月別アーカイブ: 2009年7月

放置

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お友達のがらす作家さん

三木美帆子ちゃんの個展

行ってきました。

当初、ギャラリーに着いたぼくは

彼女を癒すために

彼女の手の中にいました。

しばらくお話していたぼくらですが

お客様がやってきたため

彼女はぼくを握りしめたまま

接客に出ました。

どうやらお客様は、彼女の作品を気に入り、買ってくれそうです。もう一押しです。

そんなときです。お客様が鏡に移動し始めました。

すると、なんと彼女は、大切に握りしめていたはずのぼくを

棚に放置して、お客様について行ってしまったのです。

あんなに癒してあげたというのに、ぼくを放置だなんて。

お金に目がくらんじゃったんですか?

桃の思い出

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ぼくの持ち主のところに

持ち主母から桃が送ってきました。

桃。桃といえば、持ち主には

恐怖の思い出があるのです。

それは、数年前の夏のことでした。

その年持ち主は、海外旅行に出かけた

持ち主父母にかわり

猫のこたろーさんの世話をするために

実家にいたのです。

ある日、ピンポーンという玄関のチャイムに持ち主がドアを開けると

そこには、2つの薄い段ボールを持った、宅配屋のお姉さんが笑顔で立っていたのです。

桃ですよ、いいですね〜。

お姉さんは笑顔でいいました。

開けてみると、そこには12個の大きな桃が。12個×2箱=24個の桃。おいしそうです。

ただ、ただいまの持ち主家の住人は持ち主一人だけです。

近所の人に配ってもまだあります。毎日食べても減らないです。

そして、桃の寿命は短いです。一日3個は食べてます。まさに桃地獄です。

それから数日後のことでした。

ピンポーンという玄関のチャイムに持ち主がドアを開けると

そこには、段ボールを持った宅配屋のお姉さんが再び笑顔で立っていたのでした。

メロンですよ、いいですね〜。

お姉さんは笑顔で持ち主に言ったのでした。

その年、持ち主の体重が増量したことは、いうまでもありません。

親切な運転手さん

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朝、ぼくの持ち主が

電車に乗ろうとしたら

電車の運転手さんと

外国の人がお話をしていました。

どうやら

行き方を聞いているみたいです。

日本語がわかる日本人にだって

複雑な西武線。

外国の人にはいわんやをやです。


すると、年の頃、40代後半の運転手さんは

運転席から出てきて、不安そうな外国の方に言いました。

着いたらわたしが連れて行ってあげますよ。

乗り換え地が終点とはいえ、なんとも親切な話です。

そして、乗り換え地に着いた運転手さんは

カモーンと言いながら、その人を乗り換え電車に連れていったのでした。

朝から、なんだかステキな光景だったのでした。

白くまくん

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ぼくの持ち主のうちに

新しいクーラーがやってきました。

今まで使っていたクーラーが

あまりに古く

部分的に壊れていたので

大家さんが取り替えてくれたのです。

ごーごーいいながら

湿ったにおいを吐き出し

おまけにフィルターが落ちてくる

クーラーくんを見て、電気屋のおじさんは言いました。

こりゃまた、ずいぶんと古いなぁ。

新しいクーラーの素晴らしいところは、音が静かなところです。

そして、なんといっても省エネのところです。

もちろん機種は白くまくんです。

でも、まだ、なんとか使うことができたクーラーくん。

買い換えることが、本当にエコなのかどうか、ぼくにはわかりません。

ふたまた

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お友達が

ほくの持ち主のところにやってきて

自慢げにサンダルを脱ぎました。

よく見ると

サンダルの下のフットカバーが

親指で分かれた足袋状に

なっています。

なんとも魅惑的な形です。

これなら

トングサンダルも履けます。

最近は、5本指用のストッキングもあるそうなのですが

5本指ストッキングなんて、作るのが大変じゃないでしょうか。

その技術力の高さに脱帽です。

でも、5本指ストッキングでサンダルはいたら、ちょっとおもしろそうです。

安産が得意

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ぼくの持ち主の朝の日課は

なんといっても

目覚ましテレビの占いを

チェックすることです。

いえいえ。

そんなにしっかりとチェック

しているわけではないんです。

ただ、軽く聞き流す程度です。

そんな今朝、いつものように

占いを聞き流していると、すごいアドバイスが聞こえたんです。

今日のラッキーパーソンは、安産の得意なお友達です。

ええ!安産が得意な人って、どういうことですか?難産の人は安産が不得意ってこと?

と、ひととおり突っ込んでから気がつきました。

あ、暗算か。

男子→女子

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ぼくの持ち主のお友達が

男子から女子になりました。

初夏のある日

薄着になったお友達の胸元が

ほんのりと膨らんでおり

それを確認した周囲には

混乱の波が押し寄せたのでした。

少しずつ

そんな話を聞いていた持ち主は

驚きませんでしたが

知らなかった方々の動揺たるや、大きなものだったのです。

でも、みな大人ですから、その身体的変化に一瞬ひるみながらも

つぎの瞬間には表情をかえ、仕事の話をはじめます。

ただ、お友達がミニワンピースにショートパンツで会社にやってきた時は

さすがの持ち主も、むき出しの太ももに驚きました。

そして、会社で太ももむき出しはよくないので

着るなら、ロングか膝丈けのスカート、あるいはスパッツ、ではなくて

レギンスをはいてきたほうがよいと、言いました。

30を越えて、太ももをむき出しにするなんて、いい度胸だ。と、持ち主は言います。

でも、持ち主がミニスカートやショートパンツをはいていた10代や20代の初め

お友達は男子的スタイルで過ごしていたのです。

そう思えば、太ももを出してみたい気持ちも、少しだけわかる気がします。

ブラックカード

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ぼくの持ち主の会社にいる

同じチームのお兄さんが

噂のブラックカード

持ってたんです!

JCBなので

アメリカン・エキスプレスや

ダイナースほどの権威はありませんが

まさかこんな身近に

そんなバブリーな人がいたとは!

ちなみにこのお兄さん

馬も持ってるんですよ。

まぁ、一口馬主ですけどね。

Lの世界

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ぼくの持ち主は

近所のブックオフで「Lの世界」を

売っているのを見つけました。

見てみたい!

でも、ちょっと高価です。

少し考えて、これは、資金力のある

持ち主姉に

資金援助を依頼するのがよいだろうと

考えた持ち主は、さっそく持ち主姉に

この話を持ちかけてみました。

すると、「買っといて。」と、持ち主姉が1万円札を持ち主に渡したのです。

さすが、宵越しの金はもたない持ち主姉です。かっこいいです。

さて、さっそくウキウキブックオフで「Lの世界」を購入した持ち主だったのですが

悲しい真実にぶちあったってしまったのです。

なんと、このDVD、1巻が入ってないコレクターズBOXだったのです!

どうやら、安値で1巻を大量に売り、はまった人だけその後を買わせるという

ディアゴスティーニ的ビジネスモデルだったようです。

早く見たいのですが、1巻を見ないで2巻からみると、話の順序がわからなくなります。

パート1を見なくても、パート2を見れる持ち主ではありますが

やはり、1巻は重要だと思います。

☆TJメモ☆

Lの世界・・・アメリカのテレビドラマ。レズビアンやバイセクシュアルの女性達を中心に据えて、その生の有様を描く群像劇。ウィキペディアより引用

Lの世界 DVDコレクターズBOX Lの世界 DVDコレクターズBOX
価格:¥ 10,290(税込)
発売日:2008-03-07

まさか毒味?

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朝、ぼくの持ち主のところに

汗だくのお友達がやってきました。

ジュースを買いたいのに

1万円札しかないんだそうです。

もちろん持ち主は

ジュース代を貸してあげました。

お昼前に

お友達がふたたびやってきました。

そして、お金を持ち主に返しながら

持っていた

アーモンド 塩バニラ&チョコ」を開けはじめました。

そして、チョコを持ち主に促しながら言いました。

ほら、どう?このチョコ。

わ〜い。いただきます。

と、遠慮なく食べる持ち主をじっと見ながら、お友達は言いました。

どう?わたし、まだ食べてないんだけどさ。

あれ?ちょっと待ってください?

あなた、またまた持ち主に毒味させましたね?