しろくま再びシンガポールへ行く」カテゴリーアーカイブ

86○まとめ○

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こんな風にぼくの持ち主と

エリーの旅は終わりました。

今回も、大きなトラブルもなく

暢気で楽しい旅でした。

そして、別れ際に

エリーが言いました。

次はタイ!

次は、タイです!

けれども持ち主が、その恐ろしい事実に

気がついたのは、体重計に乗ったときだったのです。

そうなんです。日々、朝食を2度とったり、

食べたいだけ食べ、遊びたいだけ遊んだ持ち主の体重は

2キロほど増量していたのでした。

85○トラブル女子再び○

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あっという間に

日本に戻って来た

ぼくの持ち主とエリー。

入国を済ますと

エリーは、バスに乗って

先に帰って行きました。

残された持ち主はというと

3時間弱待つと

国分寺に停車する

幻の成田エクスプレスがあるので、それを待ってみることにしました。

なぜなら、今成田を出ると

新宿付近でラッシュに巻き込まれることがわかっていたからです。

ごはんを食べたり、本屋さんに行ったりして時間を潰した持ち主は

ようやく成田エクスプレスに乗りこみました。

ところが、いきなり成田エクスプレスが止まったのです。

持ち主は、再びトラブル女子力を発揮してしまったのです。

停車すること1時間。

そして、予定では9時43分に着くはずの成田エクスプレスが

国分寺に着いたのは23時近くだったのでした。

結局、ぼくの持ち主が自宅に着いたのは

日本に到着してから約6時間後だったのです。

84○号泣○

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飛行機に乗り込むと

エリーも持ち主も

映画三昧です。

持ち主は初め、

ザック・エフロン様主演の

きみがくれた未来

を見ました。

事故でなくした弟と

毎日森の中で

キャッチボールをする青年が

恋をすることで、

変わって行くといったような話で

よく考えると、ストーリーに無理がある気がするのですが

なぜか、持ち主は号泣してしまいました。

そして、次に見たのは「やさしい嘘と贈り物

こちらは、アルツハイマーで、いろいろなことを忘れてしまったおじいさんが

恋をする話なのですが、こちらも涙が止まらず、持ち主は号泣でした。

映画を号泣しながら見る女。そして、テーブルの上にはしろくま。

たぶん持ち主は、端から見たら、すごく怪しい人であったと思います。

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83○カヤ・トースト再び○

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おなかを空かせたふたりは

まだ時間はあるものの

早めに出国を済ませました。

中に入れば、食べ物屋さんが

あるかもしれないと思ったのです。

ブランドショップを無視し

食べ物屋さんを探していると

いくつか、お店がありました。

コーヒーショップなどを

のぞく持ち主に

エリーは言いました。

カヤ・トースト食べたい。

前日、うっかりシュガートーストを頼んでしまった、エリーのリベンジです。

今回は、間違えずにカヤ・トーストを注文したエリーは

幸せそうにカヤ・トーストにかじりついたのです。

82○空港○

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翌朝、チェックアウトを終えて

空港へ向かう持ち主とエリーは

おなかがすいていました。

空港でリンゴをかじりつつ

なにか食べられるお店を

探しますがありません。

むかしは栄えていた

ターミナル2は、すっかり

さびれてしまったようです。

お店はほとんど

なくなっていました。

なんだか、とってもさびしいです。

81○親切○

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ディナーを終えて

ホテルに戻ったとき

エリーと持ち主は

翌朝のチェック・アウトが早いので

問題ないかを、レセプションに

確認することにしました。

エリーが

レセプションに聞きに行くと

そこには、ガタイのよい

インド系のベルボーイの

おじさんが3人いました。

おじさんのひとりに、エリーが翌日のチェック・アウトの話をすると

3人のおじさんたちは、声を合わせて言ったのです。

No Problem!

おじさんたちは、

大丈夫だよ。問題ないよ。タクシーも予約しておくよ。心配しないで。

と、エリーと持ち主に、大変親切にしてくれました。

平均身長に満たない持ち主と、それよりもっと小柄なエリー。

たぶんふたりは、すごく幼い子だと思われたのだと思います。

80○エリーの活躍○

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シングリッシュを駆使して

一生懸命ジェスリム姉さんと

話していたぼくの持ち主は

はたと、気づきました。

そういえば

エリーはどうしているのだろう?

持ち主がジェスリム姉さんと

話していると言うことは

エリーは、シンディと

シンディの姪のニコちゃん

それから弟さんの

3人と話をしなくてはならないということです。

かなり大変です。

エリーはオーストラリアにいたことがあるので

それほど英語に不自由しないのですが

シンガポーリアンの英語はクセがあって

いつも、聞き取るのに苦労しているようです。

エリーのことが急に気になった持ち主は隣を見ました。

それはちょうど、エリーが身を乗り出しながら

Pardon?

と、聞いているところだったのです。

それを見た持ち主は、なんだかほっとしました。

さすがはエリー。バイタリティーあふれる人です。

帰り道、シャイなニコちゃんが、エリーに笑顔で手を振るのを見て、持ち主は

さすがはエリー。やるね。

と、またまた感心するのでした。

79○姉さん○

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シンガポーリアンの

シンディ姉さんとの付き合いは

かれこれ10年くらいですが

ジェスリム姉さんとは

もうすぐ20年くらいになります。

そんなふたりに加え

シンディの姪のニコちゃんと

シンディの弟さんの6人で

最後の夜は

ディナーとなりました。

場所はホーランドビレッジの

イタリアンです。

ジェスリム姉さんと知り合った頃、持ち主はまだシャイな10代の女の子でした。

英語で話すことが、ちょっと恥ずかしかったこともあり

その頃は無口だった持ち主。

でも、今ではすっかり大人になり、英語で話すことに照れはありません。

通じたらいいや、と思っています。会話も交渉もします。

そんな持ち主の英語の基盤を作ったのは、

やはりシンガポールでの経験であり、そしてシングリッシュです。

だけど、あまり話せなかった持ち主を知るジェスリム姉さんは

よくしゃべる持ち主に大変驚いたようです。

英語、上手になったね。

という、ジェスリム姉さんに、持ち主は堂々と答えました。

シングリッシュがね。

78○プール○

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おなかがいっぱいになった

ふたりの次の予定は

プールに行くことです。

ただ、なんだか空は薄暗く

肌寒い気もします。

でも

せっかく水着を持ってきたので

ふたりはプールサイドへと

出かけました。

まだ入らないというエリーをおいて

ぼくの持ち主は、水に足をつけてみました。

冷たいです。

でも、この後、ディナーに出かけるためにも

少し腹ごなしをしといた方がよいでしょう。

持ち主は、寒さに耐えながら泳ぎ初めました。

泳いでいるとだんだんあたたかくなりますが、水から出ると寒いです。

足だけと言いながら、水につかったエリーも、冷たいと叫びます。

でも、せっかく来たんだからと

ふたりは、ぶるぶるとふるえながら、南国のプールを楽しみました。

77○ハイティー○

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ハイティーで有名なのは

ラッフルズ・ホテル

(Raffles Hotel)の

ティフィン・ルーム

(Tiffin Room)ですが

持ち主母のオススメでは

ありません。

持ち主母は

グッドウッド・パークの

ハイティーに行きなさい。

と、半ば命令系で、持ち主に

アドバイスしてくれましたが

その判断は正しいものでした。

なぜって、ひとつひとつが

大変おいしいんです。

1皿目と2皿目には

サンドイッチ類と

オードブル類を中心に。

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3皿目はスコーンとケーキを

中心に。

そして4皿目は

フルーツを中心に

食べてしまいました。

紅茶はポット2杯分。

お茶が来るのが

遅かったのだけが不満でしたが

あとは大満足です。

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☆TJメモ☆

L’Espresso
add :  : 22 Scotts Rd.,
1F Goodwood Park Hotel
tel : 6730-1743
(月〜木)
2pm – 5.30pm
(金〜日)
12noon – 2.30pm (1st seating)
3pm – 5.30pm (2nd seating)
大人 48$++
(2010年12月現在)