月別アーカイブ: 2013年8月

面倒見のいい人

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ぼくの持ち主は
面倒見のいい人と
よく言われます。
本人としては
あまり自覚がありません。
今日も
持ち主がトイレから席に戻ると
出張に出かける時間のボスが
アワアワしながら言いました。
名古屋駅近くの
レンタカー屋の電話番号調べて〜
言われた通りに調べて、メモをボスに渡すと
それを見ていたボスが大ボスが言いました。
なんでもかんでも、頼りっきりやなぁ。
外出に間に合わなそうで焦る営業さんに
電車の時刻を調べて。と、言われれば調べますし
道がわからなくなった。と、電話がかかってくればナビをします。
持ち主はあくまでも、相手がやるより自分がやった方が
物事がスムーズにいきそうならば手伝う。
と、いうスタンスで
相手に余裕があるときは、もちろん自分やってもらいます。
できるのに甘えてくる人はバッサリいきます。
だから、あまり自分を面倒見がいいとは思わないのです。

トラブル

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ぼくの持ち主が働く
グループには
若手の営業ちゃんがいます。
彼女は、経験不足のため
ひとりでの車の運転を
ボスに禁止されていましたが
この度めでたく、条件つきで
ひとり運転の許可が出ました。
そして
ひとり運転を経験した営業ちゃんに
みんなが質問します。
運転、どうだった?
大丈夫でしたよ〜。
営業ちゃんは笑顔で答えます。
でも、トラブルに見舞われました。
えええ〜。どんなトラブル?大丈夫だった?
あのですねぇ。途中大雨が降ってきまして
うんうん。
ワイパーの出し方が分からなくて困りました。
もちろん、そこにいた全員が
営業ちゃんにツッコミを入れたことは言うまでもありません。

スコーン大好き

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ぼくの持ち主が好きな物に
スコーンがあります。
スコーンは
コイケヤのスナックではなく
パンみたいな粉の塊です。
お友達にも
スコーン好きがいるので
よくいろんなお店のものを
買って食べては
感想を言い合います。
今日は、帰り道に
そのお友達にばったり会ったので
東京駅のフェアリーケーキフェア
銀の鈴マークが入った
スコーンを食べてきました。
お値段は350円と
大変高かったのですが
話がはずみすぎて
味をあまり覚えていないのが残念です。

弟よ

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ぼくの持ち主に
持ち主母から
連絡がありました。
猫のこたろうさんの
調子が悪くて
入院したそうです。
こたろうさんは
もう14歳の
おじいさん猫なので
いつ、急変するのか
わからないとのこと。
生まれてすぐ、持ち主実家にやってきたこたろうさん。
その頃は、弟という感じだったこたろうさんは、いつのまにか兄となり
おじさんとなり、そして、おじいさんになりました。
真っ白だった毛の色も、なんだか黄色くなり、鳴き声はダミ声になり
痩せてくったりした感じは、ほんとうにおじいさんです。
でも、やっぱり、こたろうさんは、持ち主の弟のようなものなので
おじいさんでも、こたちゃん。と、呼んでしまいます。
うっとおしそうに、ニャと、短く答えてくれるこたろうさん。
どうかこたろうさんが、もう少し長生きしてくれるように。
そして持ち主が、一目でもこたろうさんに会えますように。

金龍さま

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金龍さまは
ぼくの持ち主の夢に
時々現れる金色の龍です。
例えば、持ち主が夢の中で
戦っていて
どうにも勝てなそうな時
現れては助けてくれます。
今回、突然現れた金龍さま。
休みといっては
ダラダラしている持ち主は
厳しい金龍さまに
叱られるんじゃないかとビクビクしていました。
すると、金龍さまが言ったのです。
おまえは、疲れているようだから、身体を休ませろ。
えええ。寝てていいの?金龍さま。掃除しなくちゃなのに。
持ち主が尋ねると、金龍さまは言いました。
掃除?そんなものは適当でよろしい。
とにかく、休みなさい。
他にも、いくつか持ち主に指示をして、金龍さまは消えて行きました。
これは、持ち主の都合のよい夢なのかもしれないですが
掃除をしなくちゃしなくちゃと思っていた持ち主は
金龍さまのお許しを頂いて、安心してゆっくり眠り続けられたことは事実です。

ゆっくりお風呂

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暑い日々が続いたせいか
身体の疲れが
なかなかとれないという
ぼくの持ち主。
早寝をしても
牛肉を食べても
なんだかだるいです。
そこで
ぬるめのお湯に
ゆっくりつかりました。
いつも、からすの行水タイプの持ち主ですが
1時間近く、お風呂につかってぼんやりしました。
翌朝、目覚めると、なんだか身体がすっきりしてます。
ゆっくりお風呂、いいみたいです。

窓のつく映画

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それはお昼のことです。
好きな映画はなにか
と、いう話で盛り上がっていた
ぼくの持ち主たち。
そんな中
お友達がう〜んう〜んと
悩んでいます。
好きだった映画。
題名が思い出せないの。
イギリスの映画で、窓がどうとか。
絶対、窓って
単語が入っていたはず。
そこで、持ち主が検索してみます。
イギリス 映画 窓
けれども、これといった題名はヒットしません。
お友達はおとぼけ系なので
持ち主は彼女の言葉をあまり信用してはいませんでした。
その時、持ち主の目に入り込んで来た映画の名前は
眺めのいい部屋 でした。
ねぇねぇ、眺めのいい部屋じゃない?
持ち主が言うと、お友達は、大興奮で言いました。
そうそう!よくわかったじゃな〜い。
そして、お友達はふふふ。と、笑いながらいいました。
窓、はいってなかったね。
やはり。そんなことじゃないかと思っていたんですよ。

虫の声

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ぼくの持ち主は
Yoritsukiという
iPhoneアプリを
購入してみました。
温泉旅館の部屋から
春夏秋冬の風景と
サウンドが楽しめるのです。
とりあえず、夏の夜にして
ヒグラシを鳴かせてみました。
スイカとうちわもあります。
なんか、癒されます。
いつも、ネットサーフと
乙女ゲーばかりの持ち主ですが
たまには、虫の声もいいものです。

温泉へ行こう

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ちょっと、草津に行ってくるわ。
ぼくの持ち主が言いました。
え?今からですか?
ぼくが尋ねると
持ち主は温泉の素を
ヒラヒラふりながら言いました。
ほら、草津。
持ち主が言うには
明日からお友達が
温泉に行くそうで
それがうらやましくて、温泉の素を購入したそうです。
とりあえず、今日はこれで我慢するんだそうです。

友達のこと

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最近、大学時代の友人から
久しぶりに連絡がきて
懐かしい気持ちになる
ぼくの持ち主。
年を重ねるに連れ
生活スタイルや考え方
いろいろなものがかわり
学生時代には仲が良くても
あまり話ができなくなって
しまった人もいれば
いつまでも話ができる人もいます。
後者の友人たちの素晴らしいところは
たとえば、あまり一般的ではない生き方をしている持ち主について
批判することもなく、そのまま受け止めてくれる点なのだと思います。
そういう優しき友人たちに、感謝です。