ぼくの持ち主は

比較的若く見られるのですが

その理由の一つは

前髪だと思います。

もう、いい大人だし

そろそろ前髪は止めようかな？

と思いますが

なかなか止められません。

なぜなら、遺言だから

持ち主は言います。

むかし、好きだった男の子が

前髪があった方がいいと言ったんだそうで

その意見に従っているのだと言います。

遺言には背けないから。

真剣な顔で言い張る持ち主ですが

ちなみにその方は生きてます。元気です。

ぼくには思い当たることがあるんです。

実は持ち主、前髪をあげると持ち主母にそっくりになるんです。

笑っちゃうくらい似てます。

もちろん持ち主母のことは好きだけど、たぶんそれが嫌なんだと思います。

きょう、ぼくの持ち主のところに

マスクが届きました。

５０枚もあります。

だれが送ってくれたのかというと

ぼくのお友達のこまちゃんです。

こまちゃんは、こまちたいぷという

ブログを書いており

ぼくとお友達になりました。

マスク関係の

お仕事らしいこまちゃんは

マスクを買いにいったという、持ち主の行動をぼくの日記でみて

持ち主がマスクが買えたかどうかを心配して、マスクを送ってくれたのでした。

なんて優しいんでしょう。

ぼくのまわりには、やさしい人がたくさんいます。

ぼくは幸せ者です。

そしてこまちゃん、ありがとうございます。

ぼくの持ち主を心配して

大分にいる持ち主姉が

よく電話をくれます。

ありがたいことです。

そんなある日

持ち主姉が聞きました。

なにか、送って欲しいものある？

持ち主は答えました。

そうだなぁ。

お米が少し欲しいかなぁ。野菜も欲しいけど、難しいもんね。

そうだね。野菜はちょっと難しいねぇ。

ここで、持ち主が言いました。

干し野菜とかないのかなぁ。

すると、持ち主姉は言ったのです。

作ろうか？

と、いうわけで、持ち主姉は、持ち主のために

白菜とキャベツとズッキーニを干してくれているらしいです。