しろくま再びシンガポールへ行く」カテゴリーアーカイブ

66○チキンライス○

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エリーが

今朝持ち主の食べていた

お粥を食べてみたい

と言ったので、夕飯は再び

ラッキープラザとなりました。

今回持ち主は

海南チキンライスのセット

5.8ドルにしました。

野菜つきなので

ちょっと贅沢です。

お店に並んでいると

前のお姉さんが、ご飯に醤油をかけていたので、ちょっと真似してかけてみました。

チキンライスには2種類あって

お肉をローストしている、皮がパリパリのチキンライス。

それから、日本でも人気の海南チキンライス。

こちらは、お肉をスチームしてあります。

持ち主は、どちらも大好きです。

さて、エリーはと言うと、あんなに食べたいと言っていたお粥ではなく

プロウンヌードル(海老入りスープ麺)を食べていました。

海老に無心に食らい付きながら

この海老、大きい。

と、エリーはつぶやくのでした。

65○リベンジ○

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3時間くらいを陶光で過ごし

ふたりはタクシーで

ホテルまで帰ってきました。

部屋に戻ったふたりは

少しゆっくりしてから

出かける用意をします。

そうです!今日こそは

ナイト・サファリ

(Night Safari)に行くのです。

夕飯を食べるために

部屋を出たふたりは、あれに目が行きました。

あれはなにかというと

いつでも宿泊者が食べてよいフルーツ入れです。

なんと、リンゴが乗っているではないですか!

りんごの前でふたりは立ち止まり、にやりと目を合わせます。

そして、それぞれりんごを手にすると

さっき出たばかりの部屋に戻って行ったのでした。

64○エリーの欲しいもの○

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ぼくの持ち主がここ

陶光に来たのは

3度目なのですが

やはり15年も経つと

様相はかなり変わっています。

以前は、倉庫のようなところから

欲しいものを

掘り出してくるといった

感じだったのでしたが

ずいぶんと

お店っぽくなっていました。

持ち主とエリーは、たくさんの陶器を見て回ります。

持ち主が欲しいと思った魚のお皿は

どうやらアンティークらしく、高すぎるのであきらめ

プラナカン(Peranakan)食器を購入することにしました。

エリーはというと、ずっとある場所をうろうろしています。

そこには、30センチくらいのかわいい象の置物があります。

背中が平らになっていて、植木鉢なんかを置けるようになっているものです。

エリーはそれを見て、とても悩んでいるのです。

買えば?

と、持ち主が言うと、顔をしかめて言います。

置く所がないんだよね。狭いから。

エリーはずっと、その象を見ながら悩んでいましたが、結局買いませんでした。

後日、この話を持ち主母にしたところ

じゃぁ、うちの象、一頭あげるわよ。持って行きなさいよ。

と、言いました。

そうなんです。持ち主実家には、象の置物が4頭もあるんです。

でも、エリーが欲しくて悩んだものよりかなり大きいので

すごく邪魔なのではないかと思います。

でもエリー、欲しかったら、ぜひ、どうぞ。

☆TJメモ☆

プラナカンとは、15世紀頃、マラッカにやってきた中国人たちが、マレーの文化を取り入れて、生まれた独特の文化です。
ご参考

63○陶光○

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さて

いよいよ陶光に向かいます。

タクシーをつかまえ

あらかじめ

印刷しておいた陶光の住所を

ドライバーに見せて

ここに行きたい。

と、言いました。

すると、ドライバーのおじさんは

住所を見てから

知らないなぁ。

と言い、地図を開きました。

どうやら、行ったことのない所のようです。

ジュロンの方かなぁと、ぶつぶつ言いながら、おじさんは車を走らせます。

高速を出ると、陶光の看板が出て来ました。

その横にはPottery Jungleと書いてある看板があります。

どうやら、そこから山に入って行くようです。

そろそろかな?そろそろかな?

と、わくわくしていたのですが、かなりの時間がかかりました。

お店は、看板からかなり山を進んだところにあったのです。

☆TJメモ☆

陶光工藝(私人)有限公司 Thow Kwang Industry Pte Ltd
Address :  85 Lorong Tawas (off Jalan Bahar), Singapore 639823

Tel : 6265 5808 / 6268 6121
Fax : 6265 3811
オーチャード付近からタクシーで30分くらい

62○中国粥○

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怪しいラッキープラザの一階に

フードコートがありました。

少し雑然としていますが

人もたくさんいるし

明るいので

ここで早めの昼ごはんを

食べることに決めました。

まだ

あまりおなかは減ってないので

持ち主は

ポリッジ(中国粥)に決めます。

ポリッジのお店に行くと

一番のオススメは、猪肉粥というお粥のようです。

たぶんこの場合、リアルな猪肉というわけではなく

豚肉のことだとは思うのですが、なんとなく持ち主は不安になりました。

それで、画像を見るとたぶんピータンがのっているお粥にすることにしました。

ピータン粥は大変美味しかったです。

でも猪粥も、ちょっと試してみれば、よかったような気がしてなりません。

61○ラッキープラザ○

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シンガポールに行ったら

ちょっと覗いてみて欲しいビル

それはラッキープラザです。

シンガポールの目抜き通り

オーチャード・ロード

(Orchard Road)の

ブランドばかりの

ショッピングビルが続く中

そこは不思議な世界です。

地下には、マネーチェンジャーや

宝飾品、安売り電化製品の店が並びます。

店の前を歩いていると

お兄さんたちが

ニヤニヤしながら

ハローと声をかけてきます。

上階には、送金専用の

マネーチェンジャーが並び、もっと上に行くと

フィリピンの方々向けのさまざまなお店が並びます。

どちらも、シンガポールに働きに来ている

アマさん(お手伝いさん)向けのお店です。

このビルがどんなところかを知らずに入ってしまったら

たぶんちょっと緊張します。

怪しいです。かなり怪しいです。

でも、こんな怪しさもシンガポールの一部です。

60○予定○

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その日も

ぐたぐた起きた持ち主とエリー。

昨日購入しておいた

パンや果物を軽く食べて

本日の予定を確認しあいます。

本日の夜は、昨日の課題であった

ナイトサファリには行きたいです。

昼間はというと

陶光というところに行きます。

陶光とは、陶器を焼いている窯元で

また、色々なところから仕入れた陶器の卸しもやっているところです。

ここは、持ち主母がシンガポールにいた時

ヨーロピアンの友達に教えてもらった場所です。

アジア風インテリア好きなヨーロピアンには人気ですが

当時は、日本人にはあまり知られていませんでした。

ネットで検索したところ、住所を発見したので、タクシーで行く予定です。

しばらく部屋でのんびりしたふたりは、早めの昼ごはんを求めて出発しました。

さっき、パンをかじっていたというのに。

59○With Compliment○

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あまりリッチではない持ち主が

どうして5つ星のホテルに

泊まれたのか?と、いうと

プロモーションで

安くなってたからです。

朝食なしですが

1泊1部屋、約14,000円。

アルバート・コート・ホテル

(Albert Cort Hotel)は

11,000円だったので

どうせなら、ずっと

グッドウッド・パーク

(Good Wood Park)に

泊まればよかったかもしれません。

でも、シンガポールでの生活を考えると

1,500円あれば、結構贅沢ができるので、ここは考え方かもしれません。

ところで、グッドウッド・パークには

いつでも、宿泊者が食べてよいフルーツがあるらしいのです。

朝食なしだし、これを楽しみにしてました。

でも、いつ行っても空なんです。

グッドウッド・パークの宿泊者は、みんなはらぺこなんでしょうか?

いつかは食べたいです。

58○ドライワンタン麺○

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ナイト・サファリ

(Night Safari)が

中止になったので

ふたりはとりあえず

夕飯を食べに街へ出ました。

ホテル近くの

ショッピングセンター

ファーイースト・プラザ

(Far East Plaza)に行くと

レストランがいくつかあります。

その中でも、長蛇の列を誇っていたのは、ワンタン麺の店でした。

おいしいからなのか、値段が3ドルと安いからなのか、たくさんの人です。

そこで持ち主たちも、並んでみることにしました。

注文して、待つこと10分ほど。ワンタン麺がやってきました。

持ち主たちが想像したワンタン麺とはちょっと異なり

ドライのヌードルにちょっと焦げた揚げワンタンが乗っています。

味は、なんだか甘くて、はじめは微妙だったのですが

チリや醤油などを入れるとなんだかだんだんおいしくなっていきます。

これが人気の秘密でしょうか?

こんな風に4日目は終了しました。

ちなみに、買ってきたビールは寝る前にしっかり消費しました。

57○ナイト・サファリ?○

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ホテルに戻ると、すでに時刻は

20時を回っていました。

予定では

これからナイトサファリ

(Night Safari)です。

ところが

ガイドブックを見ていた持ち主が

気付きました。

なんと、見ようと思っていた

トライバルダンスショー

(Tribal Dance Show)の

最終講演時間が

21時なのです。

ナイトサファリ自体は、0時までやっていますが

今から行ったらショーは見れません。

エリー、どうしよう。今からだと、ショーが見られないかも。

エリーは、ガーンという表情になりました。

なぜってエリーは、前回も時間の関係でナイトサファリをあきらめたからです。

トライバルダンスショー、みた〜い。

エリーが叫んだ後、ふたりは顔を見合わせました。

そして、エリーが言いました。

明日にしよう。

ナイト・サファリ、明日こそ、行けるでしょうか?

二度あることは三度あるに、ならないことを願います。

☆TJメモ☆

トライバルダンスショーは、ボルネオ島サラワク州のトンブアカ族のショーです。

火を吹いたり、槍を投げたりするショーらしいです。