先週、ぼくの持ち主が働くビルでは
避難訓練がありました。
普通の避難訓練と変わらず
火災の放送が入り、避難です。
しかし、それは階段を降りていた時でした。
なんと、踊り場に
人が座り込んでいるではないですか。
それは若い女子で、足首を触りながら
濡れた瞳でこちらを見つめているのです。
この人は、リアルにケガをしたのでしょうか?
それとも誰かを待ってるんでしょうか?
持ち主だけでなく、周りのみなさんが
なにごとか?と、とまどっています。
気にはなりますが
なんとも話しかけづらい雰囲気です。
持ち主は、お姉さんを気にしながらも
避難集合場所に到着しました。
謎が解けたのは、消防の方の話を聞いたときでした。
その人は言ったのです。
今回の訓練には、怪我人を配備しましたが
大丈夫ですか?と話しかける方が数人いました。
大変よい訓練になったと思います。
ええっ。けが人を配備?
なんと、お姉さんはやらせだったのです。
最近の避難訓練はすごいです。凝ってます。
でも、お姉さんに声をかけられなかった持ち主は
自分をちょっと冷たい人だったと思いました。
そんなに自分を責めないで・・・、きっとお姉さんの演技力が持ち主さんを突き動かすほどのものではなかったんですよ。物事、自分に都合よく考えましょう。さぁ日没までもう少し庭仕事(ガーデニング)。
かずさん!
持ち主ったら、意外と真面目なんですよ。
ガーデニング、がんばってくださいね☆