ぼくの持ち主が
会社で使用するPCはMacです。
そんなMacに、ある日
衝撃的な事件が起きたのです。
最新のMacには、便利なことに
SDカードの差し込み口がついています。
場所は、CD-Rを
入れる口の下です。
その日持ち主は
よそ見しながらSDカードを
挿入口に入れたんです。
なんとなく入りが甘かったので
おかしいなと思い、Macを見上げた持ち主は
徐々に血の気が引いていくのを感じました。
なぜなら、CD-R挿入口にSDカードがぴったりささっていたからです。
この細い口に、例えば指を入れたらば
カードはどんどん奥に入って、とれなくなりそうです。
持ち主は、とりあえずディスプレイを持って横に振ってみました。
けれどもSDカードは落ちてきません。
出てこない。どうしよう。
持ち主の額には、冷たい汗が流れていきます。
そのときふと、デスクの上のカッターが目に入りました。
これだっと思った持ち主は、カッターをCD-Rの入り口に入れて
SDカードをほじくり出そうとしました。
なかなかうまくはいきません。
しかし、3回目くらいになってようやく
SDカードが斜めに少しだけでてきました。
持ち主は、小さい三角の部分を、緊張しながら、ゆっくりとつまみます。
取れました!
こうして持ち主は、無事に困難を切り抜けたのです。
よそ見って、本当に危険です。