きょう、ぼくの持ち主は
持ち主母の
お友達のお家に行きました。
洋服をもらうためです。
持ち主母友の洋服は
ちょっと清純派ではありますが
パフスリーブ好きな持ち主には
たまらない掘り出しものが
でてくるのです。
大騒ぎして大量な洋服を試着をし、たくさんの洋服をもらうことになりました。
すると、安心したように母友はいいました。
これで、少し荷物がすっきりしたわ。
母友のタンスのこやしが、丸ごと持ち主のタンスに移動。
ぼくはその時、ちょっと怖いと思いました。
しろくまの赤ちゃんを
母グマが地面にぼとぼとと
落としている映像が
テレビで流れました。
まだ、ちいさな赤ちゃんで
落とされるたびに
きーきーと鳴いています。
見られるというストレスからの
母グマの奇行
という説明がありましたがなんとも痛々しい映像です。
ぼくもぼくの持ち主も、赤ちゃんが地面に落とされるたびに
あ〜っと声をあげました。
でも、ちょっと待ってください。
そういや持ち主も、よくぼくを地面に落とします。
どんなストレスからの奇行なのですか・・・
☆TJメモ☆
この赤ちゃんしろくまは、ドイツ南部のニュルンベルク動物園で昨年12月に生まれた雌のしろくま。名前は、雪片という意味のフロック。人工飼育で成長中。(参考 ベルリン ロイター)
ぼくの持ち主一家における
お正月の恒例行事といえば麻雀です。
一年に一度しか開催されないため
参加者はまず、麻雀を思い出すことから始めます。
そして、参加者が麻雀を思い出したころ
その年の運気が見えてきます。
持ち主一家は、麻雀のツキこそが
その年の運勢を左右すると考えているのです。
今年は久しぶりに
ぼくの持ち主にツキが回ってきたようです。
なかなか負けない持ち主に罵倒を浴びせる家族たち。
それは、持ち主がトイレから戻ったときのことでした。
持ち主父、持ち主母、持ち主姉の3人はにやにやしています。
それから、持ち主姉が勝ち誇ったようにいいました。
机を回してやったわ。これでツキは私のもの。
どうやら3人は、持ち主の席にツキがあると考えましたが、席を変えることができないため
机を回すことでツキを呼び込もうとしたようです。
けれどもその後、3人の努力もむなしく、持ち主は勝ち続けたのでした。