんがご臨終を迎える前に、早く手を打たねばなりません。

スリープさせたまっくんが起き上がってくれるか

今日も持ち主は不安でいっぱいです。

5本指靴下

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そのさわやかな朝

ぼくの持ち主が

駅に向かって歩いていると

道の向こうに

色あざやかな

何かが見えました。

色使いがカラフルです。

なんだろうと注目すると

それは5本指靴下でした。

片方だけが、くったりと道に落ちています。

形が乱れていないので、洗濯物が落ちて風にふかれ、やってきたのでしょうか?

なんだかさびしそうです。

靴下は、片方がなくなると、もう片方は、なんの意味もなさなくなります。

カラフル5本指靴下の片割れくんは、今ごろタンスの中で

この靴下くんの帰りを待っているのでしょうか?

持ち主は、少々メランコリックな気分になりながら靴下を見つめ

その場を後にしたのでした。

芽がでる

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ぼくの持ち主が

真夜中にレタスを植え替えた時

じつはついでに

レタスの種もまいておきました。

種の説明書に

種まきの時期は10月末まで

と、あったので

まいてみたのですが

だいぶ寒くなってきましたし

正直なところ

あまり期待していませんでした。

ところが、1週間で

レタスの芽がでてきたのです。

持ち主は、ちょっぴり興奮しました。

そして、芽を眺めながら、早く葉っぱになーれ。

と、レタスに話しかけはじめました。

感動しつつも、食べる気満々ですね。

追われる

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ぼくの持ち主が苦手なこと。

それは

背中近くに立たれることです。

背後は見えないので

なんとなく不安になるのです。

朝、会社へ向かう人々で

道が埋まっている時

持ち主は大抵

集団の後方に位置をとります。

その日、なぜかあまり

集団の後ろに行けなかった持ち主は

背後から聞こえる音に

気がつきました。

ガラガラ、ガラガラ。スーツケースを引っ張る音です。

一定のリズムを刻む音に、持ち主はなんだか、追われているような気になります。

そこで、抜かしてもらおうと、歩くスピードをゆるめましたが

スーツケースは持ち主を抜かす様子はありません。

そこで今度は、振り切ろうと、歩くスピードをあげました。

けれどもガラガラ音はついてきます。

ガラガラ、ガラガラ。音が持ち主を追いかけます。

いえ、もしかすると気のせいなのかもしれません。

けれども、ガラガラという音に追われ続けた持ち主は

あまりの不安さに思わず

俺の背後に立つなー。

という、ゴルゴ13の名ぜりふをつぶやきたくなったのでした。