しろくま九州へ行く〜満腹由布院編〜

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持ち主の飛行機は

無事に大分空港へと到着しました。

空港に到着すると、出口で持ち主姉が

手を振っているのが見えました。

持ち主は、姉に手を振りながら

手荷物を待っていました。

けれども、

早めにチェックインしたせいでしょうか?

荷物がなかなか出てきません。

じっとベルトコンベアーを見ていると

不思議なものが回ってきました。

巨大な皿に、なにかが乗っています。よく見ると巨大なウニの軍艦巻きです。

お皿には、「ようこそ、おおいたへ」と、書いてあります。

持ち主はケータイを取り出して、回転寿司状態の巨大寿司を激写しようとしますが

動きが早過ぎて、追い付きません。

そんな時、持ち主の荷物が回ってきました。

持ち主は、巨大ウニの軍艦巻きを諦め、荷物を取り上げました。

その後、持ち主姉に聞いたところによると、時々海老も回っているそうです。

羽田は、お寿司回ってなかったっけ?

持ち主姉よ、そんなすてきな空港は、大分空港だけだと思います。

そんなお茶目な持ち主姉が、空港で落ち合うなり、真剣な面持ちで、持ち主に言いました。

相談なんだけど、なにか、洋服ないかな?

あるけど、なんで?

持ち主姉はなにを言ってるんでしょう?

すると、持ち主姉は、衝撃的な事実を打ち明けてくれました。

実はね、さっきトイレに行ったとき、チャックをあげようとしたら壊れたみたいで

あがらなくなって、コートの下は、社会の窓が全開なんだよ〜。

なんということでしょう!社会の窓が全開なんて!

持ち主が持っているのは、買ったばかりのおニューの服だったので

貸したくはありませんでしたが、仕方なく貸してあげました。

社会の窓が全開では、どうにもなりません。

ご存知の方もいるかもしれませんが、こんな持ち主姉の職業は、大学准教授です。

社会的な問題も解決し、持ち主は、持ち主姉の愛車、真っ赤なロードスターに乗り込みました。

持ち主姉は、由布院に向けて車を走らせます。

由布院にある由布岳という山。じつは、持ち主姉の名前の由来になった山です。

ところが、この付近にくるたび、持ち主姉は、雨、雪、霧に見舞われるのだそうです。

持ち主姉は、由布院に嫌われているのでしょうか?

由布院に到着すると、持ち主姉が、おしゃれな無量棟のTan’s barに連れていってくれました。

ちょっぴりきどった後、近所のイタリアン、アルテジオでお夕飯をいただきました。

とってもおいしかったせいで、持ち主のおなかのふくらみは、恐ろしい事になっています。

車がカーブするたびに、持ち主は胃の中のものが飛び出るのではないかと、ひやひやしました。

ようやく持ち主姉家にたどり着くと、持ち主は一安心しました。

すこし休憩すれば、きっと胃腸もこなれてくるはずです。

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ところで、持ち主姉家に来たぼくの目的は

もちろん持ち主姉に会うことなのですが

もうひとつの目的は

持ち主姉のところに住む

旧友シャオフゥ氏に会うことでした。

シャオフゥ氏とは

持ち主姉がマレーシアに留学していた時に

購入したアヒルです。

そんな彼は、持ち主姉がマレーシアから帰国する際

彼女の大量の本と共に

一ヶ月かけて船で日本までやってきたため、

身体中にカビが生え、緑になったという激しい経歴の持ち主です。

そんなシャオフゥ氏にも久々にあえて、ぼくは、たいそううれしかったです。

☆TJ旅のメモ
大分の巨大寿司・・・「おおいた海鮮PR事業」として、ツーリズムおおいた(大分県観光・交通ホスピタリティー推進会議)が主体となって実施しているそうです。

無量塔(MURATA)・・・おしゃれな山荘。

アルテジオ(artegio)・・・ 由布院イタリアン。

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