ぼくの持ち主は
かなりのおっちょこちょいです。
それは、こないだのことでした。
契約書の袋とじを頼まれた持ち主は
製本テープを必要な長さに切り
きれいに半分に折って
用意をしました。
持ち主が丁寧に準備するのは
準備を怠ったために
失敗した経験が数多くあるためです。
片方だけテープをはがし、はじをあわせて表面にゆっくりとはりつけます。
テープの中心にはさみをいれ、表側のあまったテープを後面にはりつけたら、
あとは、契約書の長さにカットしたテープを裏面にはりつけてできあがりです。
折り目もきれいにできました。成功です。
安堵のため息をついた持ち主は、それを持って立ち上がりました。
それから契約書をよく見る持ち主。
すると、なんということでしょう。
本来、ホチキスで止めた上に製本テープをはるところを
なんと、逆側に製本テープが張ってあるではありませんか。
まさに、切らなきゃ読めない袋とじ状態です。
持ち主は青ざめました。
そして、今度はゆっくりとテープを剥がし始めたのでした。
こうしたことは、持ち主にはよくあることです。
ゆっくり丁寧に開く派ね。
私も契約書の製本、あの会社でよくやりました~
結構好きでしたよ~☆
あ、総務のテープ。。。
ばりっとやると、はんこもらい直しですから・・・
りぃちゃん。きれいに製本するコツ教えてください☆
耳ちゃん。テープをむだにしたのがバレましたね・・・