☆凱旋門の呪い2☆
スーパーでは、巨大なチョコや
生ハム、ジュースや水を購入し
2人は、外に出ました。
スーパーに来るとき
持ち主は地図をよく見て
自分たちの位置を確認し
ここから
ラーメン屋までの道のりを
しっかりチェックしていました。
ところが
目印のはずの交差点に出た瞬間
位置関係がいきなりわからなくなったのです。
時刻は19時近く。日が落ちてきています。
これまで友好的に感じた街に、なんだか危険な香りが漂います。
あたりを見回していた持ち主は叫びました。
あ!凱旋門。
そうなのです。
今朝、持ち主たちをビビらせた凱旋門が
こちらをあざ笑うように立っていたのです。
恐怖のランドマークを見つけた持ち主は、
なぜかその途端冷静になり、自分たちの位置関係を認識しました。
ようやく到着した齋心面館は、中華系の人々の憩いの場のようです。
ラーメンは、日本のラ−メンと違ってかなり太いです。うどん級です。
でも、久々の麺と小龍包、アジア風味に大変ホッとします。
おまけに、食べきれなかった小龍包は、持ち帰らせてくれました。