月別アーカイブ: 2013年9月

猫を飼う前に

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お友達の新築のお家へ
遊びに行ったぼくの持ち主。
お友達夫婦とは
一緒の会社だったので
懐かしい話で
盛り上がっていました。
そんな中、猫好きらしい
夫君が言いました。
猫が飼いたいんですけど、やっぱり家が傷つきますかね?
そうだね。壁とかガリガリやられるよ。
新築だと、ちょっともったいないかもね。
そうかぁ。
もう、壁紙止めて、漆喰かなんかにしたら?
あと、腰板貼るとか。
すると、夫君は目を輝かせます。
漆喰かぁ。こないだテレビかなんかでみたなぁ。
漆喰って、職人の値段が高いだけなんですよね。
自分で塗ればいいんですよね。
ああ。そうでした。
彼は、フライパンがないのにパエリア鍋を買ったり
恐山に潮来を見に行ったり、オリンピック競技用の水着を欲しがったりと
少々、変わった人だったのでした。
この分だと、まだ飼っていない猫のために、壁の漆喰を塗り始めるかもしれません。

おまけ

img_0500昨日、ぼくの持ち主が
九条ネギ焼きを
買ったときのことです。
おじさまなんだけど
ちょっとイケメンなお店の方。
100円値引きしてくれました。
わーい
と、喜んだ持ち主は
ぼくにささやきました。
このおまけは
本当は閉店時間が迫ってるからなのかもしれないけど
わたしがかわいいから。ってことにしておきます。
持ち主よ。
そういうことにしておきましょう。

九条ネギ焼き

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東京駅をフラフラしていたら
ぼくの持ち主の目に
春巻が飛び込んできました。
スイートチリが
上に乗っています。
すごく美味しそうです。
でも
お店はめちゃくちゃ混んでいます。
持ち主は、後ろ髪をひかれながら
その場を去りますが
もう、脳内は春巻でいっぱいです。
春巻、たべたい。春巻春巻春巻。
そこで、最寄り駅のデパ地下で、再び春巻探しを始めました。
春巻、春巻、と、探していると、持ち主の目に飛び込んで来たのは
九条ネギ焼きでした。
こ、これも美味しそう。
それでも、この日は春巻探しの日です。
春巻、春巻、と、いくつかの春巻を見るのですが
今度はもう、九条ネギ焼きのことばかり考えてしまいます。
もう、脳内が九条ネギ焼きに浸食されています。
と、言う訳で九条ネギ焼きを買ったのですが
持ち主がいつも食べ物のことばかり考えているみたいですが
そんなことはないんですよ。

クマオレ

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見てください。
しろくまですよ。
いえ、ぼくのことではありません。
カフェオレが
クマになってるんです。
クマオレです。
いやぁ、カフェのお姉さん。
もしかして
ぼくの隠れファン
なんじゃないでしょうか?
会ったのは初めてですけど。

甘えん坊

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実家の猫
こたろうさんが
病気のため
持ち主ファミリーは
こたろうさんに
つきっきりです。
そのせいでしょうか?
持ち主ファミリーの
末猫、ディアボロ君の
様子がおかしいです。
異常に甘えん坊です。
いつも、人にちょっかいだされるのが、大嫌いなのに
やたらとスリスリしてきます。
なでなでの要求も激しいです。
抱っこ大嫌いなのに抱かれます。
その上、調子が悪そうにして、同情を引こうとします。
でも、憎めないんです。
この大変なときに、そんな甘えが許されるのも
愛嬌たっぷりのかわいい末猫だからかもしれません。

重要会議

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お昼の時間
お弁当を食べながら
ぼくの持ち主は思い出しました。
持ち主たちは
時々外へランチに行くのですが
昨日、お昼メンバーのひとりと
つぎは
どこのお店でランチをしたいか
と、いう話で盛り上がり
明日、この議題で会議をせねば
と、話していたのです。
ここから、話し合いです。
どこに行きたいか?
どこが安くておいしいか?
行って来た人の感想はどうか?
メニューを見ながら、みんな真剣です。
くだらないですが、なんとも平和で楽しいです。

チームワーク

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ぼくの持ち主は今日
製品のサンプルを
冷蔵庫に入れるという
お当番でした。
お友達ふたりが
手伝うと言ってくれたのですが
持ち主を含めたこの3人
実は協調性のないタイプです。
ひとりは、ひとつの箱から
黙々とサンプルを入れ
もうひとりは
違う箱からサンプルを出して
これまた黙々と数えています。
持ち主は、数えているお友達から、いきなり渡されたサンプルを冷蔵庫にいれつつ
サンプルを入れているお友達に、いきなり伝えられたサンプルの数をメモしつつ
器用に身体をねじ曲げて対応していました。
ところが、意外なことに、あっと言う間に作業は終わったのです。
チームワークとはほど遠い、まったく協力的にみえない個人プレーの3人が
意外なパフォーマンス能力を見せつけたのでした。

もう少しだけ。こたろうさん

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腎臓の病気で入院していた
猫のこたろうさん14歳が
退院しました。
久々に会うこたろうさんは
すっかり痩せこけていて
痛々しい姿です。
抱くと軽すぎて、悲しくなります。
多分、もうそんなに長くは
一緒にいられない気がします。
こたろうさんは、外に出たがります。
猫は死ぬ姿を見せないと言うから
死に場所を探しに行こうとしているのかもしれません。
でも、もう少しだけ、もう少しだけ、生きていて欲しいのです。