空き缶の運命

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それは今朝のことでした。

ぼくの持ち主が会社へ行く道すがら

道路に目をやると

空き缶がひとつ転がっていました。

車がとおるたび、その勢いで

空き缶はころころと音をたてて

楽しそうに道路を転がります。

その時です。

向こうからやってくる車のタイヤが

ちょうど空き缶の上を通りました。

ガコーンという大きな音に、通行人が振り返ります。

そこには、さっきまで転がっていた丸い空き缶の姿はなく

一瞬にしてぺったんこになった、変わり果てた空き缶の姿があったのでした。

せつない。

それを見た持ち主は、思わずつぶやいたのでした。

空き缶の運命」への2件のフィードバック

  1. 走り屋の基本練習

    車両感覚を身につけるため、走行中にマンホールの蓋·小石·空き缶があったら左のタイヤで狙って踏みます。小石が飛ぶかもしれないので気をつけましょう。

    返信

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