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ねこに好かれる


土曜日ぼくの持ち主は、お友達の家にやってきた猫に会いに行ってきました。

もともと犬派だったお友達でしが、お友達夫の意向で猫を飼い始めたのです。
しかし(思った通りですが)お友達はすっかり猫に洗脳されていてデレデレしていました。

猫大好きな持ち主は、あまりしつこくしたら猫に嫌われると思い、ベタベタすることを我慢して、すごくさりげなく挨拶したところ、この猫はスタスタやってきて、持ち主をクンクン嗅ぎ、そして撫でても抱いても嫌がることなく、されるがままだったのです。

こ、これは!犬好きなお友達が洗脳されるのがわかります。人懐っこい猫です。その上、持ち主の膝で寝てくれました。
なんて、サービス精神旺盛な猫でしょう!

こうやって猫の奴隷は増えていくのです。
ちなみにぼくは右腕をかじられました。ぼくは騙されませんよ!

ボスの心残り

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異動が決まったボスには、ひとつ心残りがあるんだそうです。
それは、ボスの近所に住む猫に会えなくなってしまうことなんだそうです。

もともと猫なんて大嫌い。飼うなら絶対に犬!という犬派のボスを猫派に変えたのは、みーちゃんという18歳の雌猫なんだそうです。
近所で飼われているみーちゃんは、帰宅するボスにごろごろ擦り寄り、愛想よくしたかと思えば、みーちゃんと呼んでも知らんぷりしたりと、かなりのツンデレ猫らしいです。

その悪女ぶりに翻弄されたボスは、すっかりみーちゃんの虜になってしまったのです。みーちゃんを連れて行きたい!離れたくない!と、ボスは熱く語ります。

ボスよ、NNNにぼくと持ち主が推薦しておきますよ。

「NNN(ねこねこネットワーク)は、猫好きの人間に猫(おもに野良猫)を派遣し、飼い猫として幸せに暮らさせるため暗躍している謎の組織である。優良物件(飼い主候補)として認められた人間は最高のタイミングで猫に遭遇して飼い主となる。その猫が死んだ場合や、飼い主が多頭飼いしたいと思い始めた矢先、また新しい猫が偶然を装って派遣されてくる。」
http://ure.pia.co.jp/articles/-/31719?page=3

猫の密度

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ぼくの持ち主の実家にいるでかい猫、ディアボロくん、14歳。
久々に会った彼は、なんだか大きくなっていました。

触ると身体がパンパンです。なんだか肉の密度がすごいんです。
体重も、年末は5.5キロだったのに、今は6.4キロです。
重いです。でかいです。抱くと腰に来ます。
でも、かわいいです。

原因は、彼が大好きなカリカリの食べ過ぎらしいですが、年取ってもまだまだ身体が大きくなるって、なんだか不思議です。普通は食が細くなって、痩せていくんじゃないんでしょうか。

でかすぎです。そして密度がすごいです。

湯たんぽとお灸

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腰が痛くて鳴き叫んでいた、持ち主実家の猫、ディアボロくん。

お灸の他に暖めたらどうかと、小さな湯たんぽを持って行ったら
とっても気に入ってくれたようで、いつもそこに寝ていました。

そして先日、持ち主母かメールがありました。
ようやくお灸が届いたそうです。

持ち主母が自分の足で温度を試してから、ディアボロくんのツボに試したところ
気持ちよかったらしく、ゴロゴロ言ってたらしいです。
効き目はまだ不明ですが、気持ちがよいならよかったです。
湯たんぽとお灸で、つぎに腰がいたくなっても、対処法が見つかったので少し安心です。

腰が痛い 後編

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持ち主母によると、ディアボロくんの腰は大分よくなったらしく
もう、ほとんど鳴くこともなく、大人しく寝ています。

持ち主が、ディアボロくんの腰のツボ、百会を触ると、びくびくっと震えます。
これは、効きそうです。
シッポの付け根にある尾根も軽く触ります。またまた、ビクッとします。

持ち主母がツボを押したときは、泣き叫んだそうなので、本当によくなっているようです。
でも、またいつ痛くなるかわからないし
やっぱりお灸をしていた方がいいだろうという事になりました。

しかし、肝心のお灸が来ないのです。待てど暮らせど来ないのです。
あまりに遅いので、持ち主が到着時間を確認しました。

すると、なんということでしょう。
荷物の到着予定が持ち主の帰った後の年明けになっているではないですか。

ああ。持ち主の今までの努力はなんだったのでしょう。
お灸の使い方や、ツボの勉強。それに、お灸のために4,000円以上も払ったのです。
なんともまぬけです。

ただ、ディアボロくんの腰の調子がよくなっていたことだけが救いです。

腰が痛い 前編

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それは去年の11月のことでした。
ぼくの持ち主のところへ、持ち主母から連絡がありました。
なんと実家猫のディアボロくんが、ぎっくり腰らしいのです。

ディアボロくんは、動くたびに泣き叫ぶほど痛いらしいのですが
病院でレントゲンをとって調べたところ
背骨の一部の骨がくっついていることはわかりましたが
対処は痛み止めを処方するくらいらしいのです。

かわいそうに思った持ち主がいろいろ調べた結果、どうやらお灸が効くとの情報を得ました。
そこで持ち主は、お灸をネットで注文し、猫のツボを勉強し
意気揚々と持ち主実家へと帰ったのでした。

断念

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久しぶりに実家に帰ったぼくの持ち主。
2匹のねこ達とも再会です。

そういえばお友達が、ねこの写真を撮ってきて。と、言っていたことを思い出し
持ち主は2匹の写真を撮り始めました。

けれども、なかなか上手に撮れません。
持ち主はとてもかわいいと思っているのですが、
写真の中のねこたち、ちっとも可愛くないのです。
遠くから撮ったり、近くから撮ったりしてみましたが、あまり効果がでません。
部分ズームにしてみてもダメです。

はい。持ち主は気づいています。
実は被写体が、持ち主が思っているほどは、可愛い見た目ではないことを。
で、写真は断念しました。

でも、かわいいんですよ。持ち主ファミリーにとっては。

重み

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ぼくの持ち主が
年末実家に帰っていた時
久々に、猫のボロちゃんと
眠りました。
ボロちゃんこと
ディアボロくんは
6キロ近い猫です。
猫のまりあちゃんに
育てられたせいか
猫っぽく、人間のことを
あまり必要としていないようです。
けれども
持ち主が寝ていたら
めずらしくボロちゃんが
持ち主の胸の上に
ドスドス乗って来たのです。
結構な重みです。
でも、ボロちゃんが乗っかってくるなんて
あまりない出来事なので、なんだかうれしいです。
どっしりした重みがうれしいです。

ここは俺がくいとめた・・・

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隣の席の営業のお兄さんが
クリスマスプレゼントを
くれました。
ぼくの持ち主が
欲しがっていた
吸盤付きスタンドの猫です。
ここは俺がくいとめた・・・
お前は幸せになるニャ・・・

と、言いながら、苦しそうに
スマホを支える猫なのです。
買ってきてくれたお兄さんの優しさに
いつも仕事の邪魔ばかりしていることを
持ち主は反省したのでした。

甘えん坊

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実家の猫
こたろうさんが
病気のため
持ち主ファミリーは
こたろうさんに
つきっきりです。
そのせいでしょうか?
持ち主ファミリーの
末猫、ディアボロ君の
様子がおかしいです。
異常に甘えん坊です。
いつも、人にちょっかいだされるのが、大嫌いなのに
やたらとスリスリしてきます。
なでなでの要求も激しいです。
抱っこ大嫌いなのに抱かれます。
その上、調子が悪そうにして、同情を引こうとします。
でも、憎めないんです。
この大変なときに、そんな甘えが許されるのも
愛嬌たっぷりのかわいい末猫だからかもしれません。