ぼくが誘拐され
無事見つかってからというもの
持ち主はなんとなく
神経過敏になっていました。
ぼくがいなかったことが
とてもショックだったようです。
このショックを癒したのは
マレー料理でした。
朝ご飯にはナシレマ。
そして
ランチにはナシゴレンを食べて
持ち主は徐々に元気を取り戻しました。
特に、今までナシレマをあまり食べたことのなかった持ち主は
この旅ですっかりナシレマ好きになってしまいました。
「ぼくの旅行記」カテゴリーアーカイブ
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34 いじられる
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29 踊れ踊れ
28 選抜
持ち主には心配なことが
ありました。
前方で踊るマレー舞踊。
見ている分には、楽しいですが
大抵、最後は舞台に引っ張りだされ
一緒に踊らされるものです。
そして、持ち主は、大抵
舞台に上がらされるタイプです。
だから、なるべく踊り子さんとは
目を合わさないように
気をつけていました。
前方では、可愛い子供達が
楽しそうに踊り子さんたちの真似をして踊っています。
その子供達を、きれいなお姉さんが舞台へ連れて行きます。
周りから、おお〜っと歓声があがります。
持ち主も、踊り子さんを見ないように手を叩きます。
すると、踊り子さんたちがテーブルの方に降りてきました。
危険です。見てはいけません。
そして、ジャニーズみたいな小柄で可愛らしいお兄さんが
迷わず持ち主たちのテーブルにすすっとやってきて、持ち主に手を差しだしたのです。
27 ラム肉
26 ディーパバリ
バリのイベントは
海の近くの砂浜に
テーブルが設営してあり
なかなかステキな雰囲気です。
前方では
マレー舞踊を踊っています。
なんとも観光気分満点です。
食事は、インド系中心で
カレーやロティなどですが
メインはやはり炭火焼です。
しかし、人気のある炭火焼のまわりは
身体の大きなヨーロピアンたちがたむろしています。
持ち主は、様子を見ながら
人が少なくなった隙に、炭火焼コーナーに行きました。
すると、ヨーロピアンのお姉さんが、このラム最高よ。
と、言っているのが聞こえます。
お姉さんの言葉を信じ、持ち主もラム肉をもらいます。
席に戻ってラム肉を食べてみると、本当に美味しいです。
あまりに美味しいので、持ち主姉にも半分あげます。
持ち主姉も、美味しい!と叫び
ラム肉、もらいに行ってくる。
と、出かけて行きました。