しろくまランカウイへ行く」カテゴリーアーカイブ

18 持ち主姉、現れず

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気持ち悪いのに
夜だと言うのに
お菓子を食べてしまう
お菓子大好きなぼくの持ち主。
お茶を入れて、読書をしていたら
なんだか落ち着いてきました。
そして、よくひとりで
ここまでたどり着いたと
自分を褒めています。
ふと時間を見ると
そろそろ
持ち主姉の到着する時間のはずです。
しかし、持ち主姉はまったく現れません。
それから一時間経っても、持ち主姉は現れませんでした。
持ち主姉が現れなかったら、一体どうなるんだろう?と
チキンな持ち主は不安になってきました。
このmountyなホテルでひとり。不安です。
そして予定時間から2時間経った後、持ち主姉はようやく現れたのでした。

17 お菓子大好き

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ぼくの持ち主が
泊るホテルは
ジャングルのような
山の中にあるため
mountyな中
snakeのように
くねくねした道路のせいで
すっかり酔ってしまいました。
夕飯は、飛行機の中で
食べたおにぎりひとつで
ほとんど食べていないも同然でしたが
酔っていたせいか、食欲が湧いてきません。
でも、ちょっとお腹が空いてるんです。
そして持ち主は、買い物袋の中身を見て、にやりとしたのです。
空港を出た時にあったドラッグストアで
持ち主は大好きなお菓子、TWIXとCottage Friesを購入していたのです。

16 タクシー

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空港で、荷物も無事に
ピックアップし
持ち主は
タクシーに乗り込みます。
タクシー運転手のおじさんは
気のいい人ですが
英語にクセがあって
聞き取れません。
ウェッカトゥーランクイー
と、言われ
Wellcome to Langkawi
だと認識したのは
数回聞き直した後ですし。
マンティーマンティー
と、繰り返すので、なにかと悩んだら
mounty mounty でした。
持ち主は、シンガポールイングリッシュには慣れているけれど
マレーシアイングリッシュにはまだ慣れません。

14 女同士

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ぼくの持ち主は
日本人らしい顔つきなのですが
一人でいるせいか
日本の方にも英語で
話しかけられます。
持ち主が通路側の席に座っていると
日本人の女性二人が
エクスキューズミー
と、やってきました。
窓際と真ん中の席に座るようです。
持ち主が立ち上がると、サンキューと言いながら、二人は席につきます。
持ち主は、本を読みながら、機内で過ごしていたのですが
ふと、隣の2人組が気になり始めました。
持ち主の隣の女子が大変優しい人で
もう一人の女子にジュースを取ってあげたり
ゴミを捨ててあげたりしているのです。
そして、ふたりで話し込んでいます。
本当に来れてよかったね。とっても幸せ。といった会話です。
楽しそうでうらやましいな。やっぱりひとりはつまらんな。
と思った次の瞬間、持ち主はようやく気づきました。
ふたりは手を握りあい、見つめあっていました。
そう。ふたりは恋人同士だったのです。
ああ。持ち主ったら、さきほどの出会いに続き
またまた見せつけられてしまいました。

13 後悔

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イミグレーションを過ぎ
国内線搭乗口にたどり着けば
あとは
飛行機に乗り込むだけです。
空港アナウンスが
マレー語とわかりにくい英語でも
とりあえず
飛行機の近くにいれば
不安はありません。
そのとき、持ち主は
ふと思い出しました。
乗り継ぎ時になんの
手荷物チェックもなかったことに。
こんなことならば
成田で買い物三昧すればよかったと、持ち主は後悔したのでした。

12 大成功

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人の波に流されながら
機内から出て
お店をぬって歩くと
エアロトレインが
見えてきました。
ドキドキしながら
乗り込み、一駅目に到着し
ここはどこかと
キョロキョロしていると
同様に不安だったのか
ヨーロピアンのお姉さんに
ここは、イミグレーションかと尋ねられました。
持ち主が、わからない。
と、答えると、側にいた親切な地元の人が、そうですよ。と、答えてくれました。
エアロトレインを降り、人の波に飲まれそうになりながら看板を探します。
人の波は、イミグレーションへ続きますが
持ち主は、国内線乗り換えに行かねばならないのです。
ドキドキキョロキョロしていると、看板がありました。
でも、そっちの方には人っ子一人見当たりません。
不安になりながらも、看板に従って進むと
小さなイミグレーションがみえてきたのです。

11 乗り継ぎ

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ぼくの持ち主が
今回旅をする上で
一番の難所といえば
乗り継ぎです。
クアラルンプールに
到着したら
国内線の
ランカウイ行きに
乗り継がねばならないのです。
到着したビルから
エアロトレインという
乗り物に乗って、メインターミナルビルに行くのです。
イメージトレーニングはしていましたが
やはり一人ですし、ドキドキします。

10 出会い

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旅に出る前
ぼくの持ち主は
目をキラキラさせて
お友達と話したものです。
ステキな出会いがあるかも。
隣にすごいイケメンが座るかも。
しかし現実は
おならを連発する
おじさんが隣です。
ところが、通路を挟んだ隣側には
なんと若い日本人の男子と
マレーシア人らしき女子が並んで座っていました。
はじめはモジモジしていた二人ですが、徐々に会話が弾んで行きます。
楽しそうです。うらやましいです。
これです。これこそが、出会いなのです。
旅での出会いが隣では始まっているというのに。
持ち主の隣はおならおじさんなのです。