月別アーカイブ: 2012年12月

ヨーロッパの香り漂う不倫旅行用コート

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ぼくの持ち主が、コートを着て
会社の入り口に立っていると
愛犬家の営業さんが
持ち主を見て言いました。
なんだか、ヨーロッパの香り漂う
不倫旅行にでかけそうな
コートやな。
持ち主が
どれほどものすごいコートを
着ていたのか?というと
そんなことはありません。
よくある、ウール素材の
ベージュのトレンチコートです。
お兄さんこそ、すごいコートを着ています。
お兄さんのコートは真っ黒のロングトレンチコートで、顔も濃いめのため
スナイパー。
と、呼ばれています。
持ち主は、いくらヨーロッパの香りが漂っても
スナイパーには、とってもかないそうにありません。

ワインを飲みたい

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クリスマスイブ
ぼくの持ち主は
持ち主姉とお友達と
3人でクリスマスパーティーを
開催いたしました。
しゃべったり、食べたり
大盛りあがりの頃
ワインを開けることに
なりました。
ところがです。
コルクにスクリューを刺し、引っ張り上げようとしたときのことです。
持ち手部分が、ぼきっと折れたのです。
コルクに刺さったスクリューを見ながら当惑する3人。
ドライバーを使ってひっぱたり、梃の原理をつかったり
いろいろ工夫するのですが、まったく抜けません。
もう、今日はあきらめようか?
持ち主が言うと、酒飲みの持ち主姉は言いました。
飲みたい!絶対に飲みたい!
飲みたがる持ち主姉のために、持ち主は考えました。
ドライバーでスクリューを曲げ、釘抜きを引っ掛け
左右に振りながらコルクをゆっくりゆっくり持ち上げるのです。
すると、それまでびくともしなかったコルクが、すこしだけ上がってきました。
部屋に歓声がわき上がります。
それから、時間をかけて少しずつ、持ち主はコルクを引っぱり
そしてとうとう、ワインを開けたのです。
のんべえのためにがんばった下戸の持ち主は、拍手喝采を浴びました。

漢 オトコ

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ぼくの持ち主の見た目は
確かに女性です。
話などをせず
ただ座っているだけなら
比較的おとなしそうに
見えるかもしれません。
しかしその性格は
熱く、激しく、喧嘩っぱやく
肝の座った男らしい性格です。
昨日の忘年会時、大ボスが
そんな持ち主を呼びました。
さんづけではなく、呼び捨てです。
ちょっと来いや〜。
と、呼ばれたので
なんすか〜
と、大ボスのところに行くと、大ボスは言いました。
ほんと、おまえは男やな〜。
女性です。持ち主は女性ですよ。
今朝、その話を営業さんのひとりにすると、その人は言いました。
いまさらですか?って、言ってやれ。
女性です。持ち主は女性ですよ。

二次元、三次元

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ぼくの持ち主の
隣の席のお兄さんが
携帯ゲームで育てているという娘
と、いいながら
よくわからない動物のような
娘と孫を見せてくれました。
持ち主がそのお返しに
ぼくのかわいい写真の
数々を見せていると
なに?なに?
と言いながら、他のお兄さんが
写真を覗き込みました。
かわいいやん。
と、にやりとしてから
お兄さんはおもむろに
自分のケータイを取り出しました。
そして
見てみて。うちの娘。かわいいやろ。
そこには、スカーフをかぶったミニチュアダックスが
上目遣いでこちらを見上げていました。
二次元。三次元非生き物。三次元生き物。
種類は違えど、みんな、気持ちは同じです。

じゃがりこ研究会

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ぼくの持ち主がはまっているもの
それは、カルビーのお菓子
じゃがりこです。
会社で、隣の席のお兄さんが
期間限定品を
買って来たことによって
始まったじゃがりこ熱は
前のお姉さんに飛び火し
お姉さんは東京駅で
マニアックなじゃがりこを
購入してくる始末です。
3人で、様々なじゃがりこを食べながら、塩味が絶妙とか、
カレー風味が弱いとか、評論します。
じゃがりこ研究会です。
そして、いろいろなじゃがりこを食べ
3人の出した結果、それは
基本に戻ろう。
でした。
こうして研究会の3人は、今日も仲良くじゃがりこを分け合って食べているのです。

面白い恋人

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ぼくの持ち主は
職場でよくおみやげをもらいます。
そんな中
持ち主はすごいお土産を
手にしました。
白い恋人と面白い恋人です。
白い恋人は
ホワイトチョコレートを
クッキーで包んだ
言わずと知れた
北海道のお土産です。
一方、面白い恋人は
白い恋人を真似して発売されたお菓子です。
発売後、訴訟問題になったことで知名度をあげ
持ち主も知るようになりましたが
ふたつを同時に手に入れるなんて、なかなかないことです。
この興奮を、持ち主は画像におさめてみました。
ちなみに、面白い恋人は、みたらし味のゴーフレットとのことですが
食べものにおおらかな持ち主も、いまだ開封できていません。

スマホを使いこなせ

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それは本日のことです。
隣の席のお兄さんが
スマートフォンの
充電ができなくなった
と、持ち主に相談しました。
持ち主が調べてみると
どうやらスマホのバグのようで
アップデートすれば
修正できそうです。
アップデート、してる?
すると、お兄さんは
驚愕な言葉を次々と口に出したのです。
アップデートとかって、よくわからない。
Wi-Fiってなに?
って、いうか、どうやってコンピューターとつなぐの?
持ち主が懸命に説明していると
iPhoneを持つ、もうひとりのお兄さんが笑いながらいいました。
なんか、おじいさんみたいだね。
しかしそれは、コンピューターとスマホをつなぐことの便利さを
説明していた持ち主が、そのiPhoneを持つお兄さんに同意を求めたときでした。
お兄さんは、恥ずかしいそうに言いました。
同期って、実はできてない。
だって、よくわからないんだもの。
なんと彼らは、スマホ持ってるぜ!と、言いながら
あまり使いこなしていない上に
よくわかっていないということが、判明したのです。
いまだガラケーをお使いのあなた。
そんなあなたにスマホを勧めるスマホユーザーは
もしかしたら、まったくスマホを使いこなしていないかもしれません。

第六感

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ここ最近、なんとも説明しがたい
第六感が冴え渡るぼくの持ち主。
今日は、ぱちりと目をあけて
時間を確認した途端
目覚ましが鳴り始めました。
たとえば
かかってきた電話の相手が
誰なのかがわかったり。
考えてた人と出会ったり。
メールを出そうと思った相手から
メールが来たり。
ただの偶然かもしれません。
けれども、持ち主は思うのです。
どんな人でも、多かれ少なかれ
そんな不思議な第六感が、備わっているのではないかと。

癒し健在

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ぼくの持ち主の隣の席に座る
お兄さんは
いつも忙しそうです。
新しい仕事について半年
余裕がないようです。
そこでぼくが
癒してあげることにしました。
こんな風に、書類の陰から
見つめること30分。
ふと、ぼくに気づいたお兄さん。
固かったその表情は、みるみる柔らかくなっていきました。
ぼくの癒し能力、まだまだ健在です。

手が痛い

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ぼくの持ち主が
手が痛いと言っています。
なぜか?
勘の良いあなたなら
すぐにわかったでしょう。
そうです。
iPhoneのいじりすぎです。
手首がやばいです。
肩も痛いらしいです。
完全に遊び過ぎです。
それでも持ち主は
年末年始に、実家でも思う存分iPhoneをいじれるように
実家に無線LAN環境を構築する予定です。