月別アーカイブ: 2012年1月

浅い眠り

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最近、ぼくの持ち主は

眠りが浅いようです。

眠りについてから

何度か起きてしまいます。

そして、起きる度に時計を見て

あと何時間眠れるかを確認します。

しかしそれは、今朝のことでした。

目が覚めてトイレに行き

もう一度布団に入った持ち主は

時計を見ました。

眠ってすぐだったので

3時くらいではないかと

考えていたのです。

あと、2時間以上は眠れるだろうと、考えていたのです。

しかし、時計に表示されは時刻は5時21分でした。

たった30分しか残されていない睡眠時間に

持ち主はなんともがっかりしたのでした。

コラボレーション

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ぼくの持ち主は

古い友人と銀座にお出かけです。

歩き疲れたふたりは

かわいいカフェに入りました。

この

デンマーク・ザ・ロイヤル・カフェというお店は

インテリアが可愛らしくて

なんだかおとぎの国にいるみたいです。

注文したケーキも可愛らしいので

持ち主は写真を撮ろうと

ぼくを引っ張りだしました。

すると、お店のお姉さんが

この子たちもどうですか?

と、ロイヤルコペンハーゲンのシロクマの置物をおいてくれたのです。

なんて、優しい人でしょう。

さっそく、高級シロクマとコラボレーションです。

さすが、高級陶器だけあって神々しいです。

息苦しい?

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お風呂に入った後は

なるべく汚れないようにと

しばらくビニール袋内での生活を

余儀なくされるぼく。

そんなぼくを見て

ぼくの持ち主の

お友達が言いました。

ねぇ、苦しくないの?ビニール袋。

かわいそうに。空気穴、あいてる?

ストロー、入れたら?

ああ。なんて優しいのでしょうか。思いやりに満ちています。

持ち主にも、この優しさを見習って欲しいものです。

ほっかむり

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それは、ぼくの持ち主が

ある駅に

降り立ったときのことでした。

持ち主の視界に

高級ブランド

ルイヴィトンのモノグラム柄が

入ってきたのです。

かなり広い面積です。

それは

男性用のショルダーバックで

A4サイズが

余裕で入るほどの大きさです。

すごい派手な鞄だな~。

と、持ち主が思った次の瞬間

ヴィトン柄の衝撃など消えてなくなりました。

なぜなら、そのバッグの持ち主が

頭からマフラーをかぶっていたのです。

まるで、手ぬぐいをかぶるかのように。

そして、なぜか目元には大きめなサングラス。

かなり、目立ちます。ついつい、見てしまいます。

おじさま、頭が寒いのですか?

それにしても、不思議なファッションです。

 

額にあと

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その日の休み時間

ぼくの持ち主の前に座る

若い男子が寝ていました。

格好は、机につっぷす形です。

そのため

チャイムが鳴って起きあがった

彼の額には

丸くあとができていました。

結構、大きいです。

持ち主が

ココ、あとができてるよ。

と、いうと、男子はおでこを押さえて、苦笑いしました。

それから数分後、男子を見ると、すでにおでこのあとは消えていました。

持ち主なんて、数時間は消えないのに。

これが若さってやつでしょうか。

妬ましいです。

猫というもの

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年末、実家に帰ったときのことです。

ぼくの持ち主は、かわいいものを見つけました。

それは、猫のまりあちゃんによく似た

色合いの猫用の寝床です。

どうしたのかと聞くと、持ち主母が言いました。

衝動買いしたのよ。

一目見て、これにまりあが寝てたら

さぞかしかわいいだろうって思って

ついつい買っちゃったのよ。

でもね、ちっとも入らないのよ。なかなか思い通りにはならないものね。

持ち主母は、残念そうに言いました。

なるほど。まりあちゃんが寝てたら、それは、相当かわいいでしょう。

そこで持ち主は、まりあちゃんの前に寝床をおいたり、

寝床にマタタビをしかけたりして、まりあちゃんを寝床に入れようと試みました。

しかし、ちっとも入ってくれません。

しまいには、無理矢理寝床に入れようとしましたが、やはりまったく入ってくれません。

やっぱり、持ち主母の言う通り

猫はなかなか、人間の思う通りにはならないものだと、持ち主は悟りました

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時々、勘がさえわたる

ぼくの持ち主。

その日

エキナカに降りたった持ち主は

なぜかふと思いました。

今日は、イベントスペースで

ムーミングッズを

売っているような気がする。

さっそく、持ち主が

イベントスペースに行ってみると

なんと、本当にムーミングッズが

売っているではないですか。

ムーミンが、持ち主を呼んだのでしょうか?不思議です。

持ち主、時々、勘が大当たりします。

本人も、少しびっくりします。

あたり!

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真剣な表情で

お仕事するぼくの持ち主に

お友達がアメをくれました。

わーい。

と、持ち主が喜んでアメを見ると

パッケージに

かわった犬の絵が書いてあります。

へんな犬だ。

持ち主がいうと、お友達は

わたしのにはないよ。

と、アメのパッケージを見せました。

それをのぞきこむと

そこに犬はいません。

もしかして、この犬当たりなのかも!と

持ち主は喜び勇んで家に帰り、さっそく犬の正体を確認してみました。

ところが、こんなに情報が氾濫している世の中だというのに

犬についての情報が、ほとんどでてきません。

この犬、いったい、何者なんでしょう?

気になります。

車内アナウンス

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それは、ぼくの持ち主が

大江戸線に

乗っていた時のことです。

車内アナウンスがかかりました。

次は、国立競技場前。

国立競技場前。

そしてその次に

英語のアナウンスです。

The next stop is Kokuritsukyogijomae.

持ち主は、ふと不思議な気分になりました。

なぜなら、英語のアナウンスで英語を使用しているのは

「The Next Stop is」の部分だけで

長い「国立競技場前」の部分は、そのままローマ字読みなのです。

これでは、あまり英語でアナウンスをする意味がないような気がします。

ちょっと声を出して読んでみてください。

The next stop is Kokuritsukyogijomae.

結構笑えます。

スカートのはきかた

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朝、ぼくの持ち主が

ぶつぶつ言っています。

どうやら

スカートのはきかたについて

悩んでいるようです。

そのスカートは

持ち主がおばさまに

頂いたものなのですが

ボタンの留め方と

スカートのデザインとが

一体化したタイプなのです。

なにを悩んでいるかというと、たくさんあるボタン穴に

どうやってボタンをいれるのかをうっかり忘れてしまったのです。

持ち主は、あーでもない。こーでもないと試行錯誤していましたが

出かける時間が近づいてきてしまいました。

仕方なく持ち主は、スカートがとまる形で適当にボタンを留め

上からセーターをかぶせて出かけて行きました。

そしていまだ、ボタンの留め方が分かりません。