それは今朝のことでした。
ぼくの持ち主が会社へ行く道すがら
道路に目をやると
空き缶がひとつ転がっていました。
車がとおるたび、その勢いで
空き缶はころころと音をたてて
楽しそうに道路を転がります。
その時です。
向こうからやってくる車のタイヤが
ちょうど空き缶の上を通りました。
ガコーンという大きな音に、通行人が振り返ります。
そこには、さっきまで転がっていた丸い空き缶の姿はなく
一瞬にしてぺったんこになった、変わり果てた空き缶の姿があったのでした。
せつない。
それを見た持ち主は、思わずつぶやいたのでした。
車両感覚を身につけるため、走行中にマンホールの蓋·小石·空き缶があったら左のタイヤで狙って踏みます。小石が飛ぶかもしれないので気をつけましょう。
推進!安全運転☆