月別アーカイブ: 2011年1月

しろくま再びシンガポールへ行く〜52〜

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○ドリアン○

ブギス・ストリート

(Bugis Street)と交差する

クイーン・ストーリート

(Queen Street)に行けば

ドリアンが売っているはず

と、言う持ち主母の言葉を頼りに

ふたりはクイーン・ストリートに

向かいました。

クイーン・ストーリートに

たどり着くと、一軒だけドリアンが売っている店がありました。

持ち主の好きなマンゴスチンも売っています。

ドリアンは、もうすでに皮を剥いてあって

ラップされた状態のものしかありませんが、この際気にしません。

ドリアンにはブランドがあり、それで値段が決まります。

店主のオススメは、猫山皇というブランドですが、30ドルと高くて量も多いです。

持ち主は、10ドルのブランドではないドリアンを指しました。

すると店主は、猫山皇が絶対おいしいからと、猛プッシュを始めます。

でも、量も多いから、10ドルのドリアンでいいと言っても店主は引きません。

絶対、絶対、猫山皇を食べてくれと言います。

しまいには、20ドルにしてやると言いました。

そこで、店主の熱意に負けた持ち主たちは、猫山皇を購入しました。

普通、ドリアンを売っている屋台には

食べられるようにテーブルと椅子が置いてあるのですが

ここは、果物屋さんのためなのか、食べる場所がありません。

近くのホーカー(屋台)に入ると

ドリアンはダメと言われ、追い出されました。

仕方なくふたりは、道ばたでドリアンを広げます。

通る人々は、いぶかしげにふたりを見ますが、もう気にしません。

猫山皇を口にすると、とても甘くとろりとしていておいしいです。

さすがは、店主イチオシブランドです。

でも持ち主は、だんだんおなかが苦しくなってきました。

エリーはというと、おいしいおいしいと言いながら、ドリアンを食べ続けています。

ライチに似た食感で、もう少し甘酸っぱいマンゴスチンは

果物の女王と呼ばれていて、日本人にも人気です。

でもマンゴスチンを食べても、やっぱりエリーはドリアンの方が好きと言います。

エリーのドリアン好きは、相当なものです。

しろくま再びシンガポールへ行く〜51〜

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○4日目○

4日目の朝も、ふたりは

相変わらずゆっくりです。

4日目は、少し多くて

3つなすべきことがあります。

1.ドリアンを食べること

2.ホテルを移動すること

3.ナイトサファリに行くこと

はじめは最悪の印象だった

このホテルにもすっかり慣れ

スタッフが微妙なことと

冷蔵庫が壊れていることと

消毒くさいこと以外では

なかなか悪くないホテルだと思うようになっていましたが

そんなホテルとも今日でお別れです。

起き抜け、エリーの日課、無料のもちゃことモカコーヒーを飲み

無料のビスケットを食べて、チェックアウトの時間12時まで

ふたりはグタグタして過ごしました。

チェックアウトが終わると、荷物をホテルに預け

ふたりはブギス(Bugis)に向かいます。

☆TJメモ☆

写真は、ホテル近くのLa salle SIA Art Collegeです。

しろくま再びシンガポールへ行く〜50〜

うっかり

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24時間営業の

ムスタファセンター

(Mustafa Centre)の中には

所狭しと物が並んでいました。

持ち主たちのお目当ては

チョコレートやお菓子で

どうやら2階にあるようです。

シンガポールは、ほとんどのものを

輸入に頼っているのですが

スーパーマーケットと比べると

なるほど安いです。

マーライオンチョコなんかも安いです。

けれども、中には日本の方が安いものもあります。

チョコレートやクッキー、お茶類をあさり

ふたりは、1時間くらい楽しんだでしょうか?大量のおやつを買いました。

すると、お店のおじさんが購入した袋を結束バンドで

無表情に止めていきます。万引き防止のためでしょうか?

こうして、巨大ビニール袋を手にしたふたりは

ホテルに戻るべく、地下鉄の駅に向かったのです。

事件が起きたのは、地下鉄に乗ってすぐでした。

ホテルは、次の駅です。

ちょうど来た電車に飛び乗ったふたりは

買い物に興奮して、話しこんでいました。

しかし、放送を聞いて驚愕したのです。

放送は、リトル・インディア(Little・India)とは言いませんでした。

ブーン・ケン(Boon・Keng)と聞こえます。

そうなのです。

どうやらふたりは、うっかりと逆方面に飛び乗ってしまったのでした。

こんなふうに、3日目は終わったのです。

しろくま再びシンガポールへ行く〜49〜

○レート○

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ムスタファセンター

(Mustafa Centre)の

近くには、マネーチェンジャーが

たくさんあります。

両替金額を見ると

なかなかレートが良いです。

持ち主は

少し両替をすることにしました。

今回、レートについては

ムスタファセンターが一番安く

リトル・インディア

チャイナタウンが同じくらい。

ブギスが少し高いイメージでした。

オーチャードのラッキープラザは、レートがいいと言われていますが

同じ日にレートを見ていなかったので、どれくらい安いのかはわかりません。

また、お金に厳しいシンガポーリアンからは

シェントンウェイが、一番レートがいいと聞いています。

渋いインド系両替商のおじさまからシンガポールドルを受けとると

持ち主はエリーの方を振り向きます。

するとエリーは、背の高いヨーロピアン男性に声をかけられているところでした。

ナンパでしょうか?

エリーはかわいいので、十分にありえます。

持ち主がにやにやしながら近づくと、エリーの声がしました。

ムスタファセンター?ああ。There!

エリーが、ムスタファセンターを差指します。

どうやら、ナンパではなく道を聞かれていたようです。

エリーは、またもや、なぜか地元の人に間違えられる力

ジモティー力を発揮していたのです。

しろくま再びシンガポールへ行く〜48〜

○散歩○

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昼寝ならぬ夕寝から起きた後

エリーの体調がよくなかったので

ぼくも持ち主も

心配していましたが

ごはんを食べたら

少し元気になってきたようです。

そこでふたりは散歩がてら

24時間営業の

ディスカウントショップ

ムスタファセンター

(Mustafa Centre)に行ってみることにしました。

リトル・インディア(Little India)のアーケードに沿って続く

セラングーンロード(Serangoon Road)をしばらく歩いて

右に曲がったところに、ムスタファセンターはあります。

まだ、買い物客が多いアーケードを

エリーと持ち主は、おしゃべりしながら歩きました。

けれどもすぐに持ち主は

自分の判断が甘かったのではないかと思いはじめたのです。

なぜなら、はじめのうちは、観光客らしき人がたくさんいたのですが

だんだんと歩く人が減ってきたのです。

エリーもそれを感じたのでしょうか。

持ち主の少し後ろについて背後を気にし

怪しい人が近づいてくると抜かされるように持ち主に指示を送ります。

治安の良い国とは言われていますが

21時という時間は、女子ふたりには遅い時間だったかもしれません。

緊張しながら歩いていると、正面がとても華やかになってきました。

いよいよムスタファセンターの近づいてきたようです。

人通りも増えてきて、持ち主は少しだけホッとしました。

しろくま再びシンガポールへ行く〜47〜

○夕飯○

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疲れていたふたりは

ホテルに戻ると

ばたりとベッドに倒れ込みました。

しばらくして目覚めると

時刻は19時を過ぎていました。

窓から外を見ると

道が濡れています。

眠っていて

気づきませんでしたが

どうやら、スコールが降っていたようです。

そろそろおなかが空いてきた持ち主たちは

夕飯を食べに出かけることにしました。

いつも行くテッカセンターの前には

ヴァージ(The Verge)というビルがあります。

全館冷房で、おしゃれな作りですが、中はあまり流行っていないようで

空き店舗ばかりが目立つビルです。

けれども4Fに、きれいめなフードコートがあったので

そこに行ってみることにしたのです。

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時刻は20時少し前。

飽食の国シンガポールでは

まだまだこれからという

時間帯です。

ところが、おしゃれビル

ヴァージのフードコートは

なんと店じまいを

しているところばかりなのです。

唯一開いていた

マレー系ご飯屋さんに行くと

おばさんはとてもイライラした感じでした。

持ち主が注文するものを迷っていると

ナシゴレンしかないよ。早くしとくれ。閉めたいんだよ。

と、キツい口調で言います。

怖いので、持ち主はおばさんの言う通りにしました。

おばさんは、八つ当たりのようにイライラしてましたが

ナシゴレンを持ち主に渡すときは、ほんの少しだけですが優しくなっていた気がします。

少し悪かったと思ったのかもしれませんが、気のせいかもしれません。

しろくま再びシンガポールへ行く〜46〜

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○チキンライス○

水族館の感動が過ぎ去ると

今度はお腹が空いてきました。

水族館を出るには

お土産屋さんを

通り抜けなければならないのですが

そのお土産屋さんを出ると

今度はお食事所が

目の前に広がるのです。

時刻は15時でしたが

おなかが減っていたので

エリーはフィッシュボールヌードルを

持ち主はローストチキンライスを食べることにしました。

しかし、やはりセントーサ(Sentosa)は観光地。

普通、3〜4ドルのチキンライスが、5ドルもします。

でも観光地のわりには、なかなか美味しいチキンライスです。

ちなみに、5ドルは高い!と、叫ぶ持ち主ですが

シンガポールドルは、この時だいたい64円くらい。

日本円で考えれば、350円にもならないのですが、慣れとは恐ろしいものです。

お腹が満たされると、ふたりは、眠たくなってきました。

空を見上げると、なんか雲行きが怪しいです。

これはスコールの前触れでしょう。

ふたりは雨になる前にホテルに戻ることにしました。

しろくま再びシンガポールへ行く〜45〜

○水族館写真○

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まずは、小さい水槽。

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キス攻め

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タツノオトシゴ

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小さい魚

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アロワナ?

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クラゲ

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哀愁のクラゲ

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小さい水槽が過ぎると

いよいよ

水族館最大の魅力

水槽トンネルの登場です。

持ち主たちの頭の上を

サメやエイが泳いでいきます。

大興奮のふたりは

結局トンネルを

2周したのでした。

しろくま再びシンガポールへ行く〜44〜

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○水族館○

シロソ・ビーチ・トラム

(Siloso Beach Tram)に乗って

終点まで行くと

ちゃんと、水族館はありました。

この水族館は

持ち主父がシンガポールに

暮らしていた時の

オススメスポットだったのですが

相変わらずの人気のようで

たくさんの人が並んでいます。

水族館に入ると

まず、小さい魚やヒトデに

触ることができるタッチプールがあります。

持ち主は調子に乗って、小さいサメを触ろうと身を乗り出しました。

すると、エリーが叫んだのです。

危ない!

持ち主が驚いて止まると、エリーが言いました。

カメラ、カメラ!

なんと、持ち主の首から下げたカメラが

水に浸かりそうになっているではないですか!

さすがはエリー。頼りになります。

☆TJメモ☆

Under Water World 大人 22.90$ 子ども14.60$

しろくま再びシンガポールへ行く〜43〜

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○トラムを探せ○

ビーチステーション

(Beach)に着くと

そこからはトラムに

乗り換えなければなりません。

でも、トラム乗り場は

どこにあるのでしょう?

エリーと持ち主は

トラムを探して

ふらふらとさまよいました。

すると、なんだか人が並んでいる場所があります。

近づいてみると、トラムと書いてあります。

おお、さすがはわたしたち!やるね!

と、ふたりはその列に加わりました。

しばらくして、トラムらしきものがやってくると、持ち主は気付きました。

水族館があるのはシロソビーチ(Siloso Beach)。

でも、並んでいるトラムの行き先は、パラワンビーチ(Palawan Beach)なのです。

エリー、これ水族館に行かないみたい!

ふたりは驚いて、列から取び出しました。

危うく反対方向に行くところだったふたりは

水族館に行くトラムを見つけるため、再びさまよい初めました。

ふたりは、得意の仮説をたててみます。

駅のこちらがわから、トラムが出ているということは

反対側の似たようなところからも、トラムは出ているのではないか?

仮説に添って歩くと、ありました。トラムに並ぶ人の列です。

わたしたち、さすがだよ〜。

お互いをほめたたえるふたりのテンションは

相変わらずのスーパーポジティブです。